2018.8.9放送分「ミキオ世界を巡る〜ブラジル〜 3つのミッションとは?」etc…

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日時:平成30年8月9日(木)20:00〜21:00
場所:FM21

オープニング

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、さあ番組のスタートです。
皆さんこんばんは、本村ひろみです。
さあ、そしてメインパーソナリティーはこの方です。

ミキオ/デンマーク人の下地ミキオです。
よろしくお願いします。

ひろみ/ヨーロッパですか、ミキオさん。

ミキオ/今デンマークですね。

ひろみ/デンマーク、はい。

ミキオ/はい。
すごくいい町ですね、ここ。

ひろみ/いいなあ。

ミキオ/まず町並みがきれい。
そして自転車でみんな通勤する。
環境に優しいまちづくりっていうのをやっていますね。

ひろみ/いいですね。
その中をミキオさん、走ったんですね。

ミキオ/そうなんですよ、もう本当に。
細い体で走り過ぎましたよ。

ひろみ/いやー、気持ちよさそうでうらやましいです、本当に。

ミキオ/もうこの車、歩道、自転車道ってはっきり分かれていて。
だけどこれがイスラエルと同じようにすばらしいですね、そういうところがね、町の景観とかいうでしょ。
イスラエルも自転車大国なんですけど。
だからうちの沖縄も自転車大国にならなきゃいけないですね。

ひろみ/ああ、いいですね。

ミキオ/汗をかきかき、自転車に乗るみたいな。

ひろみ/エコでいいと思います。

ミキオ/いや、本当にエコでいいですね、エコで。

ひろみ/先週のイスラエルのお話も少しまた伺いつつ、今週もたっぷりと、ブラジルの話題もありますので、盛りだくさんですね。

ミキオ/きょうはブラジルの話を中心にいきたいと思います。

ひろみ/わかりました。
この後たっぷりとお聞きいただきましょう。
まずは一曲お届けいたします。
グース外間で「時空の花」

♪ グース外間/時空の花 ♪

ミキオ世界を巡る〜ブラジルその1〜

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
もう皆さんのほうにはメルマガでも配信されておりますが、今週のまずはブラジルの話題からお願いいたしましょう。

ミキオ/ブラジルはですね、ミッションが3つあります。

ひろみ/はい。

ミキオ/この3つのミッションをやるのが私の目的ですね。
1つ目は、この移民110周年。
このブラジル移民、沖縄県人移民110周年。
その式典に参加をしてきました。
しかしここのこの、私はいつも必ず何度来ても移民史料館見に行くんですけどね。
しかしすごいですよね。
何であんなに人が生きるための究極なあの状況の中で、この移民の人たちが生き続けて、こんだけ頑張られたかっていうのはもう、本当に涙出ますね。

ひろみ/はい。

ミキオ/だってクワ1本ですよ、ひろみさん。

ひろみ/すごいですよね、この努力はもう想像を絶しますね。

ミキオ/いや、これすごいことですよ。
簡単じゃないですよね。
だから、その何がこうやって耐えさせたのかという、これを感じますよね。

ひろみ/そうですね。

ミキオ/私の思う見方だとやっぱ、家族愛ですね。

ひろみ/みんなの、家族の。

ミキオ/そう、そう。
このコミュニティの中で家族を守るとか、一緒に来た人たちももう家族になるから、みんなでこの、頑張ろうとかね、笑顔をつくろうとか、もうこれ以外ないんですよね。

ひろみ/その愛情1つでここまで、110年ですね。

ミキオ/そう。
だってもう成功するとは思えないでしょう。

ひろみ/うん、大変なことですもん。

ミキオ/どう考え、笠戸丸(かさどまる)から来て、それでおりて、アマゾンの山奥のところに行かされて、それでこの奴隷制度が廃止になった後、日本人が呼ばれているんですよ。

ひろみ/あ、そうなんですか。

ミキオ/そうそうそう。
だから、結局は奴隷扱いですよね、行った人たちは。

ひろみ/ええ。

ミキオ/この中で生きているんですから。

ひろみ/それは本当に想像できないですね。

ミキオ/うん。
資料館で(?)聞くと、ムチで叩かれたりしながら、それで生きてきたっちゅうんですから。

ひろみ/うん。

ミキオ/やっぱり、考えられないですよね。

ひろみ/いや、本当ですね、その御苦労…。

ミキオ/いや、だから今度の110周年で、もうみんな成功なされていて、それで日系社会の中でもウチナーンチュが、いつも大きなポジションのうちの、3人をウチナーンチュの人が会長さん。

