【オープニング】
ひろみ/10月22日、木曜日です。皆さんこんばんは、本村ひろみです。この時間からミキオポスト OnRadio、番組の始まりです。メインパーソナリティはこの方です。
ミキオ/下地ミキオです。よろしくお願いいたします。
ひろみ/ミキオさん今週もよろしくお願いいたします。
いろんな人から番組聴いてるよ、っていうありがたいお声をいただきまして、やっぱりミキオさんからの元気な声を聞いて元気をもらってるって年輩の方の声も先日いただきました。
ミキオ/そう言われると嬉しいですね。
ひろみ/ほんとですね、今週も話題盛りだくさんです。ぜひ皆さん最後までおつきあいください。
この番組は、北部地域はFMもとぶ、中部はFM21、南部地域はFMレキオ、FMくめじまの4局ネットでお送りしています。またインターネットでは世界中に配信されています。ぜひミキオポストトップページからごらんください。
また、きょうもアイセック・ジャパンさんのサービスを利用してリアルタイムで文字情報を発信しております。ぜひこちらもミキオポスト OnRadioトップページごらんください。
10月22日きょうの1曲目はこちらです。成底ゆう子で、ダイナミック琉球。
♪ 成底ゆう子/ダイナミック琉球 ♪
【今週のミキオ/維新の党問題】
ひろみ/ミキオポスト OnRadioお届けしております。
さあ今週のミキオさんのコースなんですが、ミキオさん維新の党の話題から伺いたいと思います。
ミキオ/今回橋下さんが解散宣言をしようというようなことを言っていっておりますから、その通りだと思います。分党ということを要求するのは当たり前のことですよね。
誰が考えても、自民党が1600万票、民主党が800万票、維新の党が800万票。考えてみて、民主党は労働組合、巨大労働組合がついてて、自民党はこの前ちょっと問題があった歯科医師会とか建設業業界とか、JAとかあらゆる集団がついてて1600万票だよ。
維新の党、橋本1人で800万票だよ。
ひろみ/すごいですね。
ミキオ/すごいよ。
橋本さんが意を汲んできちっとわかれようと。政治路線だから分かれようよと。別れたあとはお互いまた政界再編成というか、巨大与党自民党に代える、国民が期待できる政党をつくると、そのときはまた一緒にならないといけないから、そのときは一緒になれるような、感情的なものにならない状況をつくろうよということを要求しても、いやダメだと、 このお金は全部俺らのものだと。お前らでていくって言うならいらないよと。出ていくというところは、維新の党は改革勢力だと。だから改革をしていかないといけないよということになると改革がまだまだしにくいと評価されてる民主党の人たちとくっつくような政界再編成はダメだという路線対立なんですよね。
だからそこのところがわかってもらわなきゃだめだというふうにおもうんですね。路線対立だったら、これはでていくといっても、何か法規的な党の規則を破って出ていくわけじゃないから円満に解決したほうがいいというのが、私は普通の考え方だと思う。
改革って難しいですよ。私もよく考えるんだけど、ひろみさん考えてみて。子どもが生まれるとき、お産のときの補助金がでて。民間保育園とか行ったらまた補助金がでて。小学校、中学校は義務教育だって補助金というかお父さん、お母さんから給食費だけってやって。高校になったら高校授業無料化で授業料がなくて。大学は今7割奨学金になって。
そして会社に就職しましたと。しかし僕ちょっとこの会社合わないなってなったら考える猶予、生活をしっかり守る猶予から6カ月間は失業手当が出て、困った体が弱ったっといったら、医療費も全額、生活をみる生活保護の制度があって。そして病気になったって言ったら、私どもの年代は3割、年をとられた先輩方は1割、あとの7割は国が払うっていう制度があって、そして介護の時にも支える制度がある。
車を買うよといったら車に補助金を出し、電器製品買うよといったら電器製品に補助金がでて、ここに道路つくるよって道路つくってそこから経済発揮して、そんな国家どこにある。
ひろみ/すごいですね。
ミキオ/世界の中でここまで作り上げた国ってないと思うよ。農業やるよとなったら8割までビニールハウスまで補助がでて。
僕はそれは今まではいいと思う。しかし借金が600兆円を超えて、700、800兆、1000兆円に近づいている。
これをどうやって解決して、次の世代にやるかってなったら僕は今までの政治の仕組みじゃだめだと思ってる。
だから、思い切って大改革できるとなると、しがらみのない政党がいいねと。そういうことを考えると自民党からかわる、ある意味政治集団が新たにできるというのがやっぱりこの国にとっては魅力。私たちはそれができると思って維新の党に入ったんで。
自民党に勝つためにみんながまとまらなきゃならないってなって、共産党まで、民主党まで、生活の党まで、社民党までみんなまとまって考え方も違う、とにかく自民党を倒すためにはまとまらなきゃいけないって、あいます?
