世界を読み解く政治家の力

(2019年5月17日にメールマガジンにて配信された内容を転載しています)

丸山穂高議員が北方四島ビザなし交流の訪問団の一員として国後島を訪問し、団長をはじめ、関係者の方々に対してあってはならない発言や態度があったことについて、同じ政党にいた仲間として、心よりお詫びを申し上げます。

政治家が一番守らなければいけないのは「平和への思い」であり、「戦争を起こさない」という強い信念こそが政治家の原点であることを、私たちは改めて心に刻まねばならないと思います。

これから先、丸山議員は無所属としてイバラの道を歩いていくと決断されたようであります。

政治家は「自らの進退は、自らで決める」ものですが、発言が真意かどうか以前に、発してはならない言葉を口にした以上、彼が歩むと決めたイバラの道を乗り越えるには、多くの汗をかき、深い深い反省をもって、政治の道を歩んでいくその難しさを、一歩一歩噛みしめて進むことになるでしょう。

 前回の私のメルマガが非常に好評で、「プーチン氏と金正恩氏の会談を、ミキオは横で聞いていたんじゃないか」というお話もいただいたほどでした。

政治に携わるものとしては、どのような会談が行われたのかを、わが国の状況にあてはめながら想像し、「私なら、この会談はこうしただろうと思う」という方針を示すことは、非常に難しいことではありますが、その想像力の奥深さから政策の度量が推し量れるとも言えます。

それだけに、そこから逃げることなく、自分の思いを皆様にお伝えすることは、今後も続けていきたいと思います。

 G20大阪サミットでは、「米中首脳会談・米露首脳会談・日米首脳会談・日露首脳会談・日中首脳会談・日韓首脳会談」など、世界の方向性を決める数々の首脳会談が行われます。

米中は「経済交渉の行方」、米露は「ロシア疑惑終了後の関係改善」、日米は「経済交渉の今後の方向性」、日露は「北方4島返還についての基本的な方向性」、日中は「米中経済交渉を受けての日中経済のあり方・一帯一路政策について日本がどうコメントしていくか」、日韓は「北朝鮮への対応・拉致問題・徴用工問題」など、様々なことが論議されることになるでしょう。

その意味でも、G20大阪サミットにおける各二国間会談が非常に興味深いものになってまいります。

そして、いま私が示した6つの会談の全ては、日朝首脳会談への道しるべとなることは間違いありません。

また、官房長官として異例のワシントン訪問をした菅官房長官の外交の根回しの成果が出るかどうかに、自ずと焦点が絞られるでしょう。

ワシントンで菅官房長官がペンス副大統領や様々な要人と会ったことの成果は、ただ単に「会談をしました」というものではなく、G20大阪サミットでどのような結論を引き出すのかを想定した高度な会談であっただけに、菅外交が成功か失敗か、そのいずれであったのかが、G20大阪サミットで示されることになると思います。

そして、その結果の先に、“衆参ダブル選挙があるかどうか”も見えてくることになるでしょう。

                      衆議院議員
                      下地ミキオ

※※※1週間前に配信されたメールマガジンを転載しております※※※
メールマガジンの登録にご登録いただけると、リアルタイムでメルマガをお届けいたします。
ぜひご登録ください。

メールマガジンに登録する