ひろみ/それはすごいですね。

ミキオ/シマブクロさん、ヨギさん、ゴヤさんっていってね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/この全ての中の日系人の中でもそうだし、またシマブクロさんとか何かの、そのやっぱり学歴なんかもすごいですよね、沖縄の人の。

ひろみ/はい。

ミキオ/起業家(?)もすごいし。

ひろみ/うん。

ミキオ/もう本当に頑張られていますね。

ひろみ/すごいですね。

ミキオ/まあ、こういうことも私たちはもう一回勉強しなきゃいけないですね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/今の沖縄はこれからどうなるかといって、政治をやるとさ、いつも政府側につく組みか、基地反対する組みかって分かれるような感じでしょ。

ひろみ/ええ、そうですよね。

ミキオ/だけどこっちで見ているウチナーンチュっていうのは、ものすごく自分に誇りがあるわけよ。

ひろみ/うん。

ミキオ/自信があるわけよ。
何か一方的な政策だけとかでは、この町で生きていけないわけよ。
国では。

ひろみ/ええ。

ミキオ/自分の考え方だけでは絶対生きていけないでしょ。

ひろみ/うん。

ミキオ/じゃあ政府が助けてくれるのかって、政府の助けもない。

ひろみ/はい。

ミキオ/だから自分のウチナーンチュの誇りとか自信とか団結力だとか、自分たちの力だけでここまできているわけですよ。

ひろみ/もう自力ですよね、頼るものもなく。

ミキオ/そうそうそうそう。
僕らいっつも思うんだけど、この自力を信じたらどうかと思うんだよね、沖縄も今。

ひろみ/うん。

ミキオ/やっぱりポテンシャルあるでしょ、いろんなポテンシャル。
人間もおもしろいよね。

ひろみ/はい。

ミキオ/だから、このポテンシャルとか、その何か人間の自分たちの祖先と、すごさみたいなものとかね、それに自信を持った政策にすべきじゃないかとかね、それを思うんですよね。
だからこの私が今回の110周年にきているのは、もう一回沖縄のアイデンティティみたいなものをね、それを感じる、これを感じて沖縄に戻りたい、それで政治の場でもそれがね、絶対に必要だっていうこと。
この移民をやった人たちの思い、移民に行ってからの苦労から乗り越えるだけの力、そして今の成功、そしてまた再度チャレンジする力、これをもう一回私たち、沖縄にいる人たちが考えて、頑張ってもう一回沖縄づくりをしていかなければいけない時期にきているのかなというふうに思いますね。

ひろみ/ぜひこれは本当に、地元沖縄の私たちも知りたい内容ですよね。
この頑張りを、はい。

ミキオ/それと、もうパレードのときにエイサー、空手、サンバ。
もうすごい数だよ。

ひろみ/サンバも拝見しました、お写真も。

ミキオ/宮城姉妹。

ひろみ/宮城姉妹、すごいですね。

ミキオ/すーごいね、すごい。
こういうふうな形でさ、何かもう、この日系人の中のウチナーンチュじゃなくて、もうブラジルの中のウチナーンチュみたいに。

ひろみ/いやでも、本当にそんな感じがしますね。

ミキオ/いや、すごかったですよ。
すごかった。
やっぱりもう、あのパレードは見たら感動しますね。
何というの、国際通りでやるじゃないですか、一万人エイサー。

ひろみ/ええ、はい。

ミキオ/あれと同じようなもんだからね。

ひろみ/うんうん。
いやすごかった…。

ミキオ/本当にもう、もう見渡す限りエイサー団。

ひろみ/そうなんですか。
すごいですね。

ミキオ/そう。
いや、本当にすごかったよ。
いやー、感激しましたね。

ひろみ/今回のブラジルは特に感動が大っきい、そんな感じがしますね。

ミキオ/そう。
またこの、あいさつを3カ所で僕やったんですけどね、3カ所で。
まあ私のポルトガル語が通用しないこと、通用しないこと。

ひろみ/ポルトガル語使ったんですか。
何とおっしゃったんですか。

ミキオ/ポルトガル語でやったのは、皆さんきょうは楽しんでいますかと。
楽しんでいますかというのをエイサー大会の開会式でやって、楽しんでいますかって皆さんが笑顔になることを、1世の皆さんは望んでいたんですよと、もっと笑顔になりましょうというのを、ポルトガル語で言ったんですけどね。

