【オープニング】
ひろみ/2月16日、木曜日の午後8時になりました。
皆さんこんばんは、ミキオポスト OnRadio、パーソナリティの本村ひろみです。
そして、メインパーソナリティは、この方です。
ミキオ/下地 ミキオです、よろしくお願いします。
ひろみ/はい、ミキオさん今週もよろしくお願いします。
ミキオ/こちらこそお願いします。
ひろみ/国会が始まってあっという間に2月が過ぎたって感じじゃないですか。
ミキオ/そうですね、国会。この年度内に予算が通るかどうか、微妙な戦いになってきましたね。
予算が通らないと暫定予算組まなきゃいけない、組むとまた税金がかかると、また時間がかかる。そう言う状況になってきますから、いろいろ難しいご時世になってまいりました。
ひろみ/本当に時間は待ったがきかないので、あっという間に2月が終わってしまう勢いです。
ミキオ/そうですね、そういう意味でも、本当に1年1年が早いなって感じるぐらい行動しているので、しっかり「溜」を持ちながら、本村さん、「溜」ですよ。「溜」を持ちながらしっかり頑張っていきます。
ひろみ/今のミキオさんの言葉は、メルマガ読んでる方は、来たと思ったんですけど。「溜」、今年はこれだということで、今週のメルマガにも書かれていました。この後も1時間、いろいろたっぷりお話をうかがっていきます。
この番組は、北部地域はFMもとぶ、中部はFM21、南部地域はFMレキオ、FMくめじまの4局ネットでお届けしています。また、インターネットでは、世界中でお聞きいただけるという感じで皆さんに聞いていただいていると思います。
きょうもアイセック・ジャパンさんのサービスを利用してリアルタイムで文字情報を発信しております。ミキオポストのトップページからぜひご覧ください。
それではきょうの1曲です。ふさわしいですね、松田聖子さんの、輝いた季節へ旅立
とう。
♪ 松田聖子/輝いた季節へ旅立とう ♪
【維新の党党大会】
ひろみ/さあ、今週のミキオさんのコーナーはたくさんの話題があるんですけど、まずは維新の党の党大会があった話題からお願いします。
ミキオ/日曜日に維新の党の党大会がありましたね。
松野幹事長に言わせると、橋下代表がこんなに機嫌がよかったのは始めてだと。
いつも自分の党をけなすのが彼の得意技なんだけど、今回は維新の党を作ってよかったとか、言ってたそうですが、それは彼流の身を切る改革がうまくいっていると。
今度、維新の党は、企業献金やめるんですよね。それとか、事務所交通費の明細を出すとか、こういう今までの党がやらなかった新しい党の改革をやってるものだから、も
のすごく橋本さんはよかったと、この党は民主党とも自民党とも違うと、そういう自信をこれまで以上に持たれたところが、機嫌がよかったという感じでありましたね、会長に言わせると。
それと僕の感想だけど、維新の党を作って、大阪都構想をやって、地方から日本の政治を変えていくという、あれは僕は最高によかったなと思う。
だから、僕、そうぞう作ったのは、維新の党を作ったのより早いんですよ。
ひろみ/そうですよね。
ミキオ/だから、僕の思いと全く一緒。ただ、あれは発信力がある。俺は選挙で落選する、その違いがあるんだけど。
あの人あれだけ言っても大阪の人に認められるけど、俺認められないから、残念ではあるけれども。とにかく、地方から変えていこうという思いは一緒なんだよね。
やっぱり、私もそうぞうにも力(ちから)をいれて、橋本さんも、維新の会の会長をしながら、そうぞうの、あれなんですよね、顧問なんですよね。
私も、そうぞうの代表にもう一回戻って、維新の会の総支部の役員をするという、そういうふうな、立場になろうかなと思ってます。
