時を超えた友情/逆転の秘策!?

(2018年3月23日にメールマガジンにて配信された内容を転載しています)

「世の中には、夢のような物語がある」ということを、皆さまに披露いたします。

私の尊敬する山川宗徹さん(88才)は58年前、沖縄本島北部にある本部町で、石を掘削する機械を買いにきた香港の若いビジネスマンと出会いました。

山川さんは2年間丁寧に、この掘削機械を香港へ送るお手伝いを致しました。

その後、この機械設置の落成式に香港に招待されましたが、それ以来、交流が途絶えていました。

昨年4月11日の日経新聞に香港財閥の代表を紹介する記事があり、そこに「第2次世界大戦後、沖縄の米軍が使っていた建設機械を香港に輸入することからビジネスに乗り出し~巨額の富を築いた」という一文を見つけた山川さんは、「もしかすると、この人はあの時の若い香港ビジネスマンの呂さんではないか」と気付き、昔の書類や写真を引っ張り出してみたところ、58年前に出会った呂さんで間違いないことがわかりました。

「生きているうちに、もう一度呂さんに会いたい」という思いが募り、下地ミキオに相談がありましたので、山川さんの思いを叶えるために、様々なルートを通じて呂さんにアプローチさせていただいたところ、呂さん自身も山川さんのことを憶えていらっしゃり、日程をいただけることになりました。

3月19日午前11時30分、ギャラクシー・エンターテインメント・グループのオーナールームで、山川さんと呂さんは58年ぶりの再会を果たすことになりました。

涙、涙の再会は、横にいた私にとりましても、感動的なものであったことは間違いありません。

呂さんが創業したギャラクシー・エンターテインメント・グループは、世界でも有数の財閥となり、香港における経済の中心的な存在になっております。

「一期一会」が、このような感動的な物語をつくることに感銘を受けながら、人との出会いをこれからも丁寧に、大事にしていこうと、「山川・呂物語」に触れて、改めて感じました。

感動的な物語から一転して、現実的な政治の話をしなければなりません。

森友問題で来週火曜日(27日)に佐川前国税庁長官が国会に証人喚問されますが、決して森の中から大蛇は出てこず、ヘビがチョロチョロ出てくるようなものになるだろうと推測します。

現安倍内閣は、4月から外遊を行い、6月の通常国会閉会後に財務省の大幅人事を行った後、新しいイメージづくりのために「反・安倍グループ」を入閣させる「内閣改造」を断行し、9月の総裁選挙になだれ込むというストーリーが考えられます。

いま安倍総理にとって一番怖いのは、森友問題ではなく、「日朝首脳会談がセットできず・南北首脳会談で拉致問題が議題にならず・米朝首脳会談でも拉致問題は議題にならず、大陸弾道弾ミサイル破棄だけがまず合意される」ことではないでしょうか。

3月20日の安全保障委員会で河野外相にこのことを指摘しましたが、“のらりくらり”の答弁でした。

インターネット中継(録画)を見ていただくと、「なるほど」とご理解いただけると思います。

翌日の新聞では「日本政府が日朝首脳会談開催にむけて働きかけている」との記事が出ておりましたが、私の読み通りでありました。

窮地に追い込まれ、一発逆転を狙う政治指導者は、歴史に残る課題にチャレンジする。それは、政治家の本能であることは間違いありませんが、バットを長く持ち、大振りをすれば、三振があることを忘れてはいけません。

9点差も1点差も、「1点ずつ」返すことが、逆転へのセオリーであり、大きな分岐点を迎える今、どのシナリオを安倍総理が選択するか、注目しております。

私が総理であったならばこうするというシナリオは、・・・今は言いません(笑)。

衆議院議員
下地ミキオ

※※※1週間前に配信されたメールマガジンを転載しております※※※
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