日時:平成26年4月10日(木) 20:00-20:58
場所:FM21
ひろみ/4月10日木曜日、午後8時になりました。皆さん、こんばんは。本村ひろみです。
あっこ/沖国大の宮城 あきこです。
ひろみ/さあ、この時間からはミキオポストOnRadioのスタートです。もちろん、メインパーソナリティはこの方です。
ミキオ/下地ミキオです。よろしくお願い申し上げます。
ひろみ・あっこ/よろしくお願いいたします。まあ、暖かくなりましたね。4月になりまして。
ミキオ/あったかくなりましたね。
ひろみ/ねえ。
ミキオ/あったかくなりました。
ひろみ/やっぱり外、歩いてると汗かいたりします?
ミキオ/そこまではいきません。
ひろみ/でもミキオさん、いつも日焼けをしているイメージない?あっこちゃん。
あっこ/はい、あります。
ミキオ/僕はね、黙っててもね、下地さんお酒飲んでるの、と言われるときあるんですよ。黒くならない。真っ赤になる。
ひろみ/真っ赤ですね。
ミキオ/NHK討論とか、テレビタックルとか、いろんなテレビ番組出るじゃないですか。ものすごく、おさえるわけ。
ひろみ/お化粧するんですよね。
ミキオ/お化粧して。
あっこ/そうなんだ。
ミキオ/そうしない限り、みんなからあとで、お酒飲んで出てんじゃないかって。そういうような声があるので。「違いますよ」っていつも言うのが私の仕事みたいな感じです。
ひろみ/あれは、塗っているんですか?日焼け止めクリームとか何とか。
ミキオ/そういうのは、また塗らない。
ひろみ/うらやましいぐらい。つやつやして。
あっこ/つやつやして。
ひろみ/シミないし。
ミキオ/これは、沖縄の化粧品使ってますから。
ひろみ/その辺を詳しく伺っていきたいなぁと思うんですけど。
あっこ/気になります。
ひろみ/海洋深層水とか、ちらって言ってましたね。さて、ラジオお聞きの皆さんには、なんと文字でもこの番組を見ることができるんです。
あっこ/きょうの放送もアイセック・ジャパンさんのサービスを利用して、リアルタイムで文字情報を発信しております。こちらは、ミキオポストホームページサイトの右上のほうからクリックして、飛ぶことができますのでぜひご覧ください。
ひろみ/ミキオポストサイトも、良くチェックしてくださいね。
では、ここで1曲お届けいたしますが、彼女は留学経験があるということで、きょうはディレクターが、英語の曲を選んでおります。ちょっとプレッシャーかな?では、曲の紹介をしていただきましょう。
あっこ/はい。うまく言えるか心配ですけど、本日1曲目は、シンディー・ローパー、「Girls just want to have fun」
ひろみ/ヒュー。
♪ シンディー・ローパー/Girls just want to have fun ♪
ひろみ/ミキオポスト OnRadio。番組をお届けしております。メインパーソナリティーの
下地ミキオさんなんですが、お忙しい中、今週の話題、盛りだくさんだと思うんですけど。
ミキオ/まず、今週はやっぱり入学式。入学式が良いですね。入学式とか進級式とか、小学校、中学校、高校入るとかあるでしょ。これに、いっぱいお祝いをすると子どもがすくすくと育つらしいですよ。
ひろみ/そうなんですか。
ミキオ/だから、自分のためにお祝いをしてる、というのが、親はお酒を飲むためにお祝いしてるみたいなところがありますけれど。
ひろみ/みんな集まって。
ミキオ/そう、みんな集まって。この自分のためにお祝いしてるんだ、って。自分が頑張ってもらえたんだ、っていうお祝い事を、友達を集めたり親戚を集めたりやると、子どもはしっかりまた期待にそって頑張ろうという気持ちになるんですね。
ひろみ/大切かもしれませんね。
ミキオ/沖縄って、行事が多いじゃないですか。シーミーもあったり、16日祭、お盆、旧盆だったり、いろんな数ある、多くありますけど、お祝い事を多くやるというのが沖縄の特徴なんですよね。だから、私たちはそういう意味でも、これから…。本土では、そんなに子どもの入学のお祝いとかなんとか、家に集めてどんちゃん騒ぎするようなことしないじゃないですか。
ひろみ/やっぱ、しないんですかね。
ミキオ/やりませんね、あんまりね。私たちは、とにかくお祝い事をやるということで、子どもも元気になるけど、経済も元気になる。
ひろみ/確かに。
ミキオ/お祝いの紅白まんじゅうを配ったり、そういうのを残していくというのが
大事かなと思う。きょう会ったんですよ。入学式終わった子どもさんと。きれいに蝶ネクタイして、生まれて初めて蝶ネクタイしたって顔してましてね。
ひろみ/かわいいでしょう。
あっこ/ピカピカの新しい。
ミキオ/いや、もう、かわいくて、かわいくて、かわいくて、頑張るぞっていう気持ちになっている感じです。
お母さんと2人でいて、「入学おめでとう」とか言って、「お2人で食事ですか」と聞くと言ったら、「パパも。3人で」とか言って。
ひろみ/しっかりしてますねえ。かわいいなあ。