ひろみ/へんですよね。
ミキオ/それは違うんですよね。
今回分かれるということは、そんなに悲観はしない。そういう意味では、この維新の党の分裂騒動というのに、ちょっと批判的な方もいるけど、ただ大きくなって、最後のところで割れるより、小さい段階で同じ考えの人たちがもう一回つくるほうが国民の政治にとっていいんじゃないか。
私はそういう意味でも今回の維新の党の分裂は早い内でよかったな、一病息災というじゃないですか。一度病気になるといろんなことに気を遣うから大病にならない。そういう意味において、私は橋下さんの行為はよかった。
お金も要求しないほうがいいですよ。そんなにお金ばかりに執着するならどうぞってあげて、ゼロから厳しいけどやっていこうと言うような形が私はいいんじゃないかいうふうに思ってるんで、そういうスタート切れる日が今度の24日から解党大会やって31日に結党大会やる、そういうスケジュールになってるんでそれからスタートしたらいいんじゃないかなと私は思いますね。
ひろみ/新しいスタートをきるというので今ミキオさんの声からも、なんかパワーあふれてますのでね。
ミキオ/パワー溢れてますか。
ひろみ/またこれからの、みんなで切磋琢磨してやっていこうという気がします。
ここで1曲お届けします。ディアマンテスで片手に三線を。
♪ ディアマンテス/片手に三線を ♪
【自衛隊那覇駐屯地43周年】
ひろみ/ミキオポスト OnRadioお届けしております。
今週のミキオさんのコーナー続いての話題は自衛隊那覇駐屯地43周年、そして第15周年ということで。すごいですね。
ミキオ/式典には国会議員なってからずっと出てますね。沖縄の陸上自衛隊は皆さまがよくご存じの不発弾処理を5000回くらいやってます。
救急患者輸送が8000回、悲しい出来事もありましたね、迎えに行ってちょっと飛行機が墜落するという、ご冥福を祈るような。しかし任務を果たそうとする気持ちの中で民間のお医者様も亡くなったという、こういうこと僕らは忘れてはならないというふうに思うんですけど。
私はそういう意味でも陸上自衛隊、航空自衛隊、そして海上自衛隊という方々の任務というものには非常に経緯を払うという意味では、政治家は敬意を払うならばその式典に参加をして頑張ってくださいという気持ちを表すのが大事だと思いますから、よほどのことがない限り20年間この式典には出てます。
またこの自衛隊もちょっとおかしいところがあって、落選したら呼ばないときがあるんだよねたまに。
ひろみ/そうなんですか。
ミキオ/そうすると僕怒るんですよ。何で呼ばないんだと。現役じゃなきゃ支持しちゃいけないのか、とまたいろんなことで波紋を広げるけれども、やっぱりそういうところも行って、激励する。あいつは落選してもそういう思いだなというのを、私も必要だと思うので、そのことをしっかりずっとやっていきたい。
私は野党ですから、それは与党の方々が政権の中で自衛隊との関係が深くなって、選挙のときは彼らのほうが深くなるんです。私たち野党とは深い関係にならないんです。
しかし僕は自衛隊っていうのは正しく評価すべきで、お一人お一人の活動を深く見ていくべきだというのがあるんで、そういう意味では、選挙活動の一環と思って自衛隊と付き合う人は大嫌い。
当選してるときは来る、落選したら来ない、ということにならないように政治家を志している以上は、ちゃんと自分から進んでで参加すると、そういうことをこれからもやっていきたい。
私が政治家を90歳位でやめたら、まあ90歳までやるつもりかとね。
ひろみ/いやいやいいですよ。
ミキオ/そうなっても私はちゃんと式典に参加するという政治姿勢をもってこれからもやっていこうというふうに思いますね。
非常に活躍してるよね。正しい評価をしていかないといけないと思います。
