沖縄が好きだから、今もこれからも前へ進む!

2018.8.16放送分「8月15日/翁長沖縄県知事逝去/充実の海外視察振り返り」etc…

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オープニング

ひろみ/皆さん、こんばんは。 ミキオポスト OnRadio、番組のスタートです。 ご案内は本村ひろみです。 そしてメインパーソナリティは、おかえりなさいませ、この方です。 ミキオ/下地ミキオです。 どうぞよろしくお願いします。 ひろみ/ミキオさん、12日間ですか、海外からお帰りになって。 まずは何と言ってもハッピーバースデー。 ミキオ/ハッピーバースデーです。 ひろみ/あははは。 お誕生日。 おいくつになられたんですか? ミキオ/57歳になりましたね。 ひろみ/57歳ですか。 ミキオ/だけどもう、年取りましたね、下地ミキオも。 ひろみ/そうですか? ミキオ/うん。 ひろみ/57歳で。 ミキオ/57歳。 ひろみ/まだ元気いっぱいだという感じがいたしました。 ミキオ/あはははは。 しかし元気いっぱいでありますよね。 ひろみ/ほんとそう思います。 ミキオ/なんか57歳っていったらさ、おじいちゃんのような感じしたよね、昔はね。 ひろみ/昔はそうですよ、60近い人という。 ミキオ/ひろみさんはおいくつですか? ひろみ/私はまだまだ三十代で頑張っておりますけれども。 ミキオ/はははは。 ひろみ/でも本当に、今回はですね、12日間という海外視察で、南米に行ったり、ヨーロッパに行ったりで、時差ないのかなと思ったんですが。 ミキオ/今回はうまくのり切ったね。 ひろみ/素晴らしい。 ミキオ/飛行機の中の眠り方も計画的にちゃんと眠れてよかったですね。 ひろみ/素晴らしいですね。 そういう話も含めつつ、今週はこのあとたっぷりと伺ってまいりますが、その前に、8月15日、73年目の終戦の日を迎えておりました。

8月15日

ミキオ/きょうはやっぱり何というかね、僕ら、僕らって言うか、僕らの世代が特に戦争を知らない世代が、どうやってこの日を迎えるのかっていうことを、よく考えなければいけないですね。 ひろみ/はい。 ミキオ/今の僕らの生き方そのものの考え方が、8月15日の考え方が、そのまま次の世代にもつながっちゃうわけ。 この人たちはもっと戦争から遠い世代なんですよ。 ひろみ/なるほどね。 ミキオ/だけど、世界を見たらどうなのかと言ったら、彼らの世代が戦争に一番近いのかもしれない。 ひろみ/怖いですね。 ミキオ/ある意味、世界中でいろんな問題が起こっている。 そういうふうなことを考えると、戦争をやらない世代の僕たちの考え方が、次の世代につながるんだけど、戦争のなかった僕たちよりも、彼らのほうが間違ったら戦争が近くなるかもしれないという、そういう怖さのある人たちにどうつないでいくかと。 ひろみ/本当に怖いということを教えないといけないわけですよね。 ミキオ/教えなきゃいけない。 だけど今もう、ゲームでいっつも人を撃っちゃっているからね、今。 ひろみ/そうなんですよ。 もうゲームの中の世界ですよね。 ミキオ/もうアメリカのね、映画見たら、全てがバシバシバシバシってやっているわけだから、なんかもう、ゲームの一つになっちゃっているよね。 ひろみ/リセットすれば生き返るみたいな、そんな簡単になっちゃっていますからね。 ミキオ/そう、そこをやっぱりどうするかということを、考えなきゃいけないというふうに思いますね。 そういうふうな意味では、8月15日をもっと丁寧に、もっと丁寧に、もっと平和を配信するというようなことを、やっぱり考えていかなきゃいけない。 イスラエル行って、もう真っただ中で戦争しているじゃないですか。 戦争をしている地域と、ガザ地区が戦争をしている、こっちは戦争をしていない、パレスチナのところもまたテロが起こるとか、こういうふうになって、そういう中で生きている人たちって、本当にすごいよね。 ひろみ/本当に実際に戦争が行われているっていうのが、もうびっくりですよね。 ミキオ/そう。 そこはやっぱり、もう一回考えながらやっていかなければいけないというんで、もっと丁寧に。 だから8月15日というのを、休みなんだけどね、登校させましょうか。 1日だけ。 ひろみ/学ぶということですか? ミキオ/平和教育、1日だけ学校に出す。 午前中だけやりましょうかね? ひろみ/大切ですね。 黙とうはもちろん続けているんですけど、ここに…。 ミキオ/さあ、どこまでの小学生が黙とうしたのかな? ひろみ/そうなんですよね、そこですよね。 ミキオ/うん。 ひろみ/高校野球ではみんな黙とうしていましたけども。 ミキオ/そう。 ひろみ/やはり必要ですね。 戦争を学ぶというのは大切かもしれませんね。 ミキオ/うんうん。 やっぱりそこだよね。 ひろみ/はい。 ミキオ/やっぱり車も全部止めましょうかね。 ひろみ/静止するって、動かないということですか?みんなが。 ミキオ/うん。 1分間だけ。 ひろみ/いやでもね、そのくらいのインパクトのある、みんなが反省をする時間っていうのは必要ですね。 ミキオ/そう。 やっぱり僕、これ大事だと思う。 機内放送でも、皆さん黙とうしましょうとかね。 ひろみ/ああ、実際にやっていないですよね? ミキオ/やってないでしょ。 ひろみ/これは必要だと思いますね。 ミキオ/これはね、選択があるとか何とか言われるかもしれないけど、やっぱりそういうことをやらなきゃいけない時期に来ているんじゃない? ひろみ/戦争を知らない世代が、どんどんふえていくということは、本当にそういうことですね。 ミキオ/そうです。 ひろみ/教育の場にきちんと落としていくということだと思います。 ミキオ/はい。 ひろみ/ではここで1曲お届けしましょう。 ザ・フォーク・クルセダーズで「悲しくてやりきれない」 ♪ ザ・フォーク・クルセダーズ/悲しくてやりきれない ♪