ミキオ/嬉しいんでしょうね、やっぱり。このうれしさを大事にしていかなきゃいけないと思いますね。
ひろみ/確かに。皆で集まってわいわいするってのは沖縄の伝統ですよね。
ミキオ/そうです。そうです。
あっこ/シーミーのシーズンでもやってくるので、毎月毎月、何かとそういうイベントでも、沖縄であったかい家族で集まるのが大事。
ミキオ/沖縄のお菓子屋さんて、伝統のお菓子があるじゃないですか。
あっこ/ありますね。
ミキオ/これがまた、こういうお祝い事の華を飾ると。だから、とにかく私は沖縄の経済作るには、お祝い事、今まで伝統的にやってきたお祝い事を絶やさないこと、これが私は大事だと思います。
ひろみ/その意味では、沖縄本島もすごいんですけど、離島、特に宮古島に行きますと、あっこちゃん、知っているかわからないんだけど、高校受験のときって、みんな重箱を持ってですか?みんなで応援しに行くんですよね。遠足みたいに。
ミキオ/あれは、プレッシャーですよ。
あっこ/聞いたことあります。
ミキオ/私のように、ぎりぎりで高校に合格しそうな人は、「何でこんなときに、人が悩んでるときに重箱持って」みんな揃ってやってるんですから。
ひろみ/それね、沖縄でも特別ですよ。
あっこ/はい、受験日に、その受験する、試験を受ける高校へ家族で行くんですよね。
ミキオ/家族で行って、12時にここでみんなでご飯を食べるわけですよ。
ひろみ/いやー、そのあとの試験のことで、ドキドキしてるはずなのに。
あっこ/してるんじゃないでしょうか。
ミキオ/本当ですよね。
あっこ/はい。
ミキオ/なんか「頑張れよ」って言われること自体がプレッシャーなって、覚えてる問題を忘れちゃうぐらいな感じになっちゃうんですよね。
ひろみ/これって、おじー、おばーもみんな来るんですか?
ミキオ/全員来ます。
ひろみ/全員・・・。
ミキオ/兄弟来るし、おじいちゃん、おばあちゃん来るし、隣の兄貴まで来るし、「頑張れよ」とか言って、これでまたね、合格しなかったらどんな光景を浮かばれるかわかるでしょ。
ひろみ/ありがたいですね。隣の兄貴まで「頑張れよ」と。
あっこ/はい、嬉しいです。
ミキオ/ま、だから、こういうのが沖縄なんですよね。
ひろみ/うん。
あっこ/うん。
ミキオ/だからシーミーでね、お墓の前に行ってさ、重箱広げて食べるって沖縄だけでしょ、こんなことしてるの。
あっこ/はい。
ひろみ/聞いたことないです、全国的にね。
あっこ/はい、私最近、あの県外から来たお友達ができたんですけど、お墓の前でピクニックっていう・・・。シーミーを説明したんですけど。凄い驚いていました。失礼じゃないの?と言われたんですけど、でも・・・。
ミキオ/なかなか理解できないでしょ。
あっこ/はい。普通、お墓の前っていうか、その周辺で遊んだり、騒いじゃいけないって教えられるもんだと思うんですけど。
ミキオ/はいはいはい。
あっこ/やっぱりでも、自分がもし、ちょっとね、まだ20歳過ぎてるんですけど、もしちょっと、もうあの世に逝ってしまって、おじいちゃん、おばあちゃんになって自分たちの子孫がお墓の前で、こうやって仲良く、わいわいご飯食べて、ウートートーしてくれたら、1番の幸せっていうか。そんな感じはしますね。
ミキオ/これね、あの、まあご先祖様も喜ぶけど。
ひろみ/はい。
ミキオ/あれが兄弟の絆。
ひろみ、あっこ/はい。
ミキオ/親戚の絆を強くするんですよ。
ひろみ/確かにそう思いますよね。
あっこ/思います。
ミキオ/なんかね、お墓の前で兄弟けんかできないでしょ。
ひろみ/怒られますよ。
ミキオ/怒られますよ。
ひろみ/おじい、おばあに怒られますよ。
ミキオ/これが大事なんですよ。
ひろみ/なるほど、そこの大切さを残すためにシーミーはあるわけですね、絆。
ミキオ/僕はいつも言うんだけど、伝統文化残すこと。方言で、伝統文化は残らない。
ひろみ/確かに。
ミキオ/伝統文化を残せば方言が残る、っていつも言うんですけどね。そういう意味でもですね、琉球舞踊(りゅうきゅうぶよう)であったり、三味線であったり、紅型(びんがた)であったり、それで焼き物であったり、こういう行事であったりと、こういう風なことをちゃんとやるように。やっぱり政治や行政はですね、やりやすいような環境を作る。それがその場所で方言が残っていくということになっていくんですよね。ただ、学校で方言を教えるというんではなくて、こういう行事をみんなでやろうと言えば、必然的に家族でこの方言が残るとか、会話が残っていくんですよね。
ひろみ/そうですよね、今の方向ですね、確かに。
あっこ/はい。
ひろみ/そのための空間が大切なんですよね。みんな集まって方言喋る空間が。
ミキオ/そうすると先輩に話す方言とかね、同級生同士話す方言とか、後輩に話す方言でいろいろ違いがありますから。注意されながらまた、ね、伝統文化の次に方言が残っていくんです。方言があって、伝統文化じゃないと僕は、いつもそう言っているですけどね。
