メルマガ

“速さ”より“深み”ある論議を

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      “速さ”より“深み”ある論議を
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2月27日、平成29年度予算案が異例の速さで衆議院を通過し、
論戦の場は参議院に移されることとなりました。

予算案は衆議院の優越により「30日後には自然成立する」こ
とから、これで安倍内閣は腰を落ち着けて外政・内政課題に
取り組むことが可能になりました。

「南スーダンPKOの自衛隊『日報』問題」「森友学園の国有地
売却問題」「天皇陛下の譲位法案」「トランプ政権へのわが
国の対応」「文科省の天下り問題」など様々な問題が論議さ
れるなか、これらの課題解決を丁寧に進めることによって国
家全体の未来像を描かなくてはなりませんが、今回の衆議院
予算委員会での論議のでは「国の財政のあり方をもっと深く
論議すべきだった」と、私自身反省することが多々あり、こ
れについては残念で仕方ありません。

深い論議が必要な項目としては、3つあります。1つ目には
「少子高齢化を迎えるなかでの福祉のあり方を次世代にどう
示すか」、2つ目には「国の『GDP1%枠の防衛費』を明確に
変えることへの国民理解を深める論議」、3点目に「教育無
償化のための財源の明確な根拠を示す論議」です。

この3つの論議をもとに、国の財政を健全な形につくり直し、
若い世代が自信をもってチャレンジできる仕組みづくりのた
めの各党の激しい論戦が必要であったことは明確であり、
これが不十分であったことには、やはり改めて残念であった
と申し上げる以外ありません。

参議院においては、もっと根本的な論議を行えるよう、私ど
も日本維新の会は心掛けてまいりたいと思います。

日本維新の会は、平成29年度政府予算案に「反対」いたしま
したが、その理由として「文科省の天下り」「森友学園問題」
があったことは間違いありません。

予算の揚げ足取りに集中すれば「予算案には反対」という結
果しか導き出せません。

しかし、予算の「大義」を見定めて修正を提案する力さえあ
れば、野党であってもためらわず「予算案に賛成」すれば良
いと思います。

亀井静香先生は、安倍総理に対して非常に厳しい態度で臨み
ながらも、予算案には「賛成」しました。

採決終了後、亀井先生に「予算案を賛成しましたが、いいん
ですか」と質問したら「予算のない国家があるのか。それだ
けだ」と言われました。

このウィットに富んだ答えこそが、政権を倒すことができる
政治姿勢であるかもしれません。

トランプ大統領も、今まさに「新しい変化をつくるための苦
しみ」を味わっておりますが、結果、世界が平和になり、核
軍縮が進み、地球温暖化を解決する新しい取り組みが生まれ、
貧困・難民対策が変化していけば、自ずとトランプ大統領を
非難する人は少なくなるでしょう。

今まで成し得なかったことを、既存のやり方で変えていくこ
とは無理です。

「新しい変化こそが、いまこの国にも求められている」

そのことを国民が感じる国会にしていきたいと思います。

                      衆議院議員
                      下地ミキオ

関連記事

  1. 教育無償化“財源”のつくり方
  2. 緊張感漂う2017年4月25日
  3. 辺野古埋立断念と普天間閉鎖
  4. 小池都知事の大胆緻密な戦略
  5. 新たな『政治の師』の教え
  6. 日米首脳会談のスピンオフドラマ
  7. 訪米報告~今世界で何が!?~
  8. 新しい野党の姿 維新の党

twitter

facebook

ツイキャス

ミキオのツイキャス配信中

メールマガジンの登録・解除

メールマガジン

献金のお願い

献金のお願い
PAGE TOP