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大義なき政治に風は吹かない

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        大義なき政治に風は吹かない

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世の中には“大義”というものが必ずあります。

政治家が決断する時には、大義が政策をつくり、政策が国民生活をサポートしていくものです。

つまり、政治行動のスタートが“大義”でなければならないことは間違いありません。

しかし、今回の安倍総理の解散については、どのように“大義”を見出せば良いのか、いま日本中が論議をしながら、安倍総理の決断を見守っております。

世界に目を向ければ、北朝鮮のミサイル問題で緊迫した状態が続くなか、日本という国家が戦争という危機に直面し、国民の意識が大きく揺らぐなかでの解散。

国内においては、年金の支給漏れ問題が露呈し、この問題に取り組む日程が決まらないなかでの解散。

「森友・加計学園問題」は国会審議のなかで十分な審議を尽くされることなく、依然として不透明な状況のなか、東京地検特捜部が国有地売却問題で市民団体が提出していた告発状を16日までに受理していたことが分かったとたんに解散。

南スーダン問題で、稲田元防衛大臣が大臣としての資質を問われ、一つ間違えば、駆けつけ警護で多くの隊員が亡くなる可能性があったなかでの解散。

こう着状態の沖縄の米軍基地問題が、全く解決しないなかでの解散。

いま私が申し上げたすべてのことを、臨時国会で審議しなければならなかったことは明白です。

しかし実際は、この臨時国会で全く論議をしないで解散を行うというのが現状です。

果たしてこんなことが本当に許されるのかというのが私の強い思いであり、国民の思うところでしょう。

百歩譲って、この臨時国会での様々な審議を通して、政治がどの方向に向かおうとしているのかを明確にした後での12月解散であれば、安倍総理は素晴らしい決断をしたなと考えたかもしれません。

しかし、そう思うこともなく解散をすることになるでしょう。

安倍総理は「安定政権の維持が必要だ」と大義を掲げるかもしれませんが、逆に、「政権維持は独裁へとつながるのでは」と思い始めている国民の皆さまも多いと思います。

いずれにしても、解散後の総選挙において自民党が圧勝するというようなことになれば、日本の政治の終わりにつながることになるでしょう。

私は、「若くて新しい政治勢力が日本の政治の世界に存在している」と示せるような選挙にすべきだと思っております。

その意味においても、小池新党や日本維新の会、そして民進党といった大多数の流れが、新しい政治の受け皿になれると示しながら選挙をすれば、私は国民からの大きな理解が得られると信じています。

“大義のない政治に、風は吹かない”。

これが日本国民の思いだと示す選挙にしたいと思っております。

                      衆議院議員
                      下地ミキオ

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