【オープニング】
ひろみ/11月26日、木曜の夜です。皆さん、こんばんは。本村ひろみです。
ミキオポスト OnRadio、お待たせをいたしました。メインパーソナリティは、この方です。
ミキオ/下地ミキオです。どうぞよろしくお願いします。
ひろみ/ミキオさん、ご無沙汰でございますが、ファンの方々が待っていました。
ミキオ/そうね、大体僕ずっと15日ぐらい大阪にいましたからね。
ひろみ/大阪弁になっているという噂ですけど。
ミキオ/そうやねー、大阪弁になりはじめましたね。下地さんって言ったら、なんでっかーってね、後ろ向いてね、下地さん、下地さんって、なんでっかーって言ったら、選挙で来てるんでんなーって、そうでんがなーとか言って。意味不明な大阪弁しゃべってました。
ひろみ/すごいですね。今週はこの話題盛りだくさんで、大阪の、おめでとうございますの話題をお届けしていきたいと思います。
ミキオポストonRadio、この番組は北部地域はFMもとぶ、中部地域はFM21、南部地域はFMレキオ、そしてFMくめじまの4局ネットでお届けしています。また、インターネットでは、世界中の皆さんに配信をしております。それから、きょうも、アイセック・ジャパンさんのサービスを利用して、リアルタイムで文字情報を発信しております。ぜひ、サイト、ミキオポストのトップページからご覧ください。
11月26日、きょうの1曲目はこの曲です。FUNKY MONKEY BABYSで、「風」。
♪ FUNKY MONKEY BABYS/風 ♪
【大阪W選挙勝利!】
ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
もしかすると、今週のミキオさんのコーナー、もう、みなさん3週ぶりで、ミキオさんの声と思っていると思います。まずは、なんといっても大阪、ダブル選挙、おめでとうございます。勝利。
ミキオ/ありがとうございました。
もうね、東京からね、いっぱい、みんなから電話かかってきて、下地さん、あんた、カケに勝ったねとかね、ギャンブルに勝ったねとか言うわけですよ。どうしてって言ったら、だってそうでしょって。大阪がダブル選挙勝てると思っている人、誰もいなかったよと。誰もいないのにあんた初めから大阪といって、それでダブル勝つってのはもう、ユタみたいなもんだとかって言うわけですよ。僕に言わせると違っていて、僕は橋下さんとの付き合いが長いもんだから、とにかく沖縄の基地問題で、オスプレイを八尾に受け入れていいとか、関西空港に国が受け入れろと言うんだったら私は前向きに検討しますとか、こういうふうに言ってくれた人っていうのは、なかなかいないんですよね。だから僕はもうはじめから、じゃあ、民主党政権の辺野古賛成と言っている人たち、そのままいくのかとかいったら、いや、辺野古も最終的には仕方ないというようなこと、橋下さんは言っているけれども、その前にやれることは全部やってみて、それから考えようよという人なのかと、どっちなのかといったら、もう、やっぱり、こう考えてくれる人が嬉しいんだよね。だから、そういう意味では、これは橋下さんという人を選択したということになる。
この前、結党大会があったの。
ひろみ/はい。
ミキオ/結党大会があったら、皆さん、とにかく自民党政権がやらなかったことをやりましょうねと、いうんですよね。何をやらなかったのかといったら、3つだといって、ひとつは、一番目にあげたのが沖縄の基地問題。
ひろみ/おぉ、ありがたいですね。