ひろみ/ええ、いい言葉ですね。

ミキオ/誰も反応しませんでした。

ひろみ/あははははは。

ミキオ/あははははは。

ひろみ/いやいやいや、きっと気づいてくれてはいたかもしれませんけどね。

ミキオ/そうしたらもう、この、総領事館の首席なんかがもう、みんな爆笑してですね。

ひろみ/あははははは。
残念。

ミキオ/次の式典での挨拶があったので、式典の挨拶では私は移民の皆さんを、ウチナーンチュを尊敬しています。
尊敬をしていると。
これからもね、皆さんと一緒に私はやっていきたいと、それは私だけじゃなくて、沖縄県民の全部の思いだというのをまたやったわけ、話したんですけどね。

ひろみ/すばらしい、はい。

ミキオ/これもあんまり反応なかったですよね。

ひろみ/いやいやいや、皆さん緊張されていたかもしれません。
式典ですからね。

ミキオ/だけど、反応ないところがまたウケるわけさーね、この僕が言ったこと。
もう本当に、楽しい式典でしたね。

ひろみ/ではここで1曲、ブラジルにまつわるこの曲をお届けしましょう。
ディアマンテスで「片手に三線を」

♪ ディアマンテス/片手に三線を ♪

ミキオ世界を巡る〜ブラジルその2〜

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
さてミキオさん、もうブラジルのほうでの式典、そしてこのパレード、感動的な。
あと一方で、いろいろと経済もごらんになってきたんですね。

ミキオ/まず、2点目のミッションは、4世が7月1日から新しい制度になったんですよ。

ひろみ/ええ。

ミキオ/今までは3世までが日本人と同じ扱いだったんですけど、今回から4世も日本人と同じ扱いになる、新しい制度がね、スタートしたんです。

ひろみ/ええ。

ミキオ/この制度の説明会を日系社会全体にやってきたんですね。
この、みんなに説明会して、4世の制度ってこうですよという、1点目には18歳から30歳までですよと。
それで、このサポートセンター、サポートする人がいて、必ずサポートするから大丈夫ですよとかね。

ひろみ/はい。

ミキオ/それと、間に入るこの人材派遣会社は今回、4世からお金取ったらだめというルールになっていますよとかね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/非常にこの、今回は4世を大事にするという制度にしているんですよ。

ひろみ/ええ。

ミキオ/行く前にはN4の日本語をとってくださいよと。
この日本語をとらないで来ると孤立しちゃうんですよね、少々しゃべれないとね。

ひろみ/ああ、そうですよね。

ミキオ/だから、外国人技能研修生って来るじゃないですか。

ひろみ/ええ。

ミキオ/大体あの人たちで今、1年間で1万人が出生不明者ですね。
出生不明者。

ひろみ/それは困りますよね。

ミキオ/もう、やっぱりこれ、言葉がしゃべれないで来ているから。
だからN4ぐらいまでしゃべれれば、コンビニ行っても買い物できるし、おはようございますもできるし、大丈夫なんで。

ひろみ/うん。

ミキオ/だからそこぐらいまではとってから来てくださいというようなことを、ちょっと説明会なんかで話したんですね。

ひろみ/はい。

ミキオ/そしたら200名を超える人たちが来て、もう興味があるからみんな聞いていたわけ。
それで、やっぱりみんなの希望は、N4が厳しすぎるとかね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/なんで5年間なんですか、もっとやってくださいとかって、いっぱい話があったんだけど、もう今回だけはとにかく3世と同じようにね、同じ時期に3世だっていっぱい問題があったんですよね。

ひろみ/そうなんですね。

ミキオ/日本の景気できて、日本が景気悪くなったらもう、追い返されると。

ひろみ/ああ。

ミキオ/帰れないけど、日本で子供をつくったと。
子供はブラジルに戻って、なかなか入れないとかね。
まあ、いろいろあったんですよ。

ひろみ/ええ。

ミキオ/だから今回はサポートっていう人がいて、このサポートをする人がこの4世の人をちゃんと守る。
しかもこれがただの労働力のために来てもらうだけじゃなくて、必ずですね、空手とか、柔道とか、お茶とか、日本文化を必ず1週間に1回やらすというようなことを。

ひろみ/ああ、いいですね。

ミキオ/そういうような仕組みもつくって、今回の4世制度をつくったんですよ。
とにかく12月までに4000人をまず入れなきゃいけないんです。

ひろみ/はい。

ミキオ/4000人。
今まで本当にいい方々が多いんで、きのうもブラジルで話を聞くと、今、1年間で1万人の方々が日本に行ってるって。

ひろみ/ふーん。

ミキオ/4世がふえると、これがどーんとふえるわけですよ。
今、3世までしか行ってないから。

ひろみ/ええ。

ミキオ/だからそれをちょっと、私のほうで今つくったんで、これを頑張ってます。
しかし、自分で言うのも何だけど、この制度をつくったっていうのは画期的でしょうね。

ひろみ/これは本当に感謝されると思います。
すばらしいと思います。

ミキオ/日系社会の中ではもう、下地ミキオさんよくつくれたねというような声は。
僕3年前のそれ聞いてから、安倍総理に質問して、安倍総理の前向きな答えを引き出して、それからだけど、総理が前向きに言ってもさ、それから2年かかったんですよ。