翁長沖縄県知事逝去

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。 さて、本題に入る前に8月8日、翁長県知事、急逝されました。 ミキオ/ほんとに残念ですね。 翁長知事は私にとって、ある意味先輩ではありますが、永遠のライバルでしたよ。 一緒に自民党の政治をつくり始めて、そして私が1区の支部長、彼が幹事長、そういう間柄で政治して。 私は自民党を出ていく。 この自民党を出ていくときの幹事長が翁長雄志さん。 下地ミキオ出ていけって一番騒いだのは、彼。 その彼が今度は自民党から出ていって。 一番遠いところの共産党と組んで、知事になられると。 私も紆余曲折ありますが、翁長さんも紆余曲折ありましたね。 ひろみ/いや本当、数奇な運命ですね。 ミキオ/うん、だから新聞のコメントでも書いたんだけど、やっぱり本当に徹底的に戦ったから。 極論から言えば、政治の場だから、もう本当に演説とか、いろんな街頭演説とか、いろんな場所ではもう、お互いがお互いのこのね、考え方を否定しあってっていうこともやってきた。 だから、徹底的にそれをやったからこそ、何か僕は愛情がありますよね。 手を合わせていても、ご苦労さんっていう思いと、何か俺なんかよくやったなって、ケンカしたなっていう感じの思いがありますよ。 1回、議員会館に来て、2人で1回ゆっくり話したことありますよ。 ひろみ/そうなんですか。 ミキオ/うん。 彼が知事になってから。 ひろみ/はい。 ミキオ/誰も応援団いないし。 だから自民党とのパイプがどうなるのかっていったときに、いろいろ話したことがあるんですけどね。 そういうふうなことを今は言えないことなど、一生懸命やってきて。 よく頑張りましたね、翁長知事も。 ひろみ/そうですね。 ミキオ/自分の信念とおすって簡単じゃないんですよ。 ひろみ/本当すごいですよね。 ミキオ/めっちゃくちゃ圧力かかったと思う。 ひろみ/ええ。 ミキオ/僕が自民党出るときも圧力かかったけど、もう彼にも相当圧力かかったと思う。 政府の権力って普通じゃないから。 その中で自分の考え方を変えない。 あれ知事になったらね、翁長さん自民党だからね、考え方変えるよって言っている人いっぱいいたよね。 それで、彼は変えなかった。 ひろみ/はい。 ミキオ/やっぱり変えたら、沖縄は終わっちゃうんです。 前の仲井眞さんが変わったでしょ。 ひろみ/うん。 ミキオ/また次の知事も、反対って言っておきながら変わったとなったら、もう沖縄の政治そのものが全て崩壊する。 だから、沖縄の政治のためには、彼が変わらないで最後まで頑張っていただくことが大事だったんです。 それをちゃんと成し遂げた。 ひろみ/信念をとおして。 ミキオ/そうそうそう。 そういうふうなことを、私はすごく頑張ったかなというふうに思いますね。 ひろみ/本当に心からお悔やみを申し上げます。 ミキオ/はい。

ミキオ世界を巡る〜12日間の振り返り〜

ひろみ/さて、今週のミキオさんは、海外の視察、もう12日間というこの期間で、まずはイスラエルに飛んだので、このコーナーではイスラエルから伺っていきたいと思います。