ひろみ/いや、なんかシーミー行きたくなりましたね、本当に。
ミキオ/シーミー行きましょうよ。
あっこ/はい、待ち遠しくなりました。
ひろみ/美味しそうじゃないですか、重箱に入ってる物って。なぜですかね。
あっこ/クヮッチーですか、クヮッチー。
ひろみ/家で食べる物と違う物に見えます。
あっこ/はい。
ミキオ/そう、これが違うんですね。今、お墓の周辺にもちゃんとお手洗い持ってって置いてる人たちもいっぱいいますよね。
ひろみ/そうなんだ。
あっこ/綺麗に整理されているところもありますね。
ひろみ/以外にミキオさん回ってるんですね、シーミーも。こんなにお忙しいのに。
ミキオ/お呼ばれするもんですから、親戚でもないのに、人のシーミーに行って座ってるという、下地ミキオでしたけどね。
ひろみ/いや、でもみんな三線とか持ち始めて歌ったりですよね。
あっこ/楽しい。
ひろみ/4月は、お天気に恵まれているので、楽しいでしょうね、シーミー。
ミキオ/楽しいですね。こういうシーミーもなんか観光客に開放したいね。僕いつも言うんですけど、那覇ハーリーなんかもね、企業同士のあるじゃないですか。日本航空とか、全日空とかJTAとかあるでしょ。そしたら、僕はいつも言うんだけど、JTAの職員がのったら、ブセナのホテルの観光客半分。全日空の職員がのったら、そこで、沖縄かりゆしアーバンのホテルが1個とかね。こうやって観光客を半分半分にしていくことが、僕いいと思うんですよね。
あっこ/観光客に実体験してもらえる。
ミキオ/そうそうそう、だからあれ全部自分たち職員だけでのるじゃないですか。ホテルと提携するんですよね。半分はやっぱ観光客じゃなきゃ駄目ですよ、というような那覇ハーリーであったほうがいいかなと。という風に。
ひろみ/ミックスしてみんなで楽しめるような。
ミキオ/そうなんですよ。
ひろみ/いや、いいアイディアですね。これ早く見たいなって感じがしますけれども。
ミキオ/僕これ大事だと思うんですよ。あの、なんか、学校、高校ってあるじゃないですか。これ全部、那覇の高校とでやってるんですよね。ここにも、またね、中部とか北部の、宮古、石垣、久米島の子どもも3人は乗せろとかね。なんかそういうなんか大きい視点でね、あの修学旅行で来た子どもを乗せろとかね、観光で来た子を乗せろとか、そういう風な、なんかとにかく沖縄の観光を盛り上げるには、シーミーでも那覇ハーリーでも、エイサーでも旗頭でも全部一緒になってやるような雰囲気を作ると、感動を覚えて人は、また沖縄にこようかなと。そういう風な仕組み作りをしなきゃいけないと、という風に思いますね。
ひろみ/今、ふっと浮かんだんですけどね、沖縄で結婚したいと思っている男性が来て、漕ぐっていうのはどうですかね。合コンみたいな。
あっこ/漕いで合コンですか。
ひろみ/これを見て、素敵、何番のあの人って思う女性も出てくるかもしれない。
あっこ/面白いそれ。
ミキオ/これやってみましょうかね。
ひろみ/本当にでもね、お嫁さんになりたい人、婿さんで沖縄に来た人って多いそうなんですよ、全国で。出会いのチャンス。
あっこ/かっこいい姿見せれますね。
ミキオ/これが簡単にかっこいい姿にならないんですよ。きつくて、本当に僕も何回か、出てる、もう疲れて疲れて。
ひろみ/ミキオさん練習する時間あるんですね。
ミキオ/2、3回やったんです。だらしない下地ミキオが見られる、みたいな感じ。
ひろみ/そこは、みんな温かい目で応援するという、とてもいい雰囲気なると思うので、これはぜひ、ラジオをお聞きのみなさんも、ハーリーも応援しながら、シーミーもね、みんなで行って和やかに過ごしたほうがいいかなと思います。
あっこ/続いてお届けする曲は、ザ・ポリス、「Every Breath You Take」
ミキオ/ワオ。
♪ ザ・ポリス/「Every Breath You Take」 ♪
ひろみ/ミキオポスト OnRadioお届けしております。さぁ、ミキオさん、この番組は、本当に大勢の皆さんに聞いていただいておりまして、各市町村でも、聞いていただくんですが、きょうスポットを当てていくのは、座間味村(ざまみそん)と粟国村(あぐにそん)の皆さんです。
ミキオ/はい、この前、座間味村と粟国村にちょっと視察に行ってきましたね。まぁ素晴らしいですね。Facebookとか、Twitterでもこの景色の素晴らしい。空間が止まっているというか。いいですね。そこをやっぱり僕は大事にしていきたいな、と思うんですよ。いろんな座間味村とか粟国村が頑張っている姿を見てきた僕が提案してきたのがあるので言っていいですか?一つはですね、座間味と渡嘉敷(とかしき)にね、ロープウェイをかける。ロープウェーで座間味と渡嘉敷へ行けるようにする。ダイナミックに、船で行くんじゃなく、ロープウェイで行く、海を見ながらね。
ひろみ/すごい!海を渡るんですね。
ミキオ/渡るわけですよ。
ひろみ/これは可能な話なんですか?