今まで県会議員のみなさまに、そうぞうの会長を、集団で、判断するような形でしたけど、これ一回、創業者の私が戻って、このそうぞうの意味をしっかり打ち立てることをやりたいなと、そのことを改めて感じる党大会でした。
30分ぐらいの話でしたけど、パワフルでした、おもしろい。
ひろみ/パワフルのミキオさんがいうからすごいですね。
ミキオ/あれはよかったね。そういうふうな形のことをもう一回、やってみんといかんなという感じしましたね。
ひろみ/いろいろといいイメージができた、維新の党の党大会ということなんですけど。
ミキオ/そうですね。
【西川農水大臣辞任】
ひろみ/そのあとのもう一つの話題ですが、農水大臣辞任についてという話題なんですけど。
ミキオ/これで、安倍内閣で4人目ですよ。小渕優子さん、松島みどりさん、それに衛藤防衛大臣に、今回の西川さん。
1内閣に4人は多いんだけどなんで傷口が広がらないか。安倍政権の官房長官の菅さんは、火の粉が飛ぶ前に、やめさせる。すぐもう辞めさせる。このまえも、みんなで話したんだけど、よくまあ、ぎりぎりの金曜日まで説明責任を果たすとかなんとかいって、日曜日には辞めて、月曜日には、林さんを任命して、宮中にいって詔書もらってるんだよ。
ひろみ/早いですね。
ミキオ/天皇陛下の日程がそうとれるかと言うわけよね。
ということは、先週の金曜日の段階から、国会答弁で説明責任を果たすという段階から、辞任は決まっていたと、こういうふうな芸当ができる、そういうことが火の粉が広がらない。
第1次安倍内閣で松岡大臣や、赤城大臣だって、いっぱい辞める人が出て、安倍政権はだめになったんだけど、そういう二の舞がでない、そう言う作業をしている。
ひろみ/すごいですね。
ミキオ/僕はすごいと思います。だから、そう言う意味でも、水曜日に、その西川さんを任命した、総理大臣は誰なのかと。任命責任があるんじゃないかと言うんですよね。しかし、本村さん、民主党も政権にあって、そのときも辞任がでているんです。そのとき総理大臣がやめましたかと。
自分のときは辞めないで、今任命責任追及しても説得力ないね。ここが難しい。一回与党やったところの、野党って難しいんだな。お前のときどうだったのって。
ひろみ/言われますよね。
ミキオ/これはもう、西川さんの、辞めた原因の根源を犯罪的に追求するのはいいけど、これを安倍さんにもっていくのは、任命責任では無理。
こういう犯罪をやってるんだという、自民党の体質論まで持って行かないといけないけど、そういうことまでもっていくのも簡単じゃない。
そういうようなものの、スキャンダルで倒していく難しさをあらためて感じるんじゃないかって、僕は思いましたね。
ひろみ/そうですね。己に掛かってくる火の粉ですからね。
ミキオ/そうです。
【与那国の住民投票】
ひろみ/さて、それから沖縄に目を転じてみると、与那国の住民投票で、賛成多数で可決と。
ミキオ/これはだけど、自衛隊を誘致を賛成反対するのを住民投票で決めるのは間違っている。自衛隊だよ、米軍ではないよ。自分の国を守る人が、国境の島にいないのはおかしいでしょ。
どんなにやっても国境警備は大事な事であって、しかも、尖閣とかいろんな問題がある段階において、与那国にレーダー基地を配備するのを私は住民投票にかけることがわからない。かけるべきではない。
また国境の島に理解を深めながらも、着実に島嶼防衛をしていくのは僕は当たり前だと思うので、そう言う意味では、まさにこれから自衛隊論議が、米軍論議と重ならないようにしていくのが大事かもしれない。
この人たちは国が攻められて、国が危険な状況になったら守る人。アメリカの海兵隊は、外にいってこの世界の平和のために役割を担う人。分かれている。この世界のために貢献するものに対する、その賛否がいっぱいあるという、そう言う人たちです。