イスラエル〜イノベーションの源は〜

ミキオ/まずイスラエルは、私がもう、いっつも言っている、7つのこの国の不安。 国難。 1つが人口減少。 2つ目が高齢化。 3つ目が医療と介護の急激な予算の、膨大な予算。 4つ目がこのGDPがなかなか伸びない悩み。 経済に強くなっていない。 昔まではGDP第2位だったんですよ、アメリカに次いで。 ひろみ/へー! ミキオ/今、日本が3位になって、中国が2位になって、日本が500兆円。 中国って1500兆だよ、だって。 ひろみ/すごいですね。 ミキオ/その次がGDPは伸びないんだけども、借金が多い。 そして、大事なことは東京に一極集中して、地方に人がいなくなっている。 ひろみ/過疎化ですね。 ミキオ/それで最後の7番目は、沖縄に…。 ひろみ/基地が。 ミキオ/基地があると。 そういうことを、どうするかということを考えたときに、私が選んだのが、このイスラエル、ブラジル、デンマークということなんですよ。 イスラエルは、もうとにかくスタートアップ企業。 新しい開発をする。 新しい発想で企業を生み出すというのに、国全体がイノベーション庁というのをつくって…。 ひろみ/へー、すごいですね。 ミキオ/取り組んでいるわけよ。 ひろみ/そんな国なんですか。 ミキオ/結論から先に言うと、1年間でよ、ひろみさん。 1年間に650社の企業が世界中の企業とマッチングをして、投資を受けたり、買収されたり、共同開発にうつったりと。 ひろみ/すごい。 ってことは1日に2社ぐらいはもう動いているということですよね? ミキオ/それをやるのがイノベーション庁の仕事なんです。 ひろみ/いやー、すごいパワーのある国ですね。 ミキオ/そうでしょうね。 これをできる人たちっていうのはすごいよね。 だから、シリコンバレーって、天才がいるわけよ。 天才が天才で自分でやるんです。 だけど、このイスラエルというのは、組織的にそれがつくられるわけよ。 それが僕にとっては、すごいことだなというふうに思っています。 ひろみ/すごいですよね、本当に。 ミキオ/そういうことをね、できるような国にしていかないと、うちのあれが伸びないのよ。 この経済のGDPが。 新しい企業が出ないと。 アメリカはね、この10年間に起こした会社が新しい雇用の何と7割をつくっているんだよ。 ひろみ/へー! ミキオ/トヨタとかそういうふうな、その、フォードとかって、もう100年200年続いた会社じゃなくて、新しく生まれた会社が。 ひろみ/そんなにあるんですか。 ミキオ/雇用の7割。 だから新しいものが出てこないと、前に進まないんですよ。 ひろみ/いやー。 ミキオ/これをね、イスラエルで感じたわけよ。 何であの国がそれができるのかっていうところが、僕にとってはもう、本当に興味のあるところなんで。 ひろみ/そうですね。 どういう人材を集めているんでしょうね。 ミキオ/まずね、基礎研究は大学に徹底的に任せてやっている。 基礎研究が終わったあと、これをマッチングをさせるのに、一生懸命イノベーション庁はやっている。 それで、おもしろいのは、こう言うんです。 下地さん、失敗したら私たちが補助したお金は返さなくていい。 儲かって返せるようになったら返してくださいって言うわけ。 ひろみ/ああ、なるほど。 ミキオ/日本逆でしょ? ひろみ/そうですね。 ミキオ/失敗したら返せみたいな。 ひろみ/なるほど。 ミキオ/やっぱりそこが僕は一番面白いんじゃないかと思います。 ひろみ/面白いです。 やる気になりますよね。 ミキオ/そう、やる気になる。 ひろみ/うん。 ミキオ/そういうふうなことを、どこまでできるかという。 何か、そういうふうなものをイスラエルで感じたんです。 ひろみ/はい。 ミキオ/それで、イスラエルならではなんだけど、小学校から中学校から高校から大学までね、すんごい子供が点数のいい子供がいるとするでしょ。 徴兵制度があるわけよ。 ひろみ/ああ、イスラエルは。 ミキオ/そう。 徴兵制度があるから、その子供は全て、優秀な子供はね、幾つかな? 三八部隊とかっていってね、情報通信の部隊にみんな集めているんですよ。 ひろみ/なるほど。 違うところで勉強させるんですね。 ミキオ/もう優秀な子供は全部そこに集めて、そこで徹底的に。 ひろみ/これはすごい英才教育ですね。 ミキオ/英才教育をやるわけよ。 それをまた、民間に返すわけよ。 これは…。 ひろみ/はい。 そのくらい、やっぱり意気込みっていいますかね、国が真剣ですよね。 ミキオ/これがすごいですね。 ひろみ/わー。 8200部隊という名前なんですね? ミキオ/そうそうそう。 8200部隊。 ひろみ/IT及びサイバーセキュリティの部隊という。 ミキオ/そう。 ひろみ/かっこいいですね。 ミキオ/いや、かっこいいというよりも、すごいんですよ。 ひろみ/いやー…。 実際にそういう国あげての教育が行われているという。 ミキオ/そう。 ひろみ/はい。 ミキオ/これがね、おもしろいんですよね。 そういうふうな、この積み上げ。 