ひろみ/へー。

ミキオ/法務省がもう、ぐじゃぐじゃして。
もう4世って日本語がしゃべれないですよとか、もういろんなことを言ってですね、時間がかかったけど、やっとことしの7月1日からスタートしたんですよね。
僕はいい制度ができたと思いますよ。
自分ながら。
だから、そういうふうな意味においては、今回の制度ができてスタートすると。
もう沖縄の人たちと交流し始めて、技術の勉強して、それで勢いに乗ったら(?)、またそれで5年間勉強して、ブラジルに戻る。
それで日本に対して、沖縄に対して、いいイメージを持つね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/そういうふうな形のことをしっかりやっていきたいと思うんですね。

ひろみ/いや、そうであってほしいですよ、うん。

ミキオ/4世の人たちがいっぱい来るんで、日本語学校もちょっと強化をしたいと。
沖縄のね。

ひろみ/はい。

ミキオ/そういうふうな。
今度フィリピンも来るでしょ、今度ね。

ひろみ/そうですね。

ミキオ/海外の人たち来るんで、それもちょっと日本語学校を強化してね、早目に早目に、日本のコミュニティに入れるようにするというようなことをやりたいと思うね。

ひろみ/いや、本当に海外からこうやってね、大勢の方々が沖縄に来て、一緒に仕事をしながら学ぶというのはすばらしいと思います。

ミキオ/僕は安倍さんがやっている、この外国人技能研修制度っていうのは、あまりいい制度だとは思わないですね。
僕は、それよりはやっぱり、日系人社会との関係を大事にしたほうがいいと思うんですよね。

ひろみ/はい、そうですね。

ミキオ/まずこれを、日系社会とのベストミックスをつくるべきですよ。
もう18歳から30歳の方々も来ますんで、これで若い世代だから結婚するチャンスも出てくるし、4世同士来て、日本で結婚して、日本で住むっていうケースも出てくるし。

ひろみ/はい。

ミキオ/いろんなシミュレーションができるんですね。
私はモアイのこの前の人は、ブラジルに行かなくて、県で研修して、それで沖縄の人と結婚して、ブラジル戻って、また沖縄戻ってきてっていうそういう人もいますからね。

ひろみ/むしろいいですね、そういうことがふえていくと。

ミキオ/僕も結婚式出たんですよ。

ひろみ/そうなんですか。
やっぱりキューピッドのような存在ですからね。

ミキオ/だからそういう感じのことが、またいっぱいあるとおもしろくなってくるね。

ひろみ/はい。

ミキオ/重層的な考えでしょ。

ひろみ/うん、そうですね。
いろいろと、いろんな色が、バリエーションがふえてきていいですね。

ミキオ/そう。
ブラジルもわかる人と、沖縄のわかる人と結婚するとなると、重層的になるし。
両国をわからずポルトガル語をしゃべれる人がいるっていうのも、重層的になるしね。
だからそれがいいんですよね。

ひろみ/はい。
ここで1曲お届けして、続いてまた伺っていきます。
花城舞で「結~心届く~」

♪ 花城舞/結~心届く~ ♪

ミキオ世界を巡る〜ブラジルその3〜

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
さあ、ブラジルの話題、いろいろなミッションがあったそうですが、続いての第3のミッションは?

ミキオ/3番目のミッションはね、サトウキビ、それを見にいってきましたね。
サトウキビってどこに行ってもさ、何というの、那覇市全部がサトウキビ畑みたいなところだから。

ひろみ/へー、広大な。

ミキオ/スケールが違うわけよ。
アラカキさんっていう人がいらっしゃるんだけど、日系人の方が。
その人だけでも360万トンとるんですよ。

ひろみ/360万トン、すごいですね。

ミキオ/すごいといっても、ひろみさん意味わかってないと思うんだけど。

ひろみ/もう全然わからないです。

ミキオ/沖縄全部でとっても80万トンぐらい。

ひろみ/ああ、そうなんですか、本当にすごさがわかりました。

ミキオ/沖縄全土だよ。
石垣とか、宮古とか、波照間とか、北大東、南大東とか、サトウキビ生産しているところがあるでしょ?

ひろみ/ええ。

ミキオ/あれ全部とったって80万トンぐらい。

ひろみ/ええ?

