米軍基地問題に新たな展開!?

(2019年3月1日にメールマガジンにて配信された内容を転載しています)

2月25日、辺野古移設に伴う辺野古埋立の賛否を問う「県民投票」の翌日の私のツイッターには、多くの方からのご意見をいただき(一般的に炎上と言うらしいです)、本当に心から感謝の気持ちでいっぱいであります。

このような状況になった背景は、私がツイッター、フェイスブック、琉球新報・沖縄タイムスに掲載したコメントが要因でありました。

コメントは「43万人超の反対、賛成11万、どちらでもない5万、投票行動をしなかった県民55万人の計71万人の反対以外。この結果は重く、勝利者の軍配をどちらに上げることもできなかった。最終決着は政治の力だ」というものでありました。

県民投票は当初、県議会において県政与党のみで可決されましたが、その後に条例案を見直し、野党=自民党県連の大部分が退席・着席するなかで可決されました。

このような背景があるだけに、政治色の強い県民投票になることは初めから予想されていたと同時に、県民投票の評価そのものが多様化することは容易に想像できるものでありました。

知事選挙、市長選挙、議会議員選挙は、1票でも多く獲った人が勝利者という栄冠を得ることになります。

その際、投票に行かなかった方々、つまり投票の権利を放棄したことについては、国民の義務を遂行していないという強い批判を得ることが当たり前のことであります。

しかし今回の県民投票では、政治的な背景と県議会における混乱を見ても、選択肢が幅広くなるものになることは間違いありません。

「反対」「賛成」「どちらでもよい」「白票」「投票に行かない」という5つの選択肢を県議会が提案したというのが客観的な事実です。

しかし選択肢が5つに増えたこと以上に、私たちは、「投票できない」という投票の権利のはく奪が起こらなかったという事実を大事にすべきだと思います。

県民投票の投票資格者は「115万人」で、今回の県民投票の投票率は「52%」、投票者数は「60万人」という数でありました。

そして投票の結果は、反対「43万人」、賛成「11万人」、どちらでもない「5万人」、白票・投票に行かなかった人「55万人」であります。

この県民投票の基準として私が申し上げてきたことは、知事選挙と比較をし、「投票率が64%を超えること」と「反対票数が、玉城知事が獲得した39万票を超えること」でありました。

投票率は12ポイントマイナスにもかかわらず、反対票数は43万票と4万票もアップ致しました。

ということは、「知事選挙の時に佐喜真氏に投票した方が、反対に投票した」か、「知事選挙の投票率64%で投票しなかった方たちが投票した」か、2つに一つです。

であるだけに、改めて申しますが、投票数は納得のできるものであります。

しかし、投票率が12ポイントマイナスとなったことで115万票の過半数を超えることができず、投票に行かなかった方は55万人となり、「賛成」「どちらでもない」を足し上げると、71万人となるという事実を申し上げただけであります。

この71万という数字は、反対の43万人と比較する数字ではなく、この数字の方々の思いは何であったのかというのを考えなければならないという数字なのです。

その沖縄の政治の難しさを表現すると、ツイッターが炎上するという現状が、沖縄の現状でしょう。

もうしばらくすると新たな展開が動きだす時が来るだけに、いまはどちらに軍配が上がったなどと騒ぐ必要はナシ、と私は信じております。

                      衆議院議員
                      下地ミキオ

※※※1週間前に配信されたメールマガジンを転載しております※※※
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