【海外視察】ブラジル訪問:1日目

ブラジル視察初日は、まず開拓先没者慰霊碑を訪れ献花しました。

今年は沖縄移民110周年であり、沖縄県からもたくさんの方々が慰霊碑を訪れておりました。
未開のブラジルの地で、日本の先人たちが家族、友人と力を合わせ支え合い、苦楽を共にして日々努力してきたことに思いをはせると、胸が熱くなりました。

視察の2つ目は、日本館を訪れました。

これまでは日本に関わるものだけを展示しておりましたが、今回は沖縄移民110周年ということで、日系移民の方々とブラジル先住民の人たちのベストマッチを図って、先住民の方々の手作り椅の展示となったそうです。
この発想は素晴らしい。心から感激しております。

視察の3つ目は、サンパウロ州議会の特別議会にお招きいただきました。

145名もの90歳以上の在ブラジル沖縄人の方々が表彰されましたが、ウチナンチュは世界のどこでも明るくて元気です。悲しい時も嬉しい時も、相互扶助を忘れない。その積み重ねが、表彰された皆さんの顔に刻まれていたのが印象的です

4件目の日程は、RAIZENという会社を訪問させていただきました。

この会社はサトウキビを育て、砂糖を抽出し、エタノールを作り、バガスを作り、バガスからペレットを作り、ガスを作るという先進技術を持った会社を視察致しました。サトウキビの全てを余すことなく使いこなすということであります。

沖縄の場合は、サトウキビを植え、刈り上げだ後に黒砂糖を作り、そしてバガスは、砂糖を作るときの燃料に使用する、という単純なサイクルです。
しかしそれでは、サトウキビの全てを使いこなすことはできないだけに、まるまる全て使いこなすための研究をしております。

今日のブラジル1日目の日程を振り返ると、103歳のおばあちゃんの元気な姿に尽きます。

沖縄から移民されて、これだけ頑張れるというのは、そう簡単なことではありません。
私が挨拶で申し上げた「美しい顔」というのは、苦労に苦労を重ねた顔だということを改めて実感しました。