ミキオ/可能ですよ!それくらいのことは。これね、行くと、観光客面白いと思いません?
ひろみ/いや、もうぜひ行ってみたいですね!
ミキオ/もう本当に太陽が当たると真っ青な海になるじゃないですか、透き通って。あれを見ながら、座間味行ったり、渡嘉敷から座間味行ったり。
ひろみ/すごい!クジラも見えるかもしれない!
ミキオ/僕はね、感動するプロジェクトをしなきゃいけない。よくシンガポールの話しますけど、シンガポールという国はですね、糸満から那覇までの大きさしかないんですが、物事を作るときに、これが世界にあるか、これが世界一かって初めに考えるんですよね。中途半端なものは作らないんですよ。僕、だけど、これだけ綺麗な国立公園の海を見せられる場所って、渡嘉敷と座間味しかないと思わない?
ひろみ/そうですね。
ミキオ/それならばどうするかって言ったら、僕はこのプロジェクトは絶対やりたいんですよね。で、環境に優しいじゃないですか、海に橋を建てるわけじゃないし。これをね、やったらね、これ世界の名物になりますよ。
あっこ/絶対注目します。
ひろみ/島を渡るロープウェイっていうのは、聞いたことないですね。
ミキオ/いや、これいいと思うね。想像してみてください。ラジオをお聞きの皆さんもちょっと目をつぶって、想像して、7、8月の天気の良い日の、渡嘉敷に渡って渡嘉敷へ帰る、渡嘉敷から座間味に渡って帰る、座間味から、これね僕はなかなか良いと思う。これぜひ政策としてやりたいと思う。慶良間(けらま)空港があるんですよ、今、飛行機飛んでないんですが、あそこでね、考えたんですよ、視察に行って。あそこで、夜の12時、みんなで、マット持ってって、寝転がって星を見る。
あっこ/寝っ転がって…
ミキオ/もう真っ暗じゃないですか。
ひろみ/電灯も…
あっこ/街灯もないですか。
ミキオ/街灯がないから。これはすごいと思いますよ。これはもう、寝っ転がって。ぐぅーっと、なんて言いますか、滑走路に寝っ転がって。みんなで静かに、1時間か、2時間、見て、その後、どっかに行って、泡盛飲む、と。
ひろみ/ちゃんとね、その後居酒屋に行く、と。
あっこ/大自然のプラネタリウム。
ミキオ/いやもう、これ、とにかく光がないんですよ。いろんなのの光がないのが、慶良間の、那覇からも遠くて、山でちょっと遮ってるから。これね最高に、星降るように見えますよ。飛行機夜飛ばないし、これね、慶良間のね、座間味のね、私はこれ、一つの売りものになると思いますよ。
ひろみ/もうリアルなプラネタリウムみたいなかんじですよね。
ミキオ/そうなんです。覗いて具体的に見るのもいいけど、自分の目で降ってくるような星を見る。子どもたち喜ぶだろうなぁ。
ひろみ/ロマンチックです、これ。
あっこ/また滑走路に寝っ転がるなんて、絶対できないですよ、普段。
ミキオ/これができるのが、やっぱり地方の空港ってかんじしません?
ひろみ/いや、今の話で、ピッときたんですけどね、また。これでプロポーズする男性とか出てきそうじゃないですか?星見ながら。
あっこ/いいですね!
ミキオ/小声でお願いします。
ひろみ/いやいやほんとに、夢のある話ですね、離島のこのプロジェクトは。
ミキオ/そういうのもやらなきゃだめですね。これが私は面白いと思うんですね。粟国はですね、黒糖工場があるんです。この黒糖工場を使って、粟国だけしか作れない、加工黒糖っていうのはね、それ作りたいんですよね。小豆あるんですよね。アワがあるんですよ。いろんなのがあるんで、やっぱ黒糖だけで今出しているんですけどね、粟国の黒糖、っていう。それだけじゃなくて、なんか粟国の農産物と組み合わせて。これを、もう、あ~これ粟国!ってかんじ。粟国の塩もあるんですけど、そういうのも全部入れながら、だから、粟国ならではの、そういう黒糖工場がある島だけにこれができる、と。
ひろみ/なんかできそうですね。あずきとかあるわけですよね。
ミキオ/そうなんです。これがまず粟国の1点目ですね。粟国に今、牛が、240頭ぐらいいるんですよ。今、子牛で全部出してるんですけどね、これを、きのうも話したんですけど、配合飼料とか食べさせないで、牛の草、粟国の草だけ食べさせて、ちょっとまぁ、ものすごいいい牛にはできないかもしれないけど、粟国だけで育てた牛…
ひろみ/ブランド牛ですね。
ミキオ/粟国牛。今、配合飼料もらってきて、アメリカのトウモロコシとかなんとかって食べさせるのも、それも牛として上等なんですけどね。だけど、粟国まで運んでくるとまた高くなる、粟国の草だけで、アメリカの牧草ばっかり。アメリカも放し飼いにしていて集めるじゃないですか。ああいうような感じで、なにかできないか。
あっこ/純粟国産の。
ミキオ/純粟国産の。
ひろみ/すごいブランディング!