うちの自衛隊に賛否はない。国を守るんだから。だからそこと、誤解されないような、そういうことにしていかないといけないから、与那国という地域で、自衛隊がその役割を果たすのは大事(だいじ)だと思いますので、そのことをしっかり頑張ってやってもらいたいと思う。
ただ、私は懸念しているのがある。懸念は権限だからしょうがないけど、300人とか、いくわけですよ家族そろっていく。ということは1500人とかの島に300人行くんで、投票のうちの20%近くが自衛隊になる。そうすると、あの島で選挙やったら、自衛隊に近づかなければ政治家が生まれなくなる可能性がある。これがどうなるかが少し疑問もつ。
じゃあ自衛隊に、与那国にいっている自衛隊は投票は那覇でやってくれっていって、住民票を移さなかったら交付税がこない。お金が入ってこないから。住民投票で住民が増える分だけで、交付税が入ってくるから、役場もなんだよというふうになっちゃうから、意味ないですよね。ということの、財政的な支援とか島の活性化というのと、政治的には強い権力を持つよね。自衛隊には。
もう町会議員も、町長もこれで自衛隊に反対する人は、町長になれない。町会議員もなれない。そういうふうになったときの政治の難しさみたいなものもまた改めて出てくるなと。こういう指摘するの下地 ミキオしかいないと思うよ。
だから、良さ、悪さ。自衛隊員が自衛隊の観点のみで賛成か反対だけで町の政治を選ぶのではなくて、相対的に見て、ナチュラルに選挙をやっていくんだというのを考えてもらわないといけない。自衛隊は自民党って決めて、政権与党だって決めて、うわーっとおりてきてやるんです。
僕らも大変ですよ。全部自衛隊…僕らのところ全然来ませんよ。僕らは彼等の役割を支持するから、指示するんです。選挙で見るわけじゃないけど、選挙に大きい影響力を及ぼす、自分たちの立場というのを謙虚にやらないとだめだと、僕は自衛隊員には言うんです。もう上から指令が来て、もう全部与党の国会議員がやれ、自衛隊は、米軍は賛成している、知事はやれって、まあ、そういうふうなことの短絡的なことにならないようにね、これは注意していかないといけないなというふうに思いますね。
だから、自衛隊を支持するというのと、選挙の応援というのが違う分野で、ちゃんと理解されるようなものにしていかないといけないんじゃないかなって思いますね。
ひろみ/課題はたくさんありそうですね。
ミキオ/課題はあります、課題はあります。
【トゥシビー祝いに参加】
ひろみ/それからミキオさんのちょっとプライベートな話になりますと、トゥシビー祝いに参加されたということで。
ミキオ/いや、もうこれおばあちゃんが元気で元気で。
ひろみ/すごいですね。
ミキオ/もうすごい元気でしたね。踊りは踊るわ、みんな、花わらびの歌ってる最中も、ずーっと壇上で踊りを踊ってましたよ。本村さん、あんなトゥシビー祝いをしたいもんですね。
ひろみ/いいですね、華やかさがあって。元気もらえていいんじゃないですか。
ミキオ/いや、元気もらえましたね。そういうふうな意味では、やっぱ体を気をつけて、みんな健康でいるというようなことをしていかなければいけないんで、ちょっとあのトゥシビー祝い見て、酒を飲む量が1.5倍に増えましたね。
ひろみ/あっ、増えたんですか?減ったんではなくて。
まぁでも、いいですね、このトゥシビー祝いに出るっていうだけでも、気持ちがね、明るくなって頑張ろうという気持ちになりますからね。
【辺野古の住民投票?】
ミキオ/それと、1個だけさ、22日の新聞に、社説何出てたんですよ。沖縄タイムスの社説に。住民投票やるべきだって書いてあったんですよ、辺野古の。なんか住民投票、県民投票って、辺野古の住民投票って、誰かが言ってたような感じしません?
ひろみ/ねぇ。私も聞いた覚えがあるんです。下地さんがおっしゃってませんでした?