自衛隊は軍隊じゃないということにはならないと私は思ってますよ。だけど、軍隊であったとしても、それはちゃんと民生安定のお仕事をされて、しっかり県民に寄りそってやっている。そのことをこれからの式典でもしっかり見ていきたいと思います。
この前8月にフィリピン行って、パラワン島いって南シナ海の状況見た。すごい、中国が進出してきてるなという状況の中で7つの島ができ、3年間であれだけ大きな島をつくりあげその海域を日本の回廊といわれるエネルギーが通過する。
南シナ海の中国の関所を通ってエネルギーを輸送してるんだって考えるとあの近辺まで自分たちの安全保障についての私たちは影響力をしっかりと、フィリピンという国家と作り上げていくというのが私は大事(だいじ)だと思っている。
これは集団的自衛権ではありません。これは個別自衛権であり、自分のエネルギーが閉ざされるときは死を宣告されるわけですから、そういう地域まで目配り気配りするときは集団的自衛権ではなく個別自衛権。
また、この領海内、南シナ海の海域だとか、その地域においてアメリカ軍が襲われたとなった場合に私たちがサポートするというのもこれも個別自衛権の範囲ということで思っているので、そういう地域限定だとかアメリカ限定だとかっていうことをやれば、平和安保条例も国民に理解されたのかなって思います。
地球の裏側、中東までいくぞってなるとなると、中東まで行くのはPKOでいいよね。PKOで、避難民を助けるとか水を供給するとか、学校をつくるとかそういうことならいいけど、なにか武器弾薬を輸送しながら向こうまで行くのはどうかなと。向こうで米国襲われても助けなきゃいけないっていうのはどうかなって、そういう疑問を持ってる国があるんです。
しかし安全保障に関しては方向性を示さないといけないと思ってるから、維新の党は、そういう意味でもこの法案は反対だけどこっちはどうだとはっきり出している、それも地域限定、アメリカ限定としていると国民から理解される。ということをこれからしていかないといけないということ、改めて感じた。そういうときに最前線で頑張るのが自衛隊なんですね。
そういう意味でも福島の、東北の大震災においても今常日頃からやってる不発弾の処理においても緊急完全輸送においてもさまざまなものに私たちは彼らの活躍を期待せざるをえない、防災の観点からも。そういう意味でも彼らはちゃんと県民にも期待にも応えているという意味では式典に参加するということでありますのでね。
このラジオをお聞きの皆さんでもまだまだ自衛隊ってどうかと思ってる人がいたら、飛び込んでいって聞いていったらいいよ。なんであんたら存在してるんだって、それで激論して、お互い話し合うのも大事だと思いますから、もしそういう機会も見ていただいたらいいし、もしそれで、自衛隊まで行きにくいっていうなら、下地ミキオにどんどんご質問いただければ私もこのラジオでお答えしていこうと思いますから、よろしくお願いします。
ひろみ/皆さんの声にどんどんミキオさん答えていきますの、よければまたメッセージ送ってください。
ここで1曲お届けしましょう。やなわらばーで、大好きな人。
♪ やなわらばー/大好きな人 ♪
【お便りコーナー/うどんドーナツ】
ひろみ/ミキオポスト OnRadioお届けしております。
皆さんからお便り届いていますのでご紹介しましょう。那覇のギマさんからいただいています。
ミキオさんこんばんは、私は最近はまっているのがあるんです。うどんドーナツです。ネットで見てつくってみましたがこれホントおいしいんです。ゆでうどんをねじったり巻いたりして楽しいですよ。外はさくっと、中はもちもち、不思議な食感なんですよ。
ということでギマさんからいただきました。
ミキオ/これ揚げるの?