ミキオ/これがきれいなんです、また粟国も。
ひろみ/粟国は行ったことないので、ちょっとイメージがわかないんですけど。
ミキオ/で、もう一つ、2つの島には、課題もある。やっぱり粟国まで行くのに6000円とかね、座間味までに5000円とかっていうのは高過ぎるんです。今度、船を買ってあげる事業をやっているんですよ。僕はだから、今、座間味の観光客落ちて、最高のとき9万人いたんですけど、今7万5000とか8万いくかいかないかの戦いしてて。もう粟国の場合、1万そこそこなんですよね。人口も減ってるんです。これはね、どうしてもやっぱワンコインってよくバス言われるじゃないですか。1000円なんですよ。行きに1000円、帰りに1000円。
あっこ/片道1000円。
ミキオ/これが実現しない限り、観光客は伸びない。だって、今、ね?東京まで行くのに、9000円じゃないですか。
ひろみ/そうですよね。
ミキオ/LCCの飛行機で。
あっこ/かなり安くなってます。
ミキオ/台湾行くのも1万円きってるとかって、話ありますでしょ。粟国行くのに、座間味行くのに、6000円払ってどうします?5,000円払って。
ひろみ/高いってかんじ、しますね。
ミキオ/しますでしょ?本当は往復1000円ですよ。そのために、一括交付金で船を買う制度を作ってあげているので。これやると、僕、座間味で最高で16万人入るって言うんですよ。お客さん。まあ、15万までいかなくてもね、やっぱり座間味の良さを見てくれる人たちが、私は、12、3万あっても良いんじゃないかな、っと。だって、石垣100万人越えてるんですよ。100万人。宮古なんかでも50万超えてて。そこであれだけの座間味、渡嘉敷で8万、9万で少ないと思わない?こんなに那覇まで近いんですよ?何で行かないんだろうかと、言ったら、僕は、魅力じゃなくて、料金。交通の料金です。
これはね、なんとかしないといけない。これは、私たちの課題として、取り組まないといけないですね。だから一括交付金で船買ってあげても、これが伊是名(いぜな)にしても、伊平屋(いへや)にしても、全部、大東にしても買ってあげる制度作ったんですよ。それが、運賃に反映していなかったら、何のためにやったのか意味ありません。それは私たちが、国の制度として、船を買い上げる制度を作って、今まで借金して、船を運営していたから料金が少々高くても。全部なくなっちゃった。それだったらがくんと落とせるべきだ、と、いうふうに思うんですよ。
ただ、今島の人にだけ安くしているけれど、それも問題だと思うんですよ、実際。やっぱ島には観光客が行かないと、島の人は存在しないんですよ。やっぱ産業をおくってのは、流動人口を伸ばすこと。流動人口が伸びて初めて、定住人口も伸びる、という。決まっているんですよね。定住人口から伸びるということはありえない。流動人口がいっぱい行く人がいて、食べる人が向こうにいっぱいいるからお土産買う人もいるから、作らなきゃっていったら、やっぱ人が必要だから、もういてくれ、って感じにならなきゃいけないわけ。流動人口しなきゃいけない。
あっこ/まずは、県内の人もね、行きやすくしたら流れが乗ってくるんだと思うんですけど。
ミキオ/140万人、沖縄県にいるんですよ。もうちょっと座間味(ざまみ)、渡嘉敷(とかしき)、大東(だいとう)、行きましょうよ。渡名喜(となき)にでもね。
ひろみ/行きましょう。このラジオ聞いてる方、多分ね、みんな行きたくなったと思います、今の。
ミキオ/いや、もうね、魅力あるから。この前、伊江島の話もしたじゃないですか。本部(もとぶ)の話もした。もうとにかく沖縄の地域は魅力があるんです。この魅力をね、体験してもらいたいんですよね、沖縄県民の中にも。
ひろみ/ほんとですね。この番組は、北部地域はFMもとぶ、そして中部地域はFM21、南部地域はFMレキオ、そしてFMくめじまなど、4局ネットでお届けしていますけど、インターネットでは、もちろん世界中で聞いているわけですから、今ちょっと島のね、魅力を県外で、国外で聴いている方もいらっしゃると思いますよ。
ミキオ/皆さん、世界の皆さん。海は綺麗です。
ひろみ/ミキオさん、泳いだり、もぐったりも、なさいますか?
ミキオ/一応クジラですから。
ひろみ/さすが!お後がよろしいようで。はい、一曲お届けしたいと思います。
あっこ/Stevie Wonder、「Isn’t She Lovely」
♪ Stevie Wonder「Isn’t She Lovely」 ♪
ひろみ/さぁ、続きましては、ミキペディアのコーナーです。あっこちゃん、ミキペディアって何のもじりかわかる?
あっこ/有名なサイト「ウィキペディア」ですか?