ミキオ/もう70年間沖縄の基地の負担が軽減されていないということを考えたら、この問題を解決するには、政治が決断をしていない証拠だと、だから決断をさせないといけないというふうに言っていて、だからこの政治が決断するというのは、全国に、ある意味強制的にでも沖縄の負担を分かち合うというような判断を政治がしていないからこうなったんだと。それをなんとかしなきゃいけないってのが、これが1点目の***。
2点目に財政再建。とにかく1千兆円を超える赤字がこの国にはあると。生まれたときに、お産のときに手当てが出て、それで保育園に行ったら、保育園の補助金が出て、それで小学校、中学校行ったら、小学校、中学校は義務教育で国が出して、高校になったら、今高校授業料無料化という制度があって、私学までお金がいっぱい出るようになって、これがあって。大学、専門学校に関しては、7割が補助金、奨学金で行っている人たちがいて。それでいて、会社に入って、俺もうこの会社が嫌いだといってやめたら、6カ月間は失業手当といって、同じ金額のお金がもらえて。病気になると、若いうちは7割国が出して、そこに年金が来て、年金は基礎年金の部分は国が出すのが5割あって、それで介護保険法のお金があって、また年とると9割は国が出すと。農業やったら、ビニールハウスやったら、8割はこの補助金が出てくると。牛が売って赤字になったら、8割は補填をまたしてくれると。道路をつくってあげて、道路をつくれば、個人の資産も増えていくと。ありとあらゆる制度が今あるわけですよ。これ、赤字にならないほうがおかしいでしょ。
ひろみ/うーん、そうですね。
ミキオ/だけど、国民はここまで納得していないわけさ。まだもっとやってくれというわけ。福祉も、医療費だって、もっとやってくれ、何もやってくれって、年金も少ないぞとか言っている。これを今のサービスをずっと続けるためにはどうするかといったら、税収をあげることと、無駄を省くことと2つやらなきゃいけないわけですよ。だから、無駄省くって大変だよ。
ひろみ/大変ですね。
ミキオ/今、沖縄県知事4年やると4000万もらうよ、退職金。2期やると、8000万だ。
ひろみ/えーっ。
ミキオ/ね。翁長市長なんかも3期、那覇市長やっているのかな、4期やっているのかな、やっているから、市長だから3000万ぐらいもらってるんじゃないか。
ひろみ/そんなに。
ミキオ/1億2000万ぐらいもらっているはずよ。だけど、今度の橋下さんと松井さんは、この退職金放棄したから。
ひろみ/すごいですね。
ミキオ/給料も3分の1にしている。簡単みたいで、やりにくいですよ。
ひろみ/できないですよ。身を切るというのは。
ミキオ/そう。また、この天下り団体、バスの運手が、1000万ぐらい、一千二、三百万ぐらい給料もらっているわけですよ。こういうようなものに対しても、府の職員に対しても全部20%給料カットしているから。怒られるよな。
ひろみ/ですよね。
ミキオ/電車の運転手も、また府庁の運転手も、一般職員も全部、天下りは24団体廃止。
ひろみ/うわぁ。
ミキオ/これさ、だからね、橋下さんの警備って、SPがついている警備ってね、総理大臣並ね。
ひろみ/いや、これは怖いですよ、本当に。怒っている方もいるわけですから。
ミキオ/怒っている人、多いと思うよ。今このマイクで言えないようなこと、どんどんやっているから。今まで自分が持っている、権益、利権、全部さわったら怒るわね。
ひろみ/これは、すごい決断と行動ですね。
ミキオ/だから財政再建というのは、結局は、自民党はできなかったわけ。どんどんどんどん赤字がたまってきて、今になったわけ。今度はもう1個ある、統治機構を変えるという、権限を地方に委ねて物事をやる。沖縄のことは沖縄の人が一番わかるさ。
ひろみ/ええ。
ミキオ/北海道の建築基準法と、沖縄県の基準法と一緒ですよ。おかしいと思わない?
