“適材適所”で強い組織づくり

(2019年9月13日にメールマガジンにて配信された内容を転載しています)

9月11日、安倍内閣10回目の組閣・改造により、第4次安倍第2次改造内閣が発足しました。

私的な話ではありますが、私と当選同期である菅官房長官、河野防衛相、田中復興相、竹本クールジャパン・知的財産・科学技術・宇宙相、河井法務相という顔ぶれであります。

このように見ると、与野党含めて平成8年初当選組現職議員で、入閣経験がない仲間というのが本当に少なくなってきました。

政治家として、働き盛りの期数になってきたということであり、同期が国の中枢で頑張っていることをうれしく思うと同時に、私も頑張っていかなければならないという気の引き締まる思いであります。

当たり前のことではありますが、内閣改造には必ず意味があり、今度の内閣がどのような意味を持つのかと言えば、私は大きく二つの意味があると考えております。

一つは、安倍政権の後継を育てるということを考えた布陣ではないかと思います。

西村経済財政相、萩生田文科相、河野防衛相、小泉環境相、そしてもちろん年齢は上ではありますが菅官房長官という面々が後継としての位置付けを得ることになったのではないかと思います。

また党においては、稲田幹事長代行というポストもその意味に値するのではないかと思います。

安倍総理は、岸田氏や石破氏だけでなく、自民党内には多様な人材がいるということを示すために、この内閣改造が必要であり、意味を持たせたのではないかと思います。

二つ目には、安倍総理の憲法改正への本気度が伝わる役員改正でもありました。

岸田政調会長に憲法改正に対する任を担わせ、自らの派閥のトップである細田氏を憲法改正推進本部長に据え、参議院幹事長には世耕氏を置いたことで、憲法改正を推進していくという意思を表表していると思います。

特に憲法改正を進めるにあたっては、ある意味、参議院が主戦場となるだけに、世耕氏を抜擢したのは大きなポイントであります。

この二つを前面に打ち出しながら、11月から12月、新年あけて1月までの間に、衆議院の解散総選挙は十二分に可能性があると考えております。

巷では「下地ミキオ ユタは当たらない」という見方がありますが、私は「下地ミキオ ユタが当たってきたから、2回の落選期間が短くて済んだ」ということを皆さんに理解していただきたいと思います。

つまり「この内閣の下で選挙を戦う」という強い意志の下に内閣改造を行ったのではないでしょうか。

二階幹事長、菅官房長官は長期の在任期間となり、安倍総理の助さん格さんとしての役割が大きく、この内閣は“強い”ということになるのでしょう。

一方で、野党の弱さが安倍総理を力強いものに見せていることは否めないだけに、野党としては残念であります。

“スキャンダルに強い、ガードが固い内閣”というイメージが定着している背景には、“警察人脈の登用”が効果を及ぼしているのではないかと思います。

今回、国家安全保障局長に北村内閣情報官が就任したほか多くの警察出身者を登用し、歴代の内閣がやりたくても決断しきれなかった事柄をやり抜くところが、安倍内閣の強みではないかと思います。

安倍総理の在職期間が戦後最長となったことは、国会運営においても与党ペースが保てることになります。

つまり、“適材適所”の人材配置は、天下一品かもしれません。

「人を役職に就けて、その人の能力を引っ張りだす」ということがリーダーに問われることでありますが、現段階でそれをしっかりやっているのが安倍総理ではないでしょうか。

                      衆議院議員
                      下地ミキオ

                     

※※※1週間前に配信されたメールマガジンを転載しております※※※
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