日韓の絆は私たちから示そう

(2019年9月6日にメールマガジンにて配信された内容を転載しています)

9月3日から3日間の日程で韓国を訪問し、国会議員をはじめ、官僚、経済界、識者の方々と、現在の日韓関係について突っ込んだ話し合いをしてまいりました。

日韓関係を正常な姿に戻し、経済・文化において、これまで以上の強い絆をつくることが大事であるということを伝えてまいりました。

良好な日韓関係は、安倍内閣において最大の課題である北朝鮮問題(拉致・ミサイル・核)を前進させるためには絶対に必要であります。

また、在沖米軍基地の大きな役割が朝鮮半島有事への対応であることを考えれば、朝鮮半島の平和が確立されなければ沖縄の過重な米軍基地負担は軽減されることはありません。

私が訪韓を発表した直後、「今の時期の訪韓は政治的リスクが大きい」と多くの方から批判をいただきましたが、“リスクが大きければ大きいほど、戦略をもって行動するのが政治家である”と、私は強く信じています。

韓国で多くの方々と会談しましたが、「日韓関係の悪化の現状を解決したい」と思っている方々が多いことには安心いたしました。

ホワイト国除外やGSOMIA破棄について、両政府がとった行動を否定し、“日本だけが悪いのではない”と言い切る方がいたことにはびっくりすると同時に、「冷静に話し合いをすれば解決はできる」という認識に立つことができました。

徴用工問題においては、韓国国会が特別法をつくり、大法院(韓国最高裁)が下した日本企業に対する支払い命令についても、強制執行できないような環境にしていきたいという前向きな解決策を模索されておりました。

“日本政府の立場”“韓国国民の立場”を尊重した形で、あと二つ三つの問題を解決すれば、徴用工問題も十二分に解決できると思います。

そのことで、「1965年の日韓請求権協定の尊重」、「韓国国民との歴史観の共有」などを10月までに整理し、天皇陛下の即位の礼に、韓国の国の代表である大統領と韓国国会議長が参加できるような関係にしなければならないと思います。

また沖縄には年間50万人の韓国人客が訪れており、外国人客300万人の16%に当たります。

今の状態が長期に続くことは沖縄観光にとって大打撃であることと同時に、沖縄経済が不安定なものになることは間違いありません。

わが国の人口が減少する中において、沖縄の観光入域客数を2000万人目標とした時、半分の1000万人は海外客を想定しなければなりません。

その時に今、沖縄においては中国人客が1位、2位が台湾人客、3位が韓国人客であることを考えると、このような政府間のいざこざがあったとしても、地域観光は固い絆で結ばれている姿をつくるべきです。

韓国の旅行業界、航空会社との意見交換をしましたが、今の厳しい状況を認識し、この苦難の時期(10月・11月)を一緒になって乗り切っていこうという合意もできました。

そして「下地さん、『韓国から沖縄に来てください』というだけではなくて、『沖縄からも韓国に来ています』という姿を見せることも大事ではないか」というアドバイスをいただきました。

その声を大事にして、9月29日から3日間、「韓国・沖縄友好ツアー~沖縄にいっぱい来てください~」を企画して、100人規模で訪韓し、韓国の人々へアピールしたいと思っています。

“困った時・課題の多い時・難問の多い時は、相手の声に耳を傾けて行動する”この姿勢が大事だと信じて、下地ミキオは動いています。

                      衆議院議員
                      下地ミキオ

                     

※※※1週間前に配信されたメールマガジンを転載しております※※※
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