事を成すために必要なもの

(2019年2月14日にメールマガジンにて配信された内容を転載しています)

私の好きな経営者の姿は、「誰もが“こんな事出来はしない”というビジネスに、果敢にチャレンジする人」であります。

そのような経営者の姿を、私はいつも、ソフトバンクグループの孫正義会長に見出しています。

孫会長は、「起業家は“事を起こし”、事業家は“事を成し”、経営者は“事を治める”」。

そして「起業家は、今まで存在していないことを生み出し、一般の人々とは違うことを考えるのだから、クレイジーでなければならない」と話されています。

また、「起業家は“燃えて、燃えて、燃えまくる”という情熱的な人でなければならない」とも言っています。

つまり、物事が成功しない時には、強烈に狂ったほどの思い入れがなかったからだと、自らを責める気持ちがなければならないということなのです。

昨日(2月13日)の新聞には「ソフトバンクグループ決算、129億円の赤字」の記事が大々的に取り上げられておりました。

しかしながら、私の孫会長に対する経営者としての尊敬の思いは、この記事で1ミリたりとも変わることはありません。

ソフトバンク傘下の米携帯キャリア第4位のSprintと第3位のT-Mobileの合併は、ニューヨークの連邦地裁にも認められ、また、10兆円規模の圧倒的資金力で、これまで88社もの企業に出資を行っている「ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)」創設など、日本のこれまでの経営者では、なかなか出来なかった事を決断し、実行する孫会長は、これまで以上に必ず存在感を示すことになると思います。

政治の場においても、“誰もがやらなかった政策にチャレンジ”し、実現するために、政治家として“燃えて、燃えて、燃えまくる“という行動力がなければ、国民の政治への信頼感を得ることはないと思います。

それだけに、今まさに、日本が大きな分岐点に差し掛かっているなか、”クレイジーな政策“”燃え尽きる行動力“それらが求められております。

私はいま無所属となり、一人で、全省庁から予算と法案の説明を受け、一つ一つの法案の意味を自分なりに解釈し、理解する時間を得ています。

そのなかで、“これは面白い!”という法案は簡単に見つけられない、というのが率直な印象であり、これで本当に複雑化したグローバル社会のなかで生き抜く“新しいニッポン”を創ることが出来るのだろうか、というのが私の率直な感想です。

ただそのなかにおいて、ちょっと面白いと思った法案・予算は、3月に日切れ法案で提出される内閣府提案の「スーパーシティ構想法案」と、文科省が「教育無償化」のためにつけた予算であり、私はこれらを評価しております。

「教育の無償化」はまさに私の政策の柱であり、最終的には憲法のなかに書き込みたいと考えておりますが、段階的に無償化が始まることを、私は否定するものではありません。

私立高校等に通う年収590万円未満の世帯の生徒等を対象に、高校就学支援金の支給上限額は「39万6千円」まで引き上げられ、私立高校授業料の実質無償化が実現したことも良かったと思います。

また、大学・短期大学・高専・専門学校の授業料等の減免は、私立の授業料が「大学70万円、短大62万円、高専70万円、専門学校59万円」になりました。

そして、給付型奨学金においては、自宅から通う国公立大学・短大・専門学校生徒は「35万円」、自宅外の生徒は「60万円」が加算されることで、実質無償化に近いものが出来上がることになります。

私が「教育の完全無償化」を政策として発信して4年、去年には教育無償化の本を出版し、「教育の完全無償化はクレイジーだ」と言われてきたものが一歩一歩前に進んでいる姿を嬉しく思うと同時に、これからも、もっともっと前に進めてまいりたいと思います。

                      衆議院議員
                      下地ミキオ

※※※1週間前に配信されたメールマガジンを転載しております※※※
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