ひろみ/そうなんです。それをわれわれのミキオさんに、政治のことをミキペディアで語って頂くというコーナーで、今週のテーマはちょっと難しくて勉強したかったんですよ。今回は日豪EPAとTPPについてお話をお聞かせください。
ミキオ/FTAといって、2国間で関税をどうするかとか。車にも関税がかかってるんですね、アメリカに車を出すときに。また日本にお米が来るときには高い、50%近くの関税がかかってるとか。そういうのがいっぱいあるわけです。自分の国の農産物の製品を守ると、お互いがそういうふうにしてる。そうすると関税がかかってるとお互いの物が輸出しにくいから、今回TPPなんかにしても、関税をできるだけ減らして、お互いのものを安くお互いの国に入れようというような制度がTPPです。今度はEPAと言って、オーストラリアと日本が合意をしたのですが、オーストラリアと言えば牛肉、オージービーフ。アメリカのお肉が問題起こったときにオージービーフがどーっときて、吉野家や松屋とか、他にどこがありましたか?
あっこ/すき家?
ミキオ/全部言わないといけないですからね。そういうところがオージービーフに変えてあるとか。こういうこともありましたね。だいたいシェアはオージービーフの方が少し高くて2%、33%くらいのシェアになってて、アメリカの肉が少し低いということになってます。
沖縄の場合はどうですか、というと、沖縄は90%近くがオージーとUSなんですよ。和牛を食べてる比率が少なくて、日本の場合は30何%ぐらいは和牛が多くてって、なってるんですけどね。これが今度安くなるわけです。そうするとお肉が入ってくる。その時に日本のお肉を作ってる牛を、飼育をしてる人が大丈夫なのかというのが政治課題になりながら、今回合意をしたと言うことなんですね。
私が今回問題にしてるのは1個。今、ものすごく、日本とアメリカが牛肉の関税でもめてるんですね。アメリカは、ゼロにしろと言っている。ゼロにしろと。今30%、日本はアメリカのお肉にかけているけど、それをゼロにしろと。今30%関税かけても、30%くらいのシェアがあるわけだから、ゼロにするとものすごく安い牛肉がくるもんだから、日本は大変だと言ってやってるんですよね。それは大変になるからこれからどういう交渉になるか。アメリカも高いボールを投げてそれから交渉する形になる。
ただ、日本の考え方は、アメリカと交渉が難航してるから、まずオーストラリアと日本で合意をさせて。オーストラリアと合意したから、オーストラリアの肉は来年からもっと入ってくるぞと。アメリカが合意しなかったらお前の肉は少し遅れるから、オーストラリアのシェアの方が多くなるよと、こうゆう戦略を安倍内閣で描いているわけですよ。
ひろみ/アメリカにプレッシャーを与えてるわけですね。
ミキオ/そうなんです。しかし私は、これが問題だと思う。日本とアメリカの関係っていうのは、日・オーストラリアの関係とは違いがいっぱいな課題があるし、お互いが共同戦線を張らないとできない。間違いなくうちの沖縄の問題でも、負担軽減の問題でも、日本とアメリカが協調しないと負担軽減できませんよねというふうに。
北朝鮮の拉致問題も、アメリカが北朝鮮の間にまた入るとプレッシャーかけたり、いろんなことやらないと、日本だけではなかなか解決できないよねと。この前、韓国との間で歴史認識でけんかをした。この前、どこでしたかね、ヨーロッパで、アメリカのオバマ大統領が間に入って、韓国の大統領と安倍さんが会って話をした。
あっこ/はい、日米間の。
ミキオ/そう、2国間が嫌だからやった。今、集団的自衛権とか、靖国参拝とか、いろんな問題があると。尖閣でも中国の問題でも、中国が軍事大国になってきているからどうするかという問題とか、こういう課題がいっぱい残っているわけですよ。私にいわせると、牛肉の問題だけではなくて、いっぱいあるわけですよ。
だから、アメリカと日本の関係をしっかりやっていくとなると、アメリカに対してですね、これだけはお互いの共同でやらなければいけないのに、オーストラリアと先に決めてプレッシャーアメリカにかけますよというやりかたは、私は正しくないと思う。
私は、絶対にどんなに苦しくても、アメリカと交渉して、アメリカと妥結した数字が、オーストラリアと妥結する数字に近くなってしかるべきだと。オーストラリアと妥結して、アメリカにプレッシャーをかけるというのは、アメリカだってそりゃいい気持ちしませんよ。
ひろみ/そうですね。感情が違いますよね。
ミキオ/そうでしょ。同じ頑張ろうと思っているのに、そんなやり方なのか、日米同盟はこんなものかと思うところがあるんです。交渉苦しいですよアメリカとは。それでもやって、やって、それで必ず交渉ってのは、お互いが妥協しながら結果を出さなきゃいけない。
自分の農家を守らないといけない。アメリカだって、自分の農家に夢を与えないといけない。
このせめぎ合いだけど、しかし、外交交渉っていうのは、どこかで決着をつけなきゃいけない。それがなんで、日米の間でやろうとしないで、オーストラリアから先にいったか。アメリカの通商産業省が日本に来て、オーストラリアの妥結は私たちにとっては関係ありませんって空港で言いきちゃって。あの言い方見るとちょっと感情的になっているよね。
ひろみ/ちょっと怒らせたかなっていう感じはします。
ミキオ/近い友達とまず話をして、それからそんなに近くない友だちと話をすると。普段近くない友だちと話をしてやってから、普段、いつも、いったりきたりしている友達にあとから情報が行くというのはどうでしょうと。
ひろみ/わかりやすいですね。ほんとに。今のは。
今のたとえわかりやすいです。