ミキオ/あのときはボロクソでしたよね、沖縄タイムスね。下地ミキオが住民投票って言ってるのは、県民投票って言ってるのはおかしいとか。今度の県知事選挙は、県民投票、住民投票だから2回やる必要はないとかってボロクソ言ってて、22日の社説読んでみて。住民投票やったほうが政府に対しても意思表示はっきりするって、僕が言ってたことじゃないの。なんでそこの社説に下地ミキオが言ってきたことって、下地ミキオって書かないんだろうね。
ひろみ/気づいてる人は多いと思いますけどね。
ミキオ/おかしいな。だって考えてごらんよ。私が言ってきたことは、辺野古の賛否は、県知事を選ぶよりも、県知事というのはいっぱいの、福祉とか経済とかいろんな要素で選ばれる人だから、それだけでは政府に対しては、強いメッセージにはならない。辺野古賛成か反対かの県民投票やったら、これ強いメッセージになるよって言ってきたけど、私のことは違うとか言ってさ、記者会見質問しても、ぐじゃぐじゃぐじゃぐじゃ言って、いや、県知事選挙が住民投票ですからとかって言ってるけど、今度は僕も翁長さんが52%とったから、県民投票と同じだと僕は言ってるんですよ。それなのに、今改めてまた県民投票って言うこと自体がおかしいんじゃないかなというふうに思うんですよ。もうおかしいというより、ありがとうございますと。私の考え方に追従してもらってありがとうございますと言いたいところだけどね。まあ、いいですよ、沖縄の新聞はいつもこういう感じだから。
ひろみ/気づいている人にはあれって気づいてるとは思いますよ、多分。
ミキオ/この前の全国紙でも書いてあったよ。県民投票やるべきだって、辺野古についてって。それはもうそうだと思いますね。
もう、3月いっぱいだけでもう800億近く、辺野古の仕事発注されるんじゃないですかね。いろんな小さいのも含めて、さあどうしますかね、もう。7月か8月には、護岸で仕切りをやるか、仕切りをやるっていうことはもう土砂入れるんですよ。
さあ翁長さん、これどうするんですかね。
ひろみ/いよいよ瀬戸際に近づいてますね。
ミキオ/この問題は、3、4カ月が勝負。完成するまでの勝負じゃなくて、この3、4カ月土砂を入れられて、今まだブロックだからいいけど、土砂を入れられてもう仕切りができて、それから本格的に土砂入れられたらもう終わっちゃいますよ。
だから僕の見方だと、やっぱりこの3、4カ月でどうやって決断するかというのは大事(だいじ)なんですから。
本当は僕が言ってるように、だーんって知事選終わったら、すぐ新年度予算組んで、県民投票やって、5月までに決めて、ほらって見せたら面白かったですね。それやったら金縛りにあうよ、日米両政府。
これは下地ミキオの戦略でしたけど、まあ負けたからしょうがないです。負けた人間はどんなに吠えても意味がないんです。
ひろみ/このラジオを聞いてて、誰かがそうだそうだと言ってると思います。
ミキオ/いや、そうだそうだと言ってる人があの票しかとれないというのはあり得ません。そうだと思われてないからです。なんか、子どもがひねくれてるみたいな感じですね。
ひろみ/いやいや、ミキオさん、ちょっと話が違うんですけど、愛犬風真(ふうま)君の運動会がすごい楽しかったという話題を聞いてるんですが。やはり飼い主に似て、かなり走ってるそうですね。
ミキオ/いやもうなんかもう、暴走しちゃって、うちの犬どうにもならないですね。
ひろみ/いやいいですよ。
ミキオ/これもラジオをお聞きの皆さん、まだ意味がわかってないかもしれませんけど、私は警察犬を自分で飼って、教習所に預けて警察犬にしてるんです。その教習所のわんちゃんの運動会があったわけですよ。うちの風真(ふうま)っていう名前の犬がこれに出て、一人だけ暴走して最下位でした。最下位。
ひろみ/いや、元気が一番あったということらしいですよ。
ミキオ/いやあ、でも周りの人はそういう目で見てませんね。よくまあ、飼い主と似てますねぇ犬までもと。うまく暴走するもんで、なんだか「溜(ため)」がありませんかねって言われたかもしれない。
ひろみ/今年は風真(ふうま)君にも、「溜(ため)」っていうのを教えて、「溜(ため)」と待てを教えてあげるっていうのもいいかもしれませんね。
ミキオ/その前にね、もうちょっとね、警察犬だからゆっくり匂いを嗅いで、犯人を捜すっていうクセを探さないと、僕の今の「溜(ため)」という字は、あいつの鼻の上にぴちゃーんと貼っとかなきゃいけないなというふうに思いますけど。
ひろみ/楽しい話題になってますけれども、ここで一曲お届けしたいと思います。
JAMOSAで、もしも願いが叶うなら。
♪ JAMOSA/もしも願いが叶うなら ♪
【ミキオメモリー:卒業式の思い出】
ひろみ/ミキオメモリーのコーナーです。このコーナーはミキオさんの思い出を語っていただくコーナーなんですが、いよいよ、3月1日の日曜日は、県立高校卒業式。ミキオさんにも卒業のその日を思い出していただこうと思います。
ミキオ/しゃべっていいのかどうなのか。
ひろみ/なんですか、いいですよ。
ミキオ/卒業式の夜、喧嘩しちゃって、頭を殴られて、5針ぐらい縫った思い出があります。
ひろみ/卒業式の日ですか?