ミキオ/この人、1人で360万トンとる。

ひろみ/もう4倍、5倍ぐらいじゃないですか。

ミキオ/いや、これはね、すごいんですよね。
この人が今、日系人の中ではナンバー1じゃないでしょうかね。
その、私たちが見にいったのはハイゼンという、世界ナンバー1のエタノールの会社を見にいってきたんです。

ひろみ/はい。

ミキオ/ここがおもしろいのはまず、ひろみさん聞いてくださいよ。

ひろみ/はい。

ミキオ/沖縄の場合は、サトウキビを植えます、サトウキビを刈り上げます、砂糖をつくります、砂糖をとった後、バガスというのが出ます。
このバガスは燃えるんで、バガスを釜の中に入れて燃やして、燃やしてそれで、そのエネルギーにしながら砂糖をつくるというようなことになって、絞りかすが出たらそれをまた燃やして、このエネルギーで砂糖をつくる。
これが今の沖縄の砂糖ですね、つくるのは。

ひろみ/なるほど、循環していますね。

ミキオ/そう、これぐらいなんですよ。
これぐらい、正直言って。
ブラジルどうしているか、まず、言いましょうね。
サトウキビを植えます、サトウキビを刈り上げます、刈り上げたら砂糖をつくります、砂糖をつくった後の第一次ジェネレーションで、エタノールっていう油をとります。
今度、このとった後の第二次ジェネレーションでガスをとります。
ガスをとって終わった後のバガスをペレットに変えて、この燃料にします。
薪と同じように燃料にしますと。

ひろみ/はい。

ミキオ/全て、全部使うんですよ。

ひろみ/へー。

ミキオ/砂糖をつくり、エタノールの油をつくり、それが終わったのからガスをつくり、それを終わったのからバガスからペレットをつくって、燃料にして、燃えやすいようにしてこれを売ると。

ひろみ/そうなんですか。

ミキオ/そういう発想。

ひろみ/すごいですね。

ミキオ/もっとすごいのが、サトウキビ刈るでしょ。

ひろみ/はい。

ミキオ/刈るということは根っこからとらないよね。

ひろみ/うん、はいはい。

ミキオ/この根っこをまた掘り起こして、全部集めて、この泥をとって、この根っこのものだけでまた、このバガスのペレットをつくるわけよ。
今、バイオ燃料なんかだったら、パームヤシの殻を持ってきて、このバイオ燃料つくっているじゃないですか。

ひろみ/はい。

ミキオ/そうじゃなくて、このサトウキビのペレットが一番燃えて、エネルギーにいいんですよね。
だから、このブラジルの砂糖っていうのは量が多いからすごいねと、サトウキビ量が多いからすごいねじゃなくて、もう全てを、これを材料にしてね、いろんなのをつくり出してるというところがブラジルのすごさなんですよ。

ひろみ/そんな効率的にできるんですね。

ミキオ/そう。
沖縄はよくブタを、耳から何から捨てるところはブタはないって言うでしょ。

ひろみ/はい、ええ。

ミキオ/沖縄は砂糖とるだけ、燃料燃やすだけ。
それでいて国が補助金出す。

ひろみ/うん。

ミキオ/そういう制度になっているから、砂糖そのものが効率的に使われていないんです。
とられてないんです。
だけどブラジルはもう、こんな補助金とか何とかないから、1本植えたサトウキビからどんなにして全て収益上げるかというところに、エネルギーをかけているわけさ。

ひろみ/これは見習うものですね。

ミキオ/いや、見習うべきですよ。

ひろみ/はい。

ミキオ/やったんですよ、これがまた、ひろみさん。
宮古島で小泉総理が。

ひろみ/ええ。

ミキオ/エタノールをつくってやろうという実験をスタートした。

ひろみ/ほー。

ミキオ/これ環境省の予算でやったわけさ。

ひろみ/はい。

ミキオ/環境省の予算でやって、エタノールをつくる機械をつくって、エタノールを売れるようにして、売れるようにするガソリンスタンドをつくってね。
つくって、それでガソリンができた。
そして、この南西石油からエタノールが来たら、ガソリンスタンドでエタノールを3%混ぜて、ガソリンに3%混ぜてE3という燃料にして、これを売ったら補助金をあげると、売ったガソリンスタンドに。