人口も800万人しかいない。 国土も小さい、人にエネルギーをかけてやっていく。 昔の日本だよね。 ひろみ/そうですよね。 もう産業があがっていくときの。 ミキオ/そう。 ひろみ/70年代な感じですかね。 ミキオ/そうそうそう。 人口がそんなに、7000万、8000万の戦後の中で人にお金をかけて、SONYが頑張り、松下幸之助頑張り、そうやってものづくりをしていくっていう、あの日本の姿がイスラエルにはあるよね。 ひろみ/まさにぐいぐいと上がってきそうな国なんですね、イスラエル。 ミキオ/いや、やっぱり厳しい環境の中で育っているからでしょうね。 ひろみ/はい。 ミキオ/だから私がいつも言うのは、今回、教育の無償化を完全にやろうと、うちが言っているでしょ? ひろみ/ええ。 ミキオ/あれは埋もれてないかと思っているわけよ。 親の貧困のために、埋もれてないか。 親の暴力のために、埋もれてないか。 そういう子供たちがもう親に関係なく、学校に来れるようになったら、このシリコンバレーのそういうふうな天才がね、来るんです。 向こうはもう、生きるか死ぬかってなっているでしょ? ひろみ/はい。 ミキオ/うちの***もう、俺はもうあんな酒飲んで、遊んでばっかりの親にはなりたくないと。 もうあんな親は嫌だから、頑張ると。 これです。 ひろみ/ハングリー精神の優秀な人材が集まるという。 ミキオ/SoftBankの孫さんって、本当にハングリーじゃないですか、あの人の本を読んでいると。 ひろみ/ええ。 ミキオ/非常にこの何というの? 朝鮮半島で生まれ育ったっていうことで、いろんな人に文句言われて。 ひろみ/ご苦労されたみたいですね、本当に。 ミキオ/ご苦労されて、それがすごい。 あの人、大病もやっているんですよね。 ひろみ/そうですよね。 本当に死ぬ間際までいったっていう。 ミキオ/死ぬ間際まで。 やっぱりそういう人がやっぱり、つくるんだよね。 ひろみ/なるほどね、もうのんびりと平々凡々ではいけないですね。 ミキオ/やっぱり、平均が5割を超えましたっていうのの良さと、貧富の差があるから、この貧の人たちがもう頑張ってっていうバランスね。 それを感じますね。 ひろみ/いやなんか、イスラエルから熱いパワーをミキオさんもらって帰ってきたような気がします。 ミキオ/1個だけいいですか。 ひろみ/はい。 ミキオ/チップを車に入れる。 チップを信号機に入れる、標識に入れる。 ビルのこの防犯カメラにつける。 ひろみ/はい。 ミキオ/私も自分の携帯電話にチップを入れる。 そうすると、全ての情報交換をやりあって、交通事故がなくなる。 ひろみ/それいいですね。 ミキオ/もう少しで車が曲がり角から近づいてきますよといったら、プップップップッみたいな。 車も車で、もうストップしちゃう。 ひろみ/これもうイスラエルでやってるんですか。 ミキオ/やってるんですよ。 ひろみ/早くほしいですね。 ミキオ/これをトヨタとか三井物産とかが、またマッチングしてるわけ。 ひろみ/いや、ぜひそういう事故のない国を目指すということでね。 ミキオ/これ事故がないだけじゃなくて、あれでもいいね。 子供たちに、つけて。 ひろみ/安全のために。 ミキオ/安全のために。 そうしたら、どこでもかしこでももう情報落ちてるから。 だが、ただ自分の位置を知られたくないという人たちもいるから。 ひろみ/ええ、そういう方はオフにすればいいんですか。 ミキオ/オフにすれば。 ひろみ/なるほど。 ミキオ/子供はもう、強制的にランドセルにつけさせたほうがいいんじゃないの? ひろみ/そのほうが学校の帰宅時間とか安心ですからね。 ミキオ/それかちょっと痛いけど、指かどっかに埋め込んでおくか。 ひろみ/いや実際に、動物、ペットにはもうやってるみたいなので。 大丈夫だとは思うんですけどね。 ミキオ/どっかにしばっておくかね。 やっぱ子供って、これからほんとにセキュリティ必要だと思うよ。 よく俺、話が全然飛ぶよ。 そういうようなことをやるのと同時に、この何か向こうは全部軍事産業から来てるから、そういうセキュリティもすごいのよね。 ひろみ/あ、これは軍事からの流れなんですね。 ミキオ/だから、無人機を見に行っても、雨降りますよって言ってやったら、積乱雲の上に無人機飛ばして、その下半径何十キロの川の水量がわかるし、山崩れがわかるし。 1センチでも山が動き始めたら。 ひろみ/もう見て、上から。 ミキオ/見て。 これが…。 ひろみ/これは必要ですね。 ミキオ/やっぱそれなんですよね。 ひろみ/もうこれから、すごいゲリラ豪雨とかあるじゃないですか。 そのときのために、必要ですね。 ミキオ/それに、私がいつも言う水陸両用車があれば。 ひろみ/いや、ほんとに安心のできるこの自然災害のない方向につくっていってほしいなと思います。 ミキオ/そう、これはやりましょう。 ひろみ/ぜひ、お願いしたいと思います。 では、ここで1曲お届けいたしましょう。 坂本九で「明日があるさ」 ♪ 坂本九/明日があるさ ♪