ひろみ/うどんドーナツって揚げるんですかね?
ミキオ/揚げるんでしょうね。これ想像できるね。プロの料理人としては十分に。
ひろみ/プロの料理人ですか、ミキオさんはもう。そうなんですか。
ミキオ/これ一本揚げても美味しそうだね。ぎゅーっと巻いてもボリューム感があって美味しそうですね。
ひろみ/これ甘いんですかね。
ミキオ/これはね、私読みとしては、ここで黒蜜をつけるんです、揚げたあと。
ひろみ/それ美味しそうですね。
ミキオ/それかゴマをかける、それかきなこを混ぜるとか。
ひろみ/きましたね、シェフのアイデアとか。
ミキオ/もう1個言っていいですか。
ひろみ/あと1個なんでしょう。
ミキオ/ベストミックスですね、黒糖のこれに黒ごま、きなこをかけて、黒ごまかけて、ぱりっと一発ってやつ。
ひろみ/ぱりっと一発。うどんドーナツの新しいタイプがうまれそうですね。ギマさんありがとうございます。
ミキオ/ぱくりです。
ひろみ/浦添のミユさんからは。
今年もハロウィンの季節です。私は友人と一緒にいつものバーのハロウィンパーティに参加する予定です。今年の仮装にしようか悩んでいます。昨年はドロンジョ様でした。お2人はハロウィンどう過ごしますか?
というミユさんからいただいています。
ミキオ/ハロウィンは僕の季節、オレンジですから。事務所中、事務所全体をハロウィンにしないとね。
ひろみ/年中ハロウィンのカラーです。
ミキオ/これをもう1回、考えてみたいね。
ひろみ/ミキオさんは仮装するタイプですか。
ミキオ/人生は仮装です。あるときはコメディアン、あるときは真面目な政治家、あるときはみんなを助けるクリスマスのサンタクロースですから。
ひろみ/那覇のオオシロさんから。
ミキオ先生に質問です。臨時国会をやる、やらないというようなニュースがありました。国会ってやってもやらないくてもいいんですか。
ミキオ/召集権は総理大臣にしかないんです。総理大臣がやらないという場合は議会の4分の1というのがありますが、一般的に招集権は総理大臣がやって、これまで20年間で通常国会が終わって秋の臨時国会をやらなかったのは初めてですね。
今回は間をみて、予算委員会を2回か3回やるって言ってるけど、なんかそれは自信なさげ。今やると突っ込まれるぞと。大臣のスキャンダルの問題とか。
ひろみ/でてますね。
ミキオ/TTP対策の問題とか。いろんなところで安保法制度がまだ火種が弱まってないとかいろんなことで臨時国会言われるので、やーめた、という。
ひろみ/ないかもしれないと。
ミキオ/正月を超えて、みんながちょっと浮かれてる、そのときから始めたらどうかという、そういうことがあるかもしれないね。
ひろみ/わからないですね。
ミキオ/だけどそれはよくないよ。補正予算も今年中に組んだほうがいい。それでどんどん進めたほうが、3月31日までしか使えないから民間の人たちにとって早く使えるでしょ。
安倍さん、平和安保制度にはものすごく強引でまっしぐらだけど、これはちょっと引くって言うかね。
ひろみ/及び腰になってるところがあるかもしれない。
ミキオ/この人は戦略があるね。及び腰というよりね。徹底的にやるぞってやるときに、やりませーん。
ひろみ/政治は複雑だなと思いますね。
ミキオ/野党からすると怒るけど、与党からすると、こういう決断するの難しいよ。毎年、私の経験からして20年間、通常の国会やりかたをやめるっていうんだからね。
ひろみ/できるもんなんですね、やろうと思えば。
ミキオ/そこなんです。
ひろみ/ここで一曲お届けします。
JIMAMAさんで、でいご。
♪ JIMAMA/でいご ♪
【エンディング/幸せコンサート】
ひろみ/さて、先日幸せコンサートがあったということで、大勢の方が参加されたんですね。