ミキオ/夜、顔も殴られちゃって、いっぱい。病院に運ばれたんですけどね、病院に運ばれたら、そこにいたのが私の姉さんの旦那さんがお医者さんしてて、救急で対応してたわけですよ。そしたら私が運ばれてきたら、どっかで見た子どもだなって思ったら自分の弟だったと。頭にきて、卒業式で、昼間お祝いおめでとうと返したら、夜喧嘩をして、自分が救急やってるところに運ばれてきて、兄貴はもう頭にきてるものだから、僕に麻酔を薄くかけて、痛みが出るようにしながら縫ったという思い出があります。
ひろみ/やんちゃな学生時代だったんですね。
ミキオ/いやあ、今でも兄貴に言われます。お前って奴はって怒られるんですけどね。ただあれは僕は、卒業式でちょっとあれですけど、友達が喧嘩に巻き込まれて、間に入ってそうなっちゃったんですよ。
ひろみ/止めるほうに入っちゃって?
ミキオ/止めるほうに入ったら、向こうが社会人のヤクザっぽいやつで、ちょっと待てと言って、俺が殴られた。
ひろみ/これも若気のいたりってことで、そういう思い出も1つや2つ必要ですよね。
ミキオ/そしたら夜中でしょ、治療が終わって帰ってマスクして、眼帯して、上は包帯巻いて、家に帰って、もう兄貴は俺が連れて行くからって連れて行ったんですけど、おふくろにこれ見られて、お前を生むべきじゃなかったとかって怒られて。おふくろに怒られて怒られて。
ひろみ/すごい思い出話になりましたね、卒業式は。
ミキオ/卒業式のその夜ですから。
ひろみ/あれはないんですか、制服の第2ボタンをほしいって、後輩の女の子に言われたとか、そういう甘い思い出とかはないんですか。
ミキオ/ありませんね。
ひろみ/なさそうですね。
ミキオ/誰ももらいたいっていう人来ませんでしたよ。
ひろみ/花束をたくさん、後輩女子からいただいたとか、そういうかわいらしい思い出はないんですね。
ミキオ/野球部のマネージャーだけ1本でしたね。みんなにあげてるなかの一本もらったくらいで。ほかの子が、私に、1、2年生が持ってきてあげるとかっていう、そういうアットホームな光景は全くありませんでした。買って、渡してもらおうかなと思うぐらいの気持ちでしたね。。
ひろみ/一部、ちょっと共感をもった男性はいるかと思いますね。
ミキオ/モテなかったねぇ。
ひろみ/高校生の卒業式っていったら、みんな第2ボタンを持ってる男の子はいないくらい、第2ボタンください先輩っていうのはあったんですけどね。
ミキオ/えーっ。そんなの、聞いたことありませんでしたよ。きれいな、制服のまま終わりましたけど。
ひろみ/そうですか。
ミキオ/メリケン粉みたいなのだけかけられてさ。
ひろみ/殴られた思い出のほうが大きいというやんちゃな高校時代で。
ミキオ/これがもう1個面白くて、うちの家の後ろに畑があったんですよ。畑があったので、卒業式が終わってから4月に大学に行くまでの間、この畑を全部記念にきれいに自分で耕して、種を植えて、野菜を植えて行きなさいねって親父が言ってたわけ。これをやりなさいって言われたから、わかりましたって言ってたけど、1カ月あるから十二分にできるんだけど、毎晩宴会で。もうみんな島から離れるから毎晩宴会で。
ひろみ/そうですよね。
ミキオ/これの送別会、あれの送別会ってもうボタンをとられないわりには送別会は呼ばれるんですよね。それをずーっと毎晩やってて、結局できてないわけよ、これが。あの畑が。
そうしたら、その前の日に、僕はあした東京に行くっていうので、おふくろが料理つくって、家族だけで今回、最後は送別会ねみたいに集まってたら、親父が来てね、この後ろの畑を見て、耕してないのを見て、お前みたいな子どものために送別会はやらんとかいって、おふくろがきれいに料理並べてるのにね、ぶち壊しちゃって。それでもう、これをやらないと絶対仕送りをしてやらないというから、7時ぐらいから掘り始めたわけさ、畑を。掘り始めたら、みんな俺の家で送別会してるもんだから友達がくるわけよ。ミキオー!とか言ってくるんだけど。誰も家が暗くてやってないけど、後ろの畑のほうだけ明るいもんだから、蛍光灯つけてやってるんで、みんなお前何しているか?って、ちょっとお前らも手伝えって言って。これでみんなで10何名ぐらいで、朝の4時ぐらいまでかけて、きれいに耕して種植えて、終わったの4時過ぎでしたよ。
ひろみ/すごいですね。
ミキオ/それで8時の飛行機で東京行ったんですけどね、みんなも意味のない送別会だったって言って。
ひろみ/いやいや、いい思い出ですよ。
ミキオ/このときの写真があるんだけど、これがまたいい思い出なんですよ。
ひろみ/これはぜひ、Facebookにアップしたい写真ですね。
ミキオ/よかったですね。そのあとも朝お風呂入って、それで行くときに朝ご飯のときだけ親父も座って、頑張ってこいと言われてそれで行ってきましたけどね。
この2つが高校の卒業後の思い出、殴られたのと畑耕した2つが思い出ですね。
ひろみ/もうほかの人にはないドラマのような思い出を語っていただきました、ありがとうございます。
では1曲まいりましょう。宇多田ヒカルさんで、CAN YOU KEEP A SECRET?