ひろみ/おかしいですね。
ミキオ/こんな雪国と、あったかいところと。やっぱり何かもう東京に集中して、東京の金太郎飴のように全国をしようと思うのが、明治以来の国の考え方なんだよ。
ひろみ/ええ。
ミキオ/だから徳川幕府を倒したのはよかったけども、徳川幕府はみんなに権限は認めながらも、参勤交代で地方のお金を集めるという制度をつくっていたけど、明治維新は違うんだよ。明治維新は、全部俺に従えなんだよ。政治も経済も官僚も全部東京に集めている。
ひろみ/集中しちゃったわけですね。
ミキオ/集中している。これが150年続いているわけ。だからどっかで、それをなんとかしなければいけないということをやっていくためには、統治機構を、大阪は大阪に、沖縄は沖縄にできることを移していくと。こういうふうなやり方をしていかなければいけないということを、3点目にあげているわけなんですよね。だから、沖縄の基地問題、そして2つ目には財政再建、3つ目には統治機構を変える、この3点をこの大阪維新の会でやろうという、これはね、ぞっとするぐらい、身震いするぐらいおもしろい考え方なんでね、私は賛同してやったんですよね。
ひろみ/あっ、なるほど。それでミキオさんは大阪のダブル選挙にかかわって、応援をしていったということなんですね。
ミキオ/そうです。まあ今回、圧勝しましたけどね。
ひろみ/はい、すごい票数を取っていますよね。
ミキオ/だから、この圧勝している背景って何かなと思うと、やっぱり5月にあれが負けたんですよね、大阪都構想がね。
ひろみ/はい。
ミキオ/大阪都構想は負けたんだけども、負けたんだけれども、今にしてみれば大阪の府民の人たちは、いや、やっといたほうがよかったなぁと思った人たちが、どーんと、この知事選挙と市長選挙に維新の会に入れているんですよ。
ひろみ/みんな考え直したんですね。
ミキオ/そうそうそう。だっておかしいでしょ、5カ月前には同じ人が投票してるんだから。
ひろみ/うん、すごいですよね、皆さんの気持を変えるという。
ミキオ/そうそう、これが1点ありましたね。
2つ目にはやっぱり共産党と自民党と民主党が一緒になったこと。これはやっぱりすごい、これはすごい。もう、まさにこれが、見てて政治の矛盾を感じた人たちが多かったんじゃないかなと。
ひろみ/みんな、ちゃんと気づいて見てたんですよね。
ミキオ/そうそう。だって安保法案でこれだけ、喧嘩してだよ、自民党という政党は自分の子どもを戦場に行かすとか、明日にでも戦争になるって、共産党も民主党も怒っていた人たちが、大阪に行ったら手組んで一緒の候補者やるというのはやっぱりおかしいです。
ひろみ/おかしいですよね、その矛盾を気づく(?)というのがさっぱり。
ミキオ/そう、これやっぱ、ちょっとこんな政治やってたらだめだよというようなことが2点目にあったと。
3点目にはなんといってもあれだね、「橋下やめるなコール」みたいなもんだね。
ひろみ/すごいカリスマ性ですね。
ミキオ/いや、これすごいね、すごいね。
ひろみ/動画でもニコニコで見たんですけど、もう群衆が皆さん本当に一心に見ていますよね。
ミキオ/すごいでしょ。
ひろみ/すごかったです。
ミキオ/ニコニコ動画でね、もうすごいんですよ。もう、なんか食いつかれているような感じの見方ですね。
ひろみ/本当ですね。
ミキオ/やっぱりそういうふうな意味においては、私はすごい、まあ方向性がね、この人示せる人だなというふうに思っているんですよね。
ひろみ/どうなんですか、これから先の皆さん引退するのかっていうのが、もう一番大きな懸案ですね。
ミキオ/引退はさせちゃいけないでしょうね。
ひろみ/うん。
ミキオ/やっぱり日本の政治に使いこなさないといけない。
ひろみ/本当ですね。
ミキオ/まあ、使いこなすという表現はいいかどうか別にして、やっぱ優秀な能力のある人は、頑張ってやってもらわなきゃいけないんですよ。
ひろみ/ええ。
ミキオ/これが大事だと思いますね。
まあ、そういう意味でも、この選挙、維新の党の問題がいろいろありましたけどね、その問題が影響するかといったけども、それも影響なかった。4点目には。
ひろみ/なかったですね。
ミキオ/誰も、なんね、これはという人はいなかったね。
まあ、とにかく大阪を変えるということは、日本が変わるということに理解を深めた人が多かったんじゃないかなというふうに思いますね。
ひろみ/ここで1曲お届けしまして、このあと、いよいよこの大阪ダブル選後のミキオさんの役割についても伺っていきたいと思います。
ここで一曲お届けしましょう。オフコースで、「風に吹かれて」。
♪ オフコース/風に吹かれて ♪
【お便りコーナー】
ひろみ/ミキオポスト OnRadioお届けしておりますが、リスナーの方からお手紙をいただいておりまして、ご紹介をさせていただきます。
