G20大阪サミットはじまる!

(2019年6月28日にメールマガジンにて配信された内容を転載しています)

G20大阪サミットがいよいよ今日から大阪で始まりました。

安倍総理が議長を務めるのは初めてであると同時に、今回のG20大阪サミットが混乱の様相を呈する会議となることも間違いないと言われているだけに、これを取り仕切る安倍総理の国際的な政治手腕が問われることになるでしょう。

特に今回のG20大阪サミットにおいては、「米中首脳会談」が注目を集めることとなります。

お互いが妥協するなかで合意へと舵を切るのか、それとも会談は決裂し、今回のG20大阪サミットをきっかけに、また新たな関税合戦が繰り広げられるのか、大きな分岐点を迎えることになります。

米国側も、中国側も、閣僚はオールキャストで日本に乗り込んできており、この会議がいかに重要視されているかが分かります。

もしも、米中の決裂が確実になるようなことになれば、G20共同声明が骨抜きとなることは間違いないだけに、米中首脳会談が最終的なG20合意に及ぼす影響は大きなものとなるでしょう。

昨日行われた日中首脳会談は、非常にポジティブな内容でありました。

日中関係の正常化を目指すなかで、お互いの関係をより一層深めていこうという流れができたことは、日中関係の新たな明るい未来像の構築を予感させるものとなりました。

「来年の桜の咲くころ」に、国賓として習近平国家主席をお迎えすることが実質的に決まったことで、尖閣を取り巻く環境も、ある意味大きく変わっていくことになるでしょう。

日本も中国も、うちなーぐちで言えば「あんだぐち(リップサービス)」と思ってしまうほどに、お互い同士が気を遣い、笑顔がこぼれる会談となりました。

そのなかで、習近平国家主席が北朝鮮に国賓として公式訪問した際、金正恩氏に対し、日朝関係をめぐって安倍総理の姿勢を後押しすると伝えたという表明がありましたが、米朝首脳会談だけではなく、北朝鮮を一番サポートする中国が日本を支援する姿勢が少し見えてきたことも、好材料であったのではないかと思います。

ただ残念なことは、日韓首脳会談の開催予定がいまだ決まっていないことです。

隣国である韓国との関係が、いま以上に悪化するのではないかと懸念するのは、恐らく私だけではないでしょう。

私は、徴用工問題ではお互いに大きな意見の相違はあるにせよ、外交的な解決を図る姿勢はお互いに合意しているだけに、何とか政治的な方向性が生み出せる会談の実現があっても良いのではないかと思います。

しかし、これだけの首脳が日本に集まり、さまざまな国際的問題を論議するなかで、このG20 大阪サミットの成功に向けた役割を安倍総理がどう果たすのか、非常に注目されます。

うがった見方をすれば、今回のG20大阪サミットが成功すれば、確実に安倍総理の成果となります。

その成果如何で、衆院選の日程が決まることも確実でしょう。

今回、「老後資金2000万円、イージス・アショア、特区」問題が、最終的に安倍総理の衆参同日選挙という決断をあきらめさせたと言われております。

もしその通りであれば、衆院解散の日は決して遠くはなく、8月の国会召集が正式に決まれば、消費税増税前の9月解散は十分にあり得ます。

7月の参院選からその後の8月も、緊張感を持った日々が続くことになりそうです。

                      衆議院議員
                      下地ミキオ

                     

※※※1週間前に配信されたメールマガジンを転載しております※※※
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