ブラジル〜ウチナーンチュの底力〜

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。 今週は、ミキオさんの視察、海外視察の話題をお届けしておりますが、ではイスラエルから飛んでブラジルのほうにちょっとお話を移したいんですけれども。 ミキオ/ブラ~ジル~。 ひろみ/いやなんか、サンバの影響があるみたいですけれどもね。 ミキオ/まあまずは、沖縄の移民110周年。 ひろみ/ねえ、すごいですね。 ミキオ/それは、すごいよね。 笠戸丸で110年前に行って、もう着いてから奴隷で地獄のような地獄を見ながら、夢と希望と家族を守ろうということは諦めないで頑張って、クワ1本で契約の2年間頑張って、その後はアマゾンの奥地とか、このブラジルの人たちが開拓しないところ。 お前ここで開拓したら、お前のものにしていいよというところ。 そういうところを、ウチナーンチュが開発をして、それで自分のものにして頑張ってきた。 ひろみ/大変ですね、この努力。 ミキオ/それでいて、2世の子供たちには勉強しろ、学問を学べと言って。 もう経済界、この弁護士を初めとする法律、それに医師、医者とか。 もうほんとに高いレベルで、日系人社会がブラジル社会でリードしていますね。 ひろみ/すばらしいですね、うん。 ミキオ/大体サンパウロの州議会が、110周年記念で特別議会をつくって、沖縄のおじいちゃん、おばあちゃんを表彰するんだよ。 ひろみ/もうすごいですね。 沖縄みたいですね、そこね。 ミキオ/それぐらいまで、影響力があるということなんですよ。 ひろみ/ほんとですね。 ミキオ/そう。 影響力あるということ。 だから、そこを見ていて、今私が思い出す、思い出すというかちょっと考えることは、今そのアイデンティティうちが必要じゃないかと思うんですよ。 ひろみ/この沖縄が。 ミキオ/うん。 沖縄のアイデンティティ持ってくるよと、ウチナーンチュの日系人に言うんじゃなくて、おまえが持てよなと言いたいよな。 ひろみ/いや、たしかにそうですね。 ミキオ/なんか、国と一緒じゃなきゃだめだとか、何かがやらなきゃだめだとか、基地問題も反対運動だけだとか。 そうじゃなくて、彼らは結論を出してきているわけよ。 ひろみ/うん。 ミキオ/結論を出さなきゃいけないんですよ。 経済も政治も。 ひろみ/はい。 ミキオ/だから、そこが今うちの沖縄には足りないんじゃないですかね。 ひろみ/移民していったウチナーンチュの背中を見なきゃいけないですね、ほんとに。 ミキオ/という時期が、来ているんじゃないかと思うよ。 うちも裕福になってきてる、政府がさ、予算切るんなら切ってみろと。 自分たちが頑張ってみれば、やってみろと。 ひろみ/うん。 ミキオ/要請書を持って歩く必要ないよ、もう。 ひろみ/どんと構えて。 ミキオ/そんな、なんか国とのパイプとかって聞くとね(?)、へーっとか思ってるよね、僕は。 ひろみ/そのぐらいの気概はほしいですね。 ミキオ/いや、それが一番沖縄を強くするわけよ。 沖縄の個性ってそんなもんじゃないから。 ひろみ/はい。 ミキオ/強いもんだから。 ひろみ/うん。 ミキオ/だから、そういうのをさ、つくりあげていくような意志の強さみたいなものな。 ひろみ/ほんとですね。 ミキオ/提案して、変えていく。 キョウギ(?)を政府として変えていくという、こういうやり方やっていかないといけない。 ブラジルでね、エタノール。 エタノールで、サトウキビ見て来ましたよ。 ひろみ/ええ、ええ。 ミキオ/沖縄はサトウキビ植えました。 サトウキビ刈りました。 製糖工場が補助金で買いました。 それで、砂糖つくりました。 そして、余ったカスをバカスで釜を焚きました。 これぐらいですね。 ひろみ/ええ。 ミキオ/ブラジル見てごらん。 ブラジルは、サトウキビを植えました。 サトウキビを刈りました。 サトウキビで砂糖をつくりました。 絞り込んで、砂糖をつくりました。 第一次エネレーションで、エタノールというのをつくりました。 その次は、このエタノールからとった後のものでガスをつくりました。 それで、もう全部取って終わったやつで、バカスでペレットをつくりました。 ペレットはすぐ燃えるから、これが燃料になりますと。 ペレットにしたら、どこにでも持ち出しやすいさ。 ひろみ/うーん。 ミキオ/で、やる。 ひろみ/はい。 ミキオ/沖縄は? サトウキビ植えて、根っこのところ、刈ったら根っこそのままにしてるんですよね。 ひろみ/もったいないですね。 ミキオ/向こうは、全部根っこも掘り起こして持っていくわけ。 土を落として、それでまたペレットつくるんですよ。 ひろみ/いやー。 ミキオ/これでエネルギーにしてるわけよ。 エネルギーを3つつくってるよね。 ひろみ/そうですね。 ミキオ/1つはエタノールを、1つはガス、そして1つは燃えるペレット。 なんで補助金が必要なんですかという。 ひろみ/もうそれができれば、全然いいわけですよね。 ミキオ/そうそう。 だから、その仕組みを農家と一緒になってつくったらいいんだよ。 だけど、またうちの国も恐ろしい国家だからね。 省わりて国はなし。 ひろみ/うん、なんでしょう。 ミキオ/環境省と経済産業省がけんかしました。 小泉純一郎さんが、バカスを絞ってエタノールをつくるぞ!って、宮古島でこのエタノールをとるためのガソリンスタンドを、工場も、ガソリンスタンドもつくりました。 沖縄本島では、エタノールをE3と言ってガソリンにエタノールを混ぜる、3%を混ぜるのをE3というんだけど、混ぜたガソリンを出したらガソリンスタンドに補助金を出しました。 そこまでやって、やったんですよ。 5年もたたないうちに失敗して、60億円捨てましたね、税金。 ひろみ/うわー。 ミキオ/これなぜですかと言ったら、エタノールのガソリンを入れたら、車が壊れるとか。 ブラジルでやってるのに、壊れるわけないでしょと。 ひろみ/うん。 ミキオ/じゃあ、エタノールを入れた車でエンストが起こって車がだめになった。 それが原因じゃなくても、保険下りませんよという噂が流れちゃうわけよ。 ひろみ/あー。 それで、だめになっちゃうんですね。 ミキオ/環境省はやりたい。 補助金までつけてやりたい。 経済産業省は、油会社につつかれて、車会社につつかれて潰すようにやって、経済産業省の勝ちーっ!とかって60億円。 ひろみ/いやいやいや。 ミキオ/普通、国家がやったらさ、みんなで応援すべきでしょ。 ひろみ/いや、もう環境のために一番いいことをやるべきですよね。 ミキオ/だけどね、それをやらないのがこの国なんですよ。 ひろみ/難しいなあ。 ミキオ/それをやらないのが、この国なんですよ。 ひろみ/ぜひ、これからの新しいエネルギーとして活用してほしいですね。 ミキオ/まあ、だからそういうふうなことを、突き抜けてやっていくようなことをやらないと税金の無駄はなくならないよね。 この前も、だから私が革命的保守。 ひろみ/はい。 ミキオ/革命的保守というのは、改革なんていうのは線を右に左に変えたり、上にしたりとかって路線を変えるくらいが改革。 革命的保守というのは、1回潰してからやるんだと言ったら、後援会の人で怒る人がいて。 ひろみ/あ、びっくりしたんでしょうね、言葉が。 ミキオ/そうでしょうね。 革命的保守と言ってるから、革命と言われてるともうほんとに左のフランス革命とか、文化大革命とか。 ひろみ/革命家って言うと、ちょっとびっくりしますからね。 ミキオ/そうそうそう。 だけど、さっき言った7つの悩み。 人口、高齢者、高齢化、医療費と介護のこの予算の急激な増加、それにGDPが伸びない。 そして、借金が1100兆円超える。 地方に人がいなくなる、新宿区なんかあと20~30年したら、人口の5割が独身の男の人になるとかって言ってるよ。 ひろみ/えー。 ミキオ/そういうこと。 沖縄の基地問題。 これ、改革で直る? ひろみ/そんな、やわなもんじゃなさそうですね。 ミキオ/そこなんですよ。 ひろみ/あー。 ミキオ/そこなんです。 だから、革命的保守と言っているのは、革命というと革新とかっていう部分に思われるから、だから保守ってつけてるだけの話なんです。 保守とつかわないと、またミキオ革新かよみたいな。 ひろみ/新しい言葉つくりましょうかね、それなら。 ミキオ/そうそう。 ひろみ/いやでも、ほんとイノベーションっていうのはそういうことですよね、きっとね。 ミキオ/それは革命的な開発ですというでしょ。 改革的な開発ですという人いる? ひろみ/それは何か違いますからね。 ミキオ/やっぱ革命っていうのは、目からうろこ、全く見方が違う、これ何だ、なんですよね。 ひろみ/驚愕的保守っていう感じですかね。 びっくりさせるみたいな。 まあ、いろいろと言葉はあると思いますけれども。 ミキオ/革命的保守。 ひろみ/ここで、1曲お届けしたいと思います。 グース外間さんの「時空の花」 ♪ グース外間/時空の花 ♪