♪ 宇多田ヒカル/CAN YOU KEEP A SECRET? ♪
【リスナーからのお便り紹介】
ひろみ/さて、あっという間のお時間なんですけど、ここで1枚、ミキオさんに届いております、ハガキの中から1枚ちょっと代表して、那覇の金城さんのメールをお届けします。
ミキオさん、こんばんは。サーカスが始まりましたね。私たち家族は沖縄にサーカスがくると、毎回見に行くのでサーカスが大好きなんです。ミキオさんもサーカスは好きですか?
というメッセージが届いております。
ミキオ/人生サーカスみたいな下地 ミキオですから。
ひろみ/うまいですね。
ミキオ/もう絶対サーカス。ブランコで乗って、空中で2回ぐらい落ちてますけどね。
ひろみ/いやいやいやいや。
ミキオ/サーカスは絶対夢ありますよね。
ひろみ/ありますよ。
ミキオ/大好きですね。子どものときにサーカス見たら、本当にサーカスになりたいなんて思ってましたね。忍者みたいじゃないですか。うわーって飛んだり、動物扱ったり、僕はそういうの大好きですなんですね。なんか曲芸的なものが好きなんですよ。
ひろみ/ミキオさん、高いところ大丈夫なんですか?高所恐怖症とかないんですか?
ミキオ/私ですか?高所恐怖症です。
ひろみ/あ、そうなんですか。
ミキオ/もう絶対だめです。
ひろみ/サーカスの団員にはなれないですね。
ミキオ/下から見るのだけ大丈夫です。団員は無理です。団員は無理ですよ、下地 ミキオは。上に乗ったときにはもうだめ。綱渡りとかとうてい私にできるものじゃない。だからサーカスは見るものです。動物の調教はうまいと思いますよ。
ひろみ/風真(ふうま)くん…。
ミキオ/動物の調教は。家でもやってますからね、ドーベルマンを。
ひろみ/それはちょっと聞いたことないですけれども。
ポップサーカスは1カ月近く、ロングランで奥武山のほうでやって、家族連れでにぎわっているというのでね、チャンスがあればぜひ。ミキオさんもなかなか行くタイミングないと思いますけれども。
ミキオ/必ずいってみたいと思います。
ひろみ/はい、那覇の金城さん、ありがとうございました。
ここで1曲まいりましょう。Sugar soulでGarden。
♪ Sugar soul/Garden ♪
【これどうでしょう:シルクのフォーマルかりゆしウェア】
ひろみ/さて、ミキオのこれどうでしょう。
このコーナーはユニークなアイデアいっぱいのミキオさんの頭の中から新しいアイデアを引き出していこうという斬新なコーナーですが、今かなり人気のコーナーとなっております。今週のミキオのこれどうでしょう。さあ、ミキオさん、どういうアイデア出てきます?