ミキオ/農業交渉って難しいんです。しかし日本は入ったんです。安倍政権が決断して、重要5品目を守るといって入った以上は、アメリカが最大の交渉国になることは初めから分かっている。それをわかりながら日本入った以上は、難しい人と交渉して結論を出すというやり方をしていくために、安易な道をやっちゃいかん。王道に基づいて、しっかりと難しい相手と交渉して、結論を出してから、それから同じような交渉に入っていくと、これが基準ですと。アメリカと作ってから、オーストラリアと話をするというのが、私は、政治だとおもう。
ひろみ/今、すごいわかりやすかったでしょ。
ひろみ/今、TPPの説明を加えながら、今後の発展がどうなるという予測まで。
ミキオ/昔、沖縄の1971年に沖縄の復帰の時交渉があったときも、織物交渉って、ものすごくぶつかったんです。アメリカと。これが解決しないと沖縄復帰あり得ないとか言って、もめているときに、当時の田中角栄通商通産大臣が、大胆に妥協して織物業界を妥協させて、補助金もいっぱい出すけども、沖縄の返還が最優先だと政治決算して、アメリカと折り合って、それで沖縄復帰ができたと言われているんですね。あれがなかったら先延ばしになってて、このチャンスを逃がしたら、サトウニクソン会談を逃がしたらできなかったんじゃないかと言われる、政治的なドラマがあった。
そこなんです。僕が申し上げたいのは、沖縄問題やるときは、この内閣に、何をしなくてもいいから沖縄問題やるんだと、いう強さみたいなものが無ければならないと思う。そこが難しいが、その力が必要だと思う。
ひろみ/今の話聞いたら、政治の交渉力というのはすごいですね。
ミキオ/政治は恐ろしいぐらいに交渉して、理解させなければいけないという意味では、大胆な交渉力も必要ですよ。
ひろみ/今週のミキペディアもほんとうにすごくわかったでしょ。
あっこ/ためになりました。
ひろみ/ラジオをお聞きのみなさんも、いろいろお話しを聞きたいという方、メルマガを配信してますので、ぜひメルマガでミキオさんの声も聞いていただければと思います。これもすべてミキオポストに、皆さんサイトをチェックしてみてほしいと思います。
ミキオさんミキペディア、ありがとうございました。
あっこ/Chicago、「Hard to say I’m sorry」
♪ Chicago「Hard to say I’m sorry」 ♪
ひろみ/ミキオポスト OnRadioお届けしております。
あっこちゃん、きょうは先ほどミキオさんの話の中に、オーストラリアの話題が出てきたんだけど、ちょっとオーストラリアについてお話ししたいでしょ。
あっこ/私は、オーストラリアに1年ほど留学行っていたので。もう1年以上、違いますね半年以上前になるんですけども。
ひろみ/あっという間に、帰ってきて経っちゃったんだ、時間が。
あっこ/毎日楽しくて、オージービーフ。おいしいですね、ご飯。
ひろみ/あっこちゃんは、あそこにいるときに、日本食のレストランでアルバイトをしてたんだよね。
あっこ/やっておりました。
ひろみ/そこにくるお客さんは、日本食をいただくってことだよね。
あっこ/特にお寿司が好きな人が多くて、寿司とてんぷら。揚げ物の文化も海外と日本ではまったく違うので、てんぷらの「ネタ」とかもけっこう詳しい方いましたね。お客様で。
ひろみ/お客さんは外国人なんだ。確かにね。海外で言う日本食のレストランってすごく高級なイメージっていうけど、オーストラリアもそうだったんですか。
あっこ/そうですね。私が住んでいた場所は、シドニーシティの付近だったので、お値段も多少するんですけど、それなりのハイレストラン。ちゃんと、海外ですからドレスコードがしっかりしてたりとか、職人さんがいくつの星持ってるだったりとか、予約が、なんですかねシドニー1、すごいハイ、高級なジャパニーズレストラン、日本食レストランだと、半年または1年以上先しか予約取れないっていうぐらい。
あっこ/私が住んでいた場所はシドニーシティ付近だったので、お値段も多少するんですけど、それなりのハイレストラン。海外ですからドレスコードがしっかりしてたり、職人がいくつの星もっていたり、予約がシドニー1、ハイ高級なジャパニーズレストラン、日本食レストランだと、半年、1年以上先にしか予約取れない。そんなお店もごろごあります。ビジネス街の方だとそういう食も分かる人が多かったですね。
ひろみ/気になるのはお店の名前なんだけど、日本名なの?
あっこ/日本名多いですよ。
ひろみ/例えば?
あっこ/おもしろいのが、私が働いてた場所の日本食レストランが、「だるま」なんですね。
ひろみ/「だるま」。発音できそう、すぐにそれ。「wagamama」。イギリス、ロンドンでは、わがままっていう店がありました。「わがまま」。でもね、日本食っていうよりも中華系なイメージだった、味付けが。ちょっと違う感じ。
あっこ/多分シェフがそっち系なんでしょうね。おもしろいというか、こんな看板でいいのっていうのもいっぱいありますけどね。
ひろみ/とっても高いイメージがする。オーストラリアの日本食は。
あっこ/私がいたところの、だるまレストランの寿司シェフがいて、寿司を握ってる、大将ですね。すっごい面白い方なんですが、またまた運命なのか、その方沖縄県出身の方で。
ひろみ/でた、世界にいるウチナーンチュ。
あっこ/そうなんですよ。沖縄の方なんですかって。お店の中にはオリオンビールの提灯(ちょうちん)が飾られてて、アットホーム感がでて。一目惚れじゃないですが、知らない海外の土地で、いろんな日本食屋さんがあるなか、スゴいそこのお店好きになっちゃって、地元なんです、沖縄出身なんですと言ったら、遊びに行きなよ、いつでも、って言ってくれて、ゆくゆくそこで働くという。すごくよくしてもらって、その大将さんにも。
ひろみ/連絡は取ってる?