下地ミキオさんの番組、いつも楽しみに聞いています。声が聞けずに少し残念なときも続いています。きょうはどうしても忙しく始まって、5分ぐらいしか聞いてないんですけど、話しているのが誰かわからなかったです。當間盛夫議員でしょうか、儀武さんのお話もいいですね。
ところで金武町長の儀武さんだったんですかと聞いてますが、そうです、はい。
次の機会でいいのですが、ミキオさんに聞きたいです。普天間基地の移設先が辺野古しかないというこれまでのやり方に対して反対の意を表して戦っている知事ですが、本当のところはどうなんでしょうか。実際、確かミキオさんは嘉手納統合案というものを持っていたと記憶していますが、これから、県外に移設、あるいは海兵隊の普天間基地を空軍の嘉手納基地に統合するということはできないのでしょうか。ミキオさんはどのような考えを持っているか、今一度わかりやすく説明してください。
あと、曲が渋いですが、ミキオさんはどんな曲が好きか教えてください。思い出の曲も聴きたいですという、50代前半、那覇にお住まいの女性の方からいただいております。
ミキオ/曲の話からすると、思えば遠くへ来たもんだ、古里離れて100年目みたいな…。
ひろみ/海援隊ですね。いい曲。
ミキオ/あの歌が好きだね。そうそうそう。
ひろみ/いい曲ですね。
ミキオ/やっぱこの永田町に来ていると、そういう思いになっちゃいますね。
ひろみ/ああ、沖縄を思い出して…。
ミキオ/なんか距離感じゃなくて、戦っていることがすごいだけにね、なんか遠いところに来ているなという感じがする場所ではありますね、ここは。
ひろみ/なるほど、そんな感じなんですね。
ミキオ/この歌聞くと、ずっと故郷離れて、こういう世界を動かす場所で仕事をしているという自分の…日本の国会議員というのは世界を動かす力があるわけですから、そういうふうな意味ではね、自分が宮古島で生まれ育ってきて、この永田町でもっと意見を言って発信して物事やっていけば、もっと変わるというような思いをね、この歌を聞いていると感じるよなというのが1点。
ひろみ/なるほど、わかるような気がしますね。
ミキオ/それと2点目はやっぱりあれだね、唯一という言葉の定義を変えなきゃいけない時期が来ているというふうに思ってます。
ひろみ/唯一。
ミキオ/世界一危険な普天間とか、唯一辺野古しかないとかですね。そういうことではなくて、もう翁長さんが辺野古反対だと言っているんですから、県知事選が反対だといって、それでなにもかもだめという県知事だったらそれは許せない。だけど翁長さんは何もかもだめと言っているわけではないという、そういう認識は私はあるので、それをもっと真剣に検討しようと、アメリカ政府にも日本政府にも言いたいところがあるんだよね。それでだめだという根拠を示めせというところがあるので、それをちょっと見ていきたいなというふうに思いますね。
だから既成概念を持たないで話し合いができるかどうか。これをちょっと頑張ってみたいなというふうに思います。
ひろみ/大切ですね、この既成概念というの、常に頭に入れちゃったらもう進まないですよね。
ミキオ/そうそうそうそうそうそうそうそう。それができるかどうか。
ひろみ/あと、この方のメッセージもお届けしましょう。
ミキオさんこんばんは。ガソリンの値段が100円近くまで安くなっています。消費者としては嬉しい限りなんですが、なぜこんなに安くなっているのでしょうか。
ミキオ/やっぱイランでしょ。イランが、私がよくいうんですけどね、戦争は破壊、平和は成長をつくるんですよ。今アジアがこれだけ元気がいいのは、カンボジア紛争も終わり、ベトナム戦争が終わり、フィリピンのテロの問題も政府と向こうが締結して、その方向性が出てきたということになってくると、経済が伸びるんですよね。戦争があるところでは、経済は伸びないんですよ。ヨーロッパの国々と、アメリカが入った、中国も入った仕組みの中で、イラン問題が解決したと。そうなると、イランがだーっと石油を出せる体制ができた。出せる体制ができたら、量が出せる体制ができたら、自ずと石油の料金が安くなるんですよ。平和が構築できると高くなる。また、ISが戦争でまたいろんなところの油田を、イラクの油田を全部壊し始めると、石油は上がる。だからね、平和の構築ってものすごく経済をつくるわけです。だから、メジャーがどうだこうだというよりも、中東が戦争に巻き込まれるか巻き込まれないかっていうのが、1点大きな要素です。
あと、代替エネルギーだね。電気自動車が来たり、ソーラーが来たり、今まで油に頼っていたものがどんどん減ってくるという。それと省エネが進むという。となると、やっぱりそれだけ今まで使っていた油が余っちゃうから、余っちゃったら、それが値段が下