ミキオ/素晴らしい企画でしたね。ヤマウチ牧師が企画し、私の尊敬するクニヨシさんがサポーターとして頑張られてたんですけどね。私はよく頑張るなと思いますね。本当にどうしたら、頑張れるけど、頑張れなくて悩んでる人たちをひっぱりあげるか。そういうことに徹してるような感じがしましたね。このことについては、これからも頑張ってやっていただきたいと思うし、私たち政治家ができることってボランティアやってる方には何もできませんけいど、私たちが顔をだして頑張ってくださいってひと言、言って喜んでいただけるなら毎年行きたいと思っております。
またこの会場にいる方々も、そういう思いになったんじゃないかと思いますね。カトウトキコさんが来たり、ディアマンテスがきたり。さっき流れた、ディアマンテスの三味線の、片手で三線、あれ歌っちゃいましたね、私も。
ひろみ/気持ちわかりますよね、このスタジアムに行くと、これだけのビッグアーティストの方が参加無料で、入場無料で出てるわけですね。10回目を数える幸せコンサート。
ミキオ/これから一番私たちがなくさなきゃいけないのは貧困ですよ、子どもの貧困、女性の貧困、そしてお年寄りの貧困。この3つは、貧困の今大きな、直さなければいけない要素ですね。だから、この3つは何かということになるんですけど、中年の貧困はないのか、ということですが、この世代は体さえ丈夫だから、頑張れば貧困にはならないはずだと。
だけど子どもは自分にどんなに力があっても貧困にはなるはずだと。お年寄りもどんなにやる気があっても、人は年を取ったら体が弱くなって貧困になる可能性がある。女性の場合は子育てしたり、自立する女性といってもやっぱり弱い部分がないとは言えない。男と女性とで違うんです。全部、100メートルの速さだってどんなにやっても男のほうが速いのは神様がつくったときから男のほうが速い。
そういうところからすると、男の人よりも、貧困になりやすい環境があるということが、女性の貧困も、子育てをすることによると、この3つに関しては政治家がしっかり支えていかないといけない。母子家庭の方々に、お米はどうですか、と、本人が、私は母子家庭ですと申請するとお米がいただけるとか。これもいいですね。ご飯が食べられるだけでもいいですよね。だからそういうのが、先生方がやってる姿ってすごいよな、って感じしますね。
ひろみ/暖かい輪をみんなで意識するっていうのも大事(だいじ)ですよね。
ミキオ/心臓病の子ども、のあちゃんの募金もやってましたし、そういうところも大事だと思います。
ひろみ/日頃からいろんなことを政治家としてミキオさん感じてることを今、若い人に伝えるためにそうぞう政治塾というのを先日フェイスブックで見ましたが、オオタマサヒデさんが講師として招かれて。
ミキオ/オオタ先生の平和に対する考え、これもすばらしかったね。下地ミキオとオオタ先生が、なんで、と思う人、ラジオをお聞きの皆さんいっぱいいると思うんですよ。
ひろみ/ツーショット写真、すごかったです。
ミキオ/オオタ先生の平和論はすごかった。戦争を無くすというだけの平和論は消極的平和論。
僕らは平和の究極は戦争を無くすことだと思っている。そうじゃないんだ。積極的な平和論は差別、貧困、格差、これまでなくそうと思って初めてこの平和論だと。
ひろみ/すごいですね。
ミキオ/これ素晴らしい言葉だと思わない?ワオって思いましたね。そこなんですね。政治的な姿勢が辺野古賛成か、反対かだけでグループ作っちゃいかんのですよ。すばらしいところがある、ここは相容れないところがある。そういうようなものを僕はこのそうぞう政治塾の塾生に感じてもらいたい。
ひろみ/すばらしい。
ミキオ/みんな、感激してましたよ。