デンマーク〜自然エネルギー大国〜

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。 さあ、南米のブラジルからぐーんと飛んで、デンマークに行く途中に何かミキオさん、FacebookやTwitterに書いてましたけど、1回空港で足止めになってるんですよね。 ミキオ/閉鎖。 ひろみ/全員が、閉鎖。 ミキオ/セキュリティを。 ひろみ/すごい、びっくりしました。 すごい体験ですね。 ミキオ/なんかセキュリティをしてたら、おまえ待ちなさいと言われた人がなんか急にいなくなったと。 中に入ったから、A区域全部閉鎖。 ひろみ/え、でもこれね、ミキオさん。 この間の、シアトルの飛行機乗って飛んだ人がいたじゃないですか、勝手に。 あれ考えたら、もう閉鎖必要ですよね。 ミキオ/いや、ほんとですよね。 ひろみ/怖いですよ、何があるかわかんないんで、空港が。 まあでも、何事もなくデンマークには飛べたということでね。 ミキオ/だけど、もう人の殺気だった行動って怖いよね。 ひろみ/想像だにしません、怖いと思います。 ミキオ/いろんなことが起こってるから。 ひろみ/怒号が飛ぶわけですよね。 ミキオ/そう。 いや、それはすごかったな。 ひろみ/すばらしい経験はされたと思います。 ミキオ/まあ、勉強しました。 ひろみ/その後のデンマークが、もう本当に美しい街並みだったということで。 ミキオ/美しいですね。 鈴木さんっていう大使がね、非常にいい人で勉強になりました。 今回の旅はね、もうほんとにアテンドがよかったね。 もうほんとに勉強できた。 ひろみ/あー、よかったですね。 ミキオ/そしたら、この大使がもうご飯食べたらこう言うんですよ。 ミキオさんと。 デンマークはね、朝早く運河で泳ぐんですけど、裸で泳ぐ人がいるんですよと。 ひろみ/すごいですよね。 ミキオ/もう頭の中が、妄想、瞑想。 ひろみ/ま、ただ裸と言われれば。 ミキオ/そう。 男の人も女の人も。 ひろみ/と、思いますよね。 ミキオ/いや、思いますよ、ほんとだもん。 ひろみ/え、女性も泳ぐんですか? ミキオ/そう。 ひろみ/びっくりですね。 ミキオ/でももう、寝るときからもう妄想が始まってるから。 ひろみ/はい。 ミキオ/運河を歩けば、全部全裸で。 ひろみ/そんなわけはないじゃないですか。 ミキオ/とやって、普通はホテルのジムで走るんだけど。 ナガハマさんっていう私の秘書と2人で、きょうは運河沿いを走るぞと。 ひろみ/ははははは、それで。 ミキオ/向こうも、え?みたいな。 ジムじゃないんですかとか、いやジムなんかおまえ、イスラエルとかね、ブラジルはちょっと治安の問題もあったけどここは大丈夫だとか言ってもう自分で決めつけて、運河歩いたんです。 1日目、男の人と会いましたね。 ひろみ/らしいですね。 ほんとに裸で。 ミキオ/裸で。 ひろみ/いやー、すごいなあ。 ミキオ/おーっと思って、ガン見はできないさあね。 ひろみ/チラ見ぐらいですよね。 ミキオ/チラ見ぐらいで。 2日目は、もうなし。 がっくりに来て、3日目はもうあした帰るから。 ひろみ/何を期待しているんです。 ミキオ/やったら、ホテルマリオットというところに泊まったんですよ。 皇太子も泊まられた。 ひろみ/いいホテルなんですね。 ミキオ/そんなよくはなかったけど。 泊まったら、その前を歩いていたらいたんですよ、橋の下に。 ひろみ/泳いでいる方が。 ミキオ/泳いでいる、あがってくる人が。 ひろみ/おー。 ミキオ/全裸。 ひろみ/ふふふふふ、よかったですね、いろいろと。 ミキオ/秘書に、いたぞーっ!とかって言ったら、もう、あ、すっごいですね!とかって言ってから、おまえはもう見るなとか言って、俺が見るとかみたいな。 ひろみ/ネス湖のネッシー探してる観光客だ。 いやいや、デンマークにはいろいろと風車見たりとかなさったんですよね。 ミキオ/デンマークはもう何と言っても(?)エネルギー。 ひろみ/あー、はい。 ミキオ/2050年までにもう固形燃料、石炭とか、それとか液化燃料、石油とか。 それで電気つくるの全部廃止。 ひろみ/すごいですね。 ミキオ/自然エネルギー。 これすごかったね。 太陽光、バイオガス、風車、これで賄ってるんだから。 ひろみ/いやもうぜひ、日本もその方向に見習ってほしいですね。 ミキオ/ひろみさん、うちの家内がね。 ひろみ/奥様が、はい。 ミキオ/車に乗ってるんだけど、電気自動車。 ひろみ/あー、そうなんですか。 ミキオ/日産のあの車の名前は何て言ったですか。 ひろみ/リーフ。 ミキオ/リーフですよ。 だけど、うちの家内が乗ってるリーフは電気自動車。 ひろみ/はい。 ミキオ/この電気自動車を動かす電気、何でつくってるかと言ったら沖縄電力の石炭。 ひろみ/ふーん、あ、そうなんですか。 ミキオ/LNGのガス。 おかしくない? ひろみ/そうですね。 ミキオ/だから、電気自動車が環境に優しいと言っても、電気自動車を動かすものが石炭とか重油だったら、意味がないでしょと。 原発だったら。 ひろみ/本当のエコじゃないですね。 ミキオ/そうなんです。 