ひろみ/はい。

ミキオ/機械をつくるとか、ガソリンスタンドをつくるの60億円環境省つくって。

ひろみ/ええ。

ミキオ/60億円ですよ。

ひろみ/60億円、はい。

ミキオ/そう、それでガソリンを売ったら、沖縄本島のガソリンスタンドがE3のガソリンを売ったら補助金をあげてって、もう100億越える規模までやったんですよ。

ひろみ/ほー。

ミキオ/環境省がね。

ひろみ/はい。

ミキオ/そしたら、経済産業省は、この石油会社があるでしょ、石油のメジャーの石油とか。
あの石油がエタノールはだめだ、だめだと、エタノール入れた車をどんどんやったら、エンジンがだめになって、エンジンができないよって、車会社が圧力かけるわけ。
それでもう狭間の中で、環境省と経済産業省がもう大げんかですよね。

ひろみ/そんなことがあったんですか。

ミキオ/あって。
結局経済産業省に負けて、宮古でつくったエタノール工場、60億円ぐらい、いろんな補助金出して40億円ぐらい全部パー、捨てて終わり。

ひろみ/もったいない。
なぜそんなことに。

ミキオ/しかし、これが日本なんですよね。

ひろみ/いや、もったいないですね。

ミキオ/これが沖縄なんですよね。
こういうのがだめなんですよ、こういうのが。
そう思わない?

ひろみ/ほんとに聞いてるとびっくりしますね。
そんな、無駄なお金になっちゃって。
せっかくいいものをつくっても。

ミキオ/だから、100億、200億って簡単にこんなにして税金捨てていくんですよ。

ひろみ/うーん。

ミキオ/それでいて、誰も責任取らない。

ひろみ/ねえ。

ミキオ/もうほんとに、国というののほんとに。
またやると決めたら、お金をもらってやると決めたらやらなきゃな。

ひろみ/そう、もうずっとやってほしいですよね。
徹底的に頑張ってほしいですよ。

ミキオ/そうそうそう。
だけどね、それがね沖縄県もだめなんですよ。

ひろみ/そこはもうね、開拓精神を引き継いでいるウチナーンチュとしては、頑張ってやってほしいですね。

ミキオ/そうそうそう。
だから、こういうことを僕らは勉強してこなきゃだめなわけね。

ひろみ/ほんと思いますね。

ミキオ/先週、イスラエルの件も勉強したけど、こういうふうにこの4世の労働力の問題、日系文化、日系社会との交流の問題、この同じサトウキビをつくっているところ、量の多さ、少なさは関係なく、こういうふうな発想でやっていくというこの姿。
それと、移民110周年でこのハングリーさね。
僕は、茅原南龍(ちはらなんりゅう)先生から不撓不屈(ふとうふくつ)という言葉をもらったんですよ。

ひろみ/不撓不屈、はい。

ミキオ/先生ブラジル行くんですけど、もしいろんなところで揮ごう(きごう)を求められたりするから、この揮ごうを求められたときどういうふうな言葉がいいかねと相談しに行ったら、ミキオさん、不撓不屈と書きなさいと。

ひろみ/うーん。

ミキオ/不撓不屈の民、ウチナーンチュと。

ひろみ/すばらしい。

ミキオ/という言葉をいただいたので、大体どこの大使館とか領事館とか行っても、必ず入口のところで書を求められるんですよね。

ひろみ/はー。

ミキオ/今回はもうどこ行っても不撓不屈。

ひろみ/いいですね。

ミキオ/不撓不屈という言葉を書いて、これイスラエルを見ても、あれだけ苦しい環境の中、移民110周年見てもあれだけ厳しい環境の中、もうほんとに不撓不屈ですよね。

ひろみ/その言葉、ぴったりですね。
いい言葉を書で残されてきましたね、ミキオさん。

ミキオ/いやもう、ほんとにすごいなと思う。
彼らの生き様のすごさを改めて勉強しましたね。

ひろみ/今回の視察で、いろいろなことを伺っていますが、これからのことをまた曲のあとに伺いたいと思います。

ミキオ/はい、わかりました。

ひろみ/natchyで「ニライの彼方」

♪ natchy/ニライの彼方 ♪

ミキオ世界を巡る〜そしてデンマークへ〜

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
今回ミキオさんは、ほんとにさまざまな思いをされていらっしゃるようですが、いよいよデンマーク、これからどういうふうな、コペンハーゲンも予定があるんですか。

ミキオ/このですね、デンマークは自然エネルギーを見に行くんですよ。

ひろみ/うんうん。

ミキオ/これ、ロラン島というところに行くんですけど、ここは6万人ぐらいの島なんですけどね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/全部自然エネルギーででき上がってるんですよね。
だから、うちも宮古も、石垣も、久米島も、北大東、南、伊是名、伊平屋ってみんな重油を運んでいって電気を焚いてるわけですね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/だから、コストが高くなるんですよ。
沖縄電力もこういうふうにして、離島がいっぱいあるから、離島の電気を供給を安定させるために、安定させるためにこのコスト高くなってるんですよと言って、沖縄本島も高くなってるわけですよ。