あっこ/連絡はFacebookとかでお店の様子が見れたりするので、連絡も取れたりして。すごい向こうに1番お世話になったお店でした。
ひろみ/だるま、行きたくなります。
あっこ/面白いですよ、接客してて。だるまファンとか、誕生日会とか、デートだったり、イベントごと、外食も多いので、パーティーとかも、私は接客、ウェイターの仕事なので、お料理運ぶんですけど、いつ終わるの、いつ来るのとか言って。入っちゃいなよテーブルの席にとか、いつ終わるのとか気軽に言ってくれる。名前とか顔とかお客さんもいて、現地の人も良かったんですけど、お店の雰囲気も良かったので、愛されていたのかなと思います。
ひろみ/いい体験をしたんですね。実際に海外に行って、オーストラリアで食の文化を見たり、レストラン、飲食の仕事をみてると、沖縄帰ってきて目線が違う。
あっこ/サービスの違いもあるんですけど、日本の食文化も改めて、向こうにいるときとこっちに帰ってきて、日本の食文化やスタイルも大事だなあと思いました。あと、沖縄独自の伝統料理や家庭料理もすごく暖かみを感じるというか。沖縄に生まれて良かったって改めて思ったりすることもたくさんありましたね。
ひろみ/やはり、お客さんにはおしぼりを出すの、最初に。
あっこ/おしぼりは、出しました。
ひろみ/これ外国の人には喜ばれるでしょう。
あっこ/はい、そうなんですよ。ビニール破いて、簡単なやつですけど、気にして、食後も出したり。お水のサービスとかもまわったりしたら喜んでました。
ひろみ/お水も無料で出してくれるなんて言うと、海外はびっくりするからね。
あっこ/1杯目はもちろん入れるんですけど、好きなように飲んでいいからって言って。ランチタイムになると、味噌汁も無料サービスというか、自分で取る式なんですね。ここの味噌汁を飲みにランチを食べに来るお客さんもいっぱいいました。
ひろみ/オーストラリアの食文化、是非一度体験したいと思ったけど、今あっこちゃんの話聞いてダルマに行きたくなりました。
あっこ/ぜひシドニーに、シドニーシティに。もし旅行で寄る際には、ジャパニーズレストラン「だるま」を覚えていてください。「だるま」。
ひろみ/ラジオをお聞きの皆さんもこの番組にどんどんメールを送ってほしいですね。
あっこ/はい、是非。みなさんからのメッセージ、ご意見などもお待ちしております。宛先を紹介しますか。宛先はすべて小文字で、mikiopost@gmail.comとなっております。
ひろみ/ミキオさんに、ちょっとした質問とか、聞きたいこととか、政治の話だけではなくていいと思うので、どんどん送って頂けるとミキオさんも喜ぶと思うけど。あっこちゃんも目の前にすると、どんな質問もいいよと言ってもできないと思うんですが。今なら、そっと、どんなこと聞きたい?
あっこ/おいしい、お肉屋さんはどこですか?
ひろみ/今週もミキオさん、勉強になります。毎週この番組は勉強になります。
ミキオ/そう言っていただければ嬉しいし、僕も勉強しなければダメだなって思いますから、頑張って勉強します。
あっこ/ありがとうございます。
ひろみ/ラジオをお聞きのみなさんに、最後にミキオさんから力強い、元気の出る一言お願いしていいですか。
ミキオ/はい。私はですね。とにかく沖縄に笑顔いっぱいというのが、私のこれからの思いなんです。笑顔いっぱいになるためには、やはり、一人ひとりの生活が向上していかないとダメだと思うんですね。それに一番匹敵するのがユニバーサル・スタジオ・ジャパンを沖縄に誘致すること。これに、私はかけるべきだと思ってて、県民のみなさんと一緒になって、これ成功させたいですね。近いうちみんなで行きましょう。
ひろみ/是非よろしくお願いします。
ミキオ/沖縄みんなで来てもらいたいと思ってるよ、とか言って。ハリー・ポッターを。行きましょう。そういう風なことをドラマチックに、夢描きながらやっていくの大事かもしれませんね。安全保障とか基地問題とか、沖縄に数多くあります。それも大事ですが、どっかで私たち夢を追いかけて、そして沖縄の経済を元気にして、それが一人ひとりの暮らしにゆとりをもたらす。そういう風な仕組みを作っていくのが大事だと思います。ぜひ頑張っていきましょう。
ひろみ/応援してますので、頑張って参りましょう。ナビゲーターは本村ひろみと…。
あっこ/宮城あきこでした。
ひろみ/そして、メインパーソナリティーは…。
ミキオ/下地ミキオでした。ありがとうございました。