それでオオタ先生が自決というものを、沖縄で行われた集団的自決についての生々しい、読み上げたんですよ。もう寒気がして、戻しそうになるくらい、こんなことがあったのか、と思うようなことを彼らは聞いたんですよね。だからそういう中で、また1つ一皮むける、そういう彼らになったんじゃないかなと。
私はもう3回目の勉強会ですが、その勉強会で、若い政治家を志す人に言ってるんです。講師の一人ひとりの言葉を覚えろと。オオタさんが講師だったらこうだと。ミヤタ先生が講師だったらこうだと。いっぱいは覚えられないけど、この人の講演の中でこの言葉は忘れない、というのを一個一個、覚えなさいよと。
それで、戦争が起こる最大の要素は貧困でもあり、国境紛争でもあり、宗教戦争でもあり、全てを過去のものとして忘れた時に戦争が起こると私は言っている。だからいつでも忘れないようにする。だからそういうふうなことを感じてもらいたいなと思っている。
ひろみ/若い、学ぶ人にとって本当に貴重な体験の政治塾でしたね。
ミキオ/貴重な体験でしたね。まあ右寄りの人が多いんですけどね。
ひろみ/いろんな方の話を聞きながら学んでいくということですよね。
ミキオ/俺は辺野古賛成だ、なんだと言ってる人たちも、オオタ先生が辺野古反対というもんだから、なんでオオタ先生が反対というようなことを言うようなその学者になり、知事になったかという背景を知ることで、反対する人を尊重するんですよね。自分と違ってても。
ひろみ/自分と違う意見をいただくって体験なかなかないですからね。
ミキオ/ちょっと大きく言いましたけど、賛成の方も反対の方もいるわけですから。こういうのをちょっと進めていきたいと思いますね。
ひろみ/そうぞう政治塾、皆さん、ほんとにすばらしい沖縄の未来を政治家が生まれてくることを期待したいと思います。
ミキオ/太田先生に怒られた、女性が少ないって。
ひろみ/今1人ですよね。
ミキオ/ラジオお聞きのみなさん、私政治家になりたいというふうな思いならぜひ、4回目の講演から来ていただける人がいれば、言ってください。
ひろみ/さて、あっという間のお時間でしたが、最後にラジオをお聞きの皆さんに、元気が出る、ミキオさんからのお言葉をお願いします。
ミキオ/そうですね、新しい政治の姿の中に自分が身を投じたいと思ってるのはワクワクしますね。
壊れたことを残念に思っていたけど、今は新しい政治体制で、沖縄頑張ってみたいなと思っていることにちょっと、うきうきしますね。橋下さんって面白いですよ。
ひろみ/個性が強いんですね。
ミキオ/個性が強いし発信力あるね。朝、私はこうしますと言って、6時間後に、私はこうやりますって言ったら、普通の人だったら、本村さんがもしこう言ったら、ひろみさんは朝令暮改と言われる。橋下徹は違うんですよ。6時間考えてみてこれはすばらしいという案が出たら、それを発表することが朝令暮改なんですか、というんです。
ひろみ/すごいですね。
ミキオ/僕らはひっくり返って倒れるんです。でもこれぐらいの発想じゃないと、この国の政治は変えられませんよ。こういうことが朝令暮改だと言ったことが違うじゃないかと怒るよりも、今言ってることをよくみて、これが間違ってたら朝令暮改。当たってたら天才なんです。
ひろみ/そうですね。
ミキオ/そういう人が変えていくんです。坂本龍馬だってそうだった。やっぱりそれが私は大事だと思います。
ひろみ/ミキオポスト OnRadio、今週も話題盛りだくさん、本当に元気の出る話題をいっぱい伺いました。また引き続き皆さんに素敵なパワーをたくさんお届けしますので、メールなども送ってくださいね。
ミキオポスト OnRadio、お届けは本村 ひろみでした。
そしてメインパーソナリティーは・
ミキオ/下地ミキオでした。
ひろみ/さようなら。
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