本当は自然エネルギーで、電気自動車なんです。 ひろみ/ですよね。 ミキオ/だけど、もうデンマークはそういう方向に行ってるんですよね。 ひろみ/デンマークに行きたいな。 ミキオ/しかもあれですよ、あの電気を売るという、電力会社に売るという発想がないんですよね。 ひろみ/うーん。 ミキオ/なんかおもしろいんですよ、このやり方がね。 1点目には太陽光で電気、太陽光で電気をつくるでしょ。 熱をつくったら、重油みたいな、オイルみたいなものを温めるわけ。 この温めたオイルが100度ぐらいまでなったら、このオイルが家庭に行く水を温めるわけ。 そうすると、家庭の中でシャワーとか何とかは、太陽光で温めたオイルが温めた水で流すわけですよ。 ひろみ/へー。 ミキオ/そういうことになると、ひろみさんの家も全部電気で今シャワーを使ってるよね。 ひろみ/はい。 ミキオ/シャワー使ってる。 これが、ガス。 ガスでもなくて、この太陽光でお湯ができるわけ。 これでやったら、太陽光でつくった電気が1だったら、油でつくった…。 お湯が1だったら、1でできるんだったら、原価がね。 油でつくったお湯は3、電気でつくったお湯は6なんです。 ひろみ/ふーん。 ミキオ/だから、6分の1の値段でお湯が出るわけですよ。 ひろみ/可能なんですね、太陽光で。 ミキオ/あと残りは、お湯はこの太陽光でつくってるけど、あと家の電気とかほかの冷蔵庫とかあるでしょ。 これは、風車の電気持ってくるわけよ。 ひろみ/水の力、そこは。 すごい。 ミキオ/風車ですよ。 ひろみ/あ、風ですね、風ですね。 ミキオ/風の力でやってくる、補う。 そうするとどうなるかというと、お湯を使うために、つくるために電気をいっぱい使ってるじゃないですか。 お父さんもシャワー入る、ひろみさんも入る。 ひろみ/家族全員で使うと。 ミキオ/家族入るというのが、なくなっちゃうから電気の使用量が減るわけよ。 ひろみ/なるほど、いいですね。 ミキオ/おもしろいよね。 ひろみ/おもしろいですね。 ミキオ/僕はね、太陽光は電気をつくるもんだと思ってたわけよ。 太陽光でお湯をつくるもんだっていうのは、初めて知ったよ。 ひろみ/初めて知りました。 ええ。 ミキオ/これが電気の使用量を減らして、電気料金よりも安いお湯をつくるっていうんで、これが省エネにもつながる。 ひろみ/すぐ採用したい話ですね、それはもう。 ミキオ/それと、2つ目に言ったバイオガス。 ひろみ/バイオガス、はい。 ミキオ/これがまた、海藻。 海にある海藻、食品残渣、食品加工残渣、それにブタ、ウシのフン、この4種類でつくってるわけ。 ひろみ/すぐにも集められそうな。 ミキオ/でしょ。 ひろみ/ええ。 ミキオ/もう那覇市内だったら、一番いいよね。 ひろみ/そうですよね。 ミキオ/そこでガスをつくって、このガスをまた発電所に運んで、このガスだけで電気をつくって供給しているわけ。 ひろみ/いや、このシステムすぐに採用できそうですよね。 こんなにごみが出てるんですから。 ミキオ/天然ガスがあるでしょ。 この天然ガスを成分一緒にしてるもんだから、天然ガスに混ぜてまた出してるわけ。 ひろみ/はー。 ミキオ/頭いいよね。 ひろみ/頭いいですね、ほんとに。 デンマーク。 ミキオ/おもしろかったね。 風車、世界ナンバーワン。 世界ナンバーワンの風車のとこなんですよ。 だから、どうなってるのかといったら、この私たちが見た電力会社もずっと石炭で、石油で電気でつくっていたって。 ひろみ/ええ。 ミキオ/やめたんだって。 国の方針があるから。 今85%風車になってる、洋上風車。 海の上の風車。 世界ナンバーワンですから。 やったら、利益が4倍になったって。 ひろみ/そうなんですか。 ミキオ/そりゃそうでしょ。 石炭とか油を。 ひろみ/あ、材料が減るってことですもんね。 ミキオ/材料が風だから。 ひろみ/風、いやーこれ沖縄にぴったりじゃないですか。 ミキオ/初期投資がかかるんじゃないのと言ったら、これ補助金もらったのっていったらもらってない。 ひろみ/もうほんとに、自然の力をいただいて。 ミキオ/それでも、ずっと油買わなくてやって回ってて、それが電気生んでいって。 1番高いので東京タワーぐらい、300メートルぐらい。 ひろみ/そんな大きい風車があるんですか。 ミキオ/宮古、石垣なんてこれ1個でいいと思うよ。 ひろみ/十分ですね、賄えますよね。 ミキオ/だから、それをやっぱやっていく。 いつまでも、宮古、石垣に重油を運んでいって電気焚いていたら、コストは下がらないし、環境にも優しくない。 それに、宮古、石垣の場合にはもう、町にあるもの全部集めて食品残渣にしてガスをつくって、それも電気にするから。 ひろみ/いいですね。 ミキオ/風車が回らないときはそれでやるとか。 そういうふうなこのシステムを、つくっていくといいですよね。 ひろみ/いやもう、こういう環境にいい先進国になりたいですね、ほんとに。 ミキオ/だから、やっぱりそれが経済をつくって、輸出の12%はこの風車とか自然エネルギーのノウハウを売ったり、機材を売ったりするのが12%もあるっていうんですから。

充実した海外視察だった!