ミキオ/浦添市が、絹をつくっているんですよね。
ひろみ/へー。
ミキオ/絹をつくっていて、蚕を飼って絹を作るという、作業をしているんです。
皆さんおわかりと思いますが、寒い中、よく葬儀とかなんとかいくでしょ。大統領の葬儀とか、いろんな人の葬儀だとか、寒い中。背広になると寒いでしょ。だけどコートを着たまま、マフラー着たまま立って葬儀に出たりする場合は、このコートとかマフラーに絹が入っていないとだめなんですね。普通のコートじゃだめなんですね。絹が入ったマフラーとコートだったら背広を脱がなくても、これが失礼にあたらないと。
ひろみ/シルクが入っているということで。
ミキオ/そうそう。これが、あるんですよね。私は、これからかりゆしウェアが、公式の会見場に出て行くというふうになって、公式の会議とかなんとかとか、今はなんかサミットで着てみたら、と民族衣装的な感覚で着られてるけど、そうじゃなくて公式な会見場に女性がかりゆしウェアの長いので行ったり、いろんなので行くとなると、必ず洋服の中に、絹が入らないとだめなんですよ、シルクが。だから僕、浦添の市長だった儀間さんが蚕をやって絹をやった、これ大当たりだと思う。
これからシルクを入れたものを公式なものとしてどこまで作るかというのをやるべきだと思っているのね。
ひろみ/おもしろいですね。
ミキオ/これは私は絶対に沖縄のこれから、かりゆしウェアのばす意味ではきれいとか良さではなくて、日本全体世界のルールに合わせて、シルクを入れたかりゆしウェアつけたらかりゆしウェアで来てなんでこれ、軽装じゃないかって、いや違いますよ。シルクがちゃんと入ってて、公式に認められるようなものですと、こういう感じのものをやらないといけない。
ひろみ/それいいですね。シルクってことは、質感違うので、光沢が出たり軽かったりとかありますもんね。
ミキオ/そうです。高級ですから。
ひろみ/これはいいですね。
ミキオのこれどうでしょう、初の工芸品がでましたね。ずっと食が続いていたいので。
ミキオ/いやいや、僕は食以上に工芸品も強い分野にあるんですけどね。
ひろみ/これはぜひ。
ミキオ/また浦添市がやられているという意味でも、大きな意味を持ちますよ。
ひろみ/沖縄の県産品として、ぜひミキオのこれどうでしょう。きょうはかりゆしウェア…。
ミキオ/本村さん、イメージしてごらん。
自分のかりゆしウェアにシルクがきれいに入ってる、高級感のあるものになるとしたら。
ひろみ/いいですね。ほしいと思いますよ。
ミキオ/でしょ?長いドレスっぽいのやつでもさ、かりゆしウェアみたいのに、いいですよね。だからそれを補助金出して、シルクを入れてつくってくれるような、シルクの布を使ってやれるような、そういうようなものもやっていかなければいけない。そういうふうに考えていますね。
ひろみ/今度ぜひミキオさんにね、デザインでイラストを書いていただいて、こういうシャツはどうかっていうのを、ミキオのこれどうでしょうのFacebookのほうであっぷしてもらいましょう。
ミキオ/絶対うけると思いますね。よろしくお願いします。
ひろみ/よろしくお願いいたします。
ではここで一曲お届けしましょう。SEKAINOOWARIで、Dragon Night。
♪ SEKAI NO OWARI/Dragon Night ♪
【エンディング】
ひろみ/きょうもあっという間のお時間でした。
最後になりますけど、ラジオお聞きの皆さんにミキオさんから元気の出るひと言をいただきたいと思います。
ミキオ/元気はね、この今政治も少し混乱しているんですけど、東京オリンピックくるでしょ。やっぱり東京にいると、元気になってきましたね、日本。この、元気な日本を沖縄にまで持っていく、その努力をしないとけない。沖縄も新聞も辺野古賛成が反対か、毎日、岩礁がどうとか書いてるけど、書くなとは言わないけど、沖縄の夢の分野もどーんと書くのにしないとね。
TPPが来るので、農業に力(ちから)を入れて、新しい沖縄の農業にするとか、いろんなこと考えないといけないと思います。ぜひ沖縄は明るくなるという自信のもとに進めていきましょう。
ひろみ/期待しています、頑張ってください。
ミキオポスト OnRadio、ご案内は本村 ひろみでした。そして、メインパーソナリティは…
ミキオ/下地ミキオでした。
ひろみ/どうもミキオさん、ありがとうございました。
ミキオ/ありがとうございました。]]>