ひろみ/うーん。

ミキオ/それが、宮古、石垣とか離島が、全部海洋深層水の電力だとか、太陽光の電力とかこういうふうなサトウキビを使ったバイオエネルギーにね、石垣も宮古も全部あるから。
それのそのエネルギーを使った電力とかっていう、もうこの本土から重油を運んできてやらないというふうになったら、間違いなく自然に優しいエネルギーになりますよね。

ひろみ/そうですね。
これは期待できますよね。

ミキオ/それをちょっと、今回見に行こうと。
今、その何て言うか、反原発化、脱原発化と新原発化とかやってるんだけど。

ひろみ/ええ、ええ。

ミキオ/僕に言わせると、その論争で私は脱原発なんだけど、その論争で持っていくと政局的になるから、どっちが優しくて、どっちが経済効果があるかね。

ひろみ/なるほど。

ミキオ/やっぱ、原発つくるとさ、日立とか三菱重工とか大きいところでしか部品つくらないからそういうものになるでしょ。

ひろみ/はい。

ミキオ/偏ったところにしか行かないよね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/だけど自然エネルギーだったら、この前私が見てきた千葉なんか、農作物の上に太陽光置いてやったら、農作物も売れるし電気も売れて、農家がよくなるって、こういう施設この前見て来ましたね。

ひろみ/優しくていいですね、経済効果もあって。

ミキオ/そう、そう。
この太陽光、間に1メートルの間隔で置いてるんだけど。

ひろみ/はい。

ミキオ/人が農作物、機械も入れるようになってるけど上に太陽光があるわけですよ、パネルが。

ひろみ/ええ、ええ。

ミキオ/間は全部あいてるから、太陽がわーっと全部当たらないで影ができるわけですよ、作物にね。

ひろみ/はい。

ミキオ/これがまた、作物にいいらしいんですよね。

ひろみ/あー。

ミキオ/全てに太陽が365日全部に当たるんじゃなくて、こうやって太陽光のパネルのおかげで影ができたりするっていうのがね、日の角度によってできるっていうのがいいっちゅうんですよね。

ひろみ/うん、いいですね。

ミキオ/だから、そうなると太陽光のパネルをつくる会社も、それで民間の小さい農家のお父さんもこの電気を売って自分の収益になって、今までのようにイモをつくったり、サトウキビをつくって収益をあげると。

ひろみ/はい。

ミキオ/そういう末端の人たちが、収益があがるようなものにするのか。

ひろみ/いや、いいと思います。
環境にも優しくて、みんなに優しいですね。

ミキオ/そう。
でっかい原発つくってやるのかという、その分岐点なんですよ。
でね、停電が起こるんじゃないかとか何とかって言うけどね、ちょっと今回は、俺の発想がちょっと変わり始めているというかね。
ブラジルでね、ブラジルで停電があったんですよ、停電が。
レストランへ行ったら。
この停電がまた神秘的なんですよ。

ひろみ/あー。
怖くなかったですか、何だろうとかね、びっくりするとか。

ミキオ/いやもう初めからね、あそこのレストランなんかこの何て言うの、もうロウソクがたってるわけ、ロウソクが。

ひろみ/ロマンチック。

ミキオ/だから、ちょびちょび停電があったからといって、何か世の中が変わるほど起こるもんでもないなと思ったわけ。

ひろみ/あー。

ミキオ/ブラジルなんかおもしろいんだけど、トイレでウンチするでしょ。

ひろみ/はい。

ミキオ/ウンチしたら洗うよね、水で洗うんですよ、あそこは。

ひろみ/ええ、ええ。

ミキオ/水で洗った後、拭くわけですよ。

ひろみ/はい。

ミキオ/拭いたら、あれに流しちゃいけないんですよ、トイレの。

ひろみ/あ、そうなんですか。

ミキオ/うん。
集めるんです、ティッシュを。
もう一回このウンチしました、左手のところに必ず水があります。
おしりをこうやって洗います。
この洗ったおしりをティッシュで拭きます。
拭いたティッシュは、横の紙袋の中に入れるというのが、これがブラジルなんです。