ひろみ/いや、今回の視察はほんとに充実されてますね。 ミキオ/そうですね。 ひろみ/内容伺っても。 ミキオ/まあ今回、イスラエルでスタートアップを見て、パレスチナを見て、ユダヤ人教会、全米ユダヤ人教会の支部といって、今のトランプ政権に一番影響力がある。 エルサレムに大使館を移すぐらいだから、そこの人たちと意見交換して、そういう人たちをロビイストにしながら、沖縄の基地問題を攻めていくとか。 できるかと言ったら、できるとか言ってね。 そういうふうなものをやるためにイスラエルに行き、今アメリカの政権の中でイスラエルが、ユダヤさん、ユダヤが一番影響力あるから。 ひろみ/あー。 ミキオ/それも、私の見るポイント。 ミッションはこの3つ。 スタートアップ、それにこのユダヤの教会とのコミュニケーション、そしてパレスチナ問題を日本が頑張るべきだという発想ですね。 ブラジルでは、日系4世がスタートします。 ひろみ/皆さん喜んでますもんね、今ほんとに。 ミキオ/それに、このエタノールの問題、ペレットの問題を確実にやっていく。 そして、ブラジルとの貿易を盛んにしていこうというふうに思ってるんですよね。 ひろみ/このたくさんいただいてきた情報を、これからいろいろと皆さんに提案していくんですか。 ミキオ/何でデンマークの話聞かないの。 ひろみ/デンマークのヌードの話は…。 ミキオ/デンマーク終わってない(?)。 ひろみ/そうですね。 デンマーク。 ミキオ/デンマークはとにかく、核をやめて、固定燃料をやめて、自然エネルギーで。 日本は、デンマークは600万人の町だからということじゃなくて、まず、デンマークの人も言っていたけど、その中でも田舎のほうからやっていくんですよと。 小さいところから。 だから、沖縄が全部それでやったらいいんじゃないかと思うんですよ。 デンマークより、こっち140万人しかいないから。 ひろみ/そうですね、地方都市から。 ミキオ/うん。 そういうところから、1回全部終わらしたら、これを真似ていろんなところができるようになってくるんじゃないかと思うんだよね。 そういうことを、ちょっとビジョンつくりたいんですよね。 ひろみ/これ、成功例として沖縄をぜひね。 ミキオ/そうそうそうそうそう。 ひろみ/エコアイランド。 ミキオ/沖縄を学べと。 そういうふうなことをやりたいですね。

エンディング

ひろみ/いや、今週の話題はほんとに盛りだくさんでした。 この話は、メルマガでもぜひ、ラジオをお聞きの皆さん読んでいただいて。 ミキオ/もうメルマガでどんどん流してますから、読んでいただきたいと思います。 ひろみ/あっという間のお時間でしたが、最後に1分間のお時間で、ラジオをお聞きの皆さんに元気の出るひと言、30秒でお願いしたいと思います。 ミキオ/3分だそうですよ。 ひろみ/3分でお願いしたいと思います。 ミキオ/まあ、この国会議員にとってこの視察というのは物すごく重要ですね。 目的を決めて、いろんな場所を見てくる。 そういうふうな意味において、私たちはそれをよかったねで終わらせちゃいかんわけ。 これからどうするかということを考えなきゃいけないんで、今それを一つ一つ丁寧に、丁寧に、結果を出していこうというふうに思っていますね。 そういうふうな意味においても、その人手不足、だからブラジルから私は、日系ウチナーンチュ、日系人を***1万人ぐらい沖縄に雇用入れたいんですよね。 必要だと言ってるから、それをやりたい。 そしてもう一つは、スタートアップできるようにしていきたい。 もう大学院大学、1年間に1人の先生に5億円入れてますよ。 3年間入れて15億。 それが今30人かな。 やってるんだけど、成果出ませんね。 やっぱ、そういうやり方では出ないでしょ。 やっぱ、企業に金出したほうがいいね、人というよりは。 ひろみ/はい。 ミキオ/まあだから、大学院大学800億から900億ぐらいお金投下してるけど。 まあ、私は早くやめたほうがいいと思う。 そんなお金があるんだったら、琉球大学に入れて、国際大学に入れて、名桜大学に入れて、そこの子供たちに火つけたほうが。 何でアメリカからいちいち呼んできて、学者をここに置かなきゃいけないのかって。 こんなの東京にやらせばいいんですよ。 うちは、うちの子供伸ばすほうがいいんだ。 うちの沖縄の企業伸ばしたほうがいいんですよ。 しかしもう、政府がやってるから反抗できないからずっと歴代の知事は、それ最高と言ってるけど、最高ですでも何でもないんですよ。 無駄遣い、無駄遣い。 そういうようなものを全部切り込んでいく。 これ改革ですか。 ひろみ/いや、これはイノベーションだと思います。 ミキオ/そこなんですよ。 そこら辺のところを今からやっていこうというのが、下地ミキオ。 まあ、私のやり方はちょっと荒っぽいんで、ちょっとまた皆さんに怒られるところいっぱいありますけど、そこが下地ミキオだと思ってお願いします。 ひろみ/あっという間のお時間でした。 もうぜひ、これからもまたメルマガなど読んで、ミキオさんのこれからを楽しみにしたいと思います。 ミキオポスト OnRadio、ご案内は本村ひろみでした。 そして、メインパーソナリティは。 ミキオ/下地ミキオでした。 ありがとうございます。 ]]>

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