ひろみ/えー、それもやっぱり環境のためですかね。

ミキオ/いや、環境よりこれ下水の能力がないからそうなってると思うんだけど。

ひろみ/あー、なるほどね。

ミキオ/だけど、ひろみさんの家はひろみさんがウンチしたら、そのまま流すよね、ティッシュ。

ひろみ/そうですね、はい。

ミキオ/だけどこの紙が溜まったら、これ燃やしたら相当エネルギーになりますよ。

ひろみ/確かに。

ミキオ/うちらの場合、そのまま水で流してるわけですよ。
だけど、紙を置いておいて、紙を全部集めてエネルギーにできるんですよね。

ひろみ/へー。

ミキオ/だからさ、考え方を変えなきゃいけない時期に来てない?
なんか。

ひろみ/そうですね、発想が違うんですね。

ミキオ/僕らも、何だこいつ不便なとこだよなみたいに思うかもしれないけど、考えてみればブラジルのほうが正しいんです。

ひろみ/うん。

ミキオ/これにただ今は横にパイプがあってやってるだけで、おしり洗ってるだけ、これにTOTOが変えてごらん、TOTO。

ひろみ/はい。

ミキオ/TOTOに全部してごらん。
もうそれだけでいいんですよね。

ひろみ/うーん、なるほど。
いや、いろんな体験をされてきましたね、ほんと今回の旅行では。
発想の転換があって。

ミキオ/そうそうそう。
もう、これからデンマークちょっと始まりますから、きょうから。
来週にはデンマークの話できますけど。

ひろみ/楽しみにしております。
まあもう、時間的にもあっという間のお時間で、ミキオさん、あと2分ほどのお時間なんですが。

ミキオ/恐ろしい話させましょうか、恐ろしい話を。

ひろみ/なんでしょう。

ミキオ/世にも恐ろしい、世にも恐ろしい話します。
デンマークで。

ひろみ/え、ちょっと怖いですね、お願いいたします。

ミキオ/今、窓から海岸縁を見ながら私はしゃべってるんですよ、今デンマークからね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/デンマーク人はですね、朝早く海だと泳ぐんです。

ひろみ/え?
何でですか。

ミキオ/運河で水泳するんですよ、水泳を。

ひろみ/はい。

ミキオ/裸。

ひろみ/えー?

ミキオ/裸。

ひろみ/ふふふふ、それはいいんですか、公共で。

ミキオ/いやいや、デンマークはこれがマナーなんです。

ひろみ/マナーなんですか。

ミキオ/いや、全員がやってるわけじゃないけど、デンマーク人はあれなんです、裸で泳ぐんです。

ひろみ/なんか自由ですね、でも、自然というか。

ミキオ/もう僕は、カメラを持って朝早く行ってきましたよ。

ひろみ/これはじゃあ、後でこっそりと見せてくださいね。

ミキオ/いや、男性だけでしたね。
裸で泳いでいたの。

ひろみ/男性。
まあ女性はちょっとびっくりですよね。

ミキオ/いやいや、そうでもないみたいよ。

ひろみ/そうなんですか。
いやー、ほんとに今回のいろんな視察は、おもしろい、びっくりするような話題もたくさんなんですけど、最後にラジオをお聞きの皆さんにも笑顔になるお話で締めたいと思います。

ミキオ/やっぱりね、僕は政治の場でやってるんで、やっぱり国会終わったら1回は世界のどこかを見てこないと、新しいものがつくれませんね。

ひろみ/うんうん。

ミキオ/僕はね今いろんな本読んでるけど、孫正義さんの本を読んだり、シリコンバレーのイーロン・マスクの本を読んだり、もう一個はティールさんっていって、車のテスラをつくっている人たち、イーロン・マスク車のテスラですけど、このティールさんっていって新しいいろんなものにチャレンジしている人見たりしましたけど、見てますけど、やっぱ世界見ないといかんね。
世界見ないと。

ひろみ/なるほどね。

ミキオ/やっぱり、見てそれで沖縄を考え、日本を考えていかないと。
やっぱ、そこがやっぱりこれまでもやってきてるけど、もっと今回は世界1周の旅みたいな感じなるんですけどね。

ひろみ/そうですよね、ええ。

ミキオ/イスラエル行って、ブラジル行って、デンマーク行ってって、もう私のこのミキオクラブに全ての情報が流れているし、もうそのFacebookにも僕の日記は全部長いからね、どうしようかと思ってるんだけど、それ全部載せようかと思ってるんですよね。
こうやって読んでもらえると、ちょっとまた違ってくるかなというふうに思います。

ひろみ/そうですね、メルマガにも。

ミキオ/しっかり勉強します。

ひろみ/はい、もう楽しみにまた待っております。
気をつけて、旅をなさってください。
ありがとうございました。

ミキオ/はい、どうもありがとうございました。

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、ご案内は本村ひろみでした。
そして、メインパーソナリティーは。

ミキオ/下地ミキオでした。
ありがとうございます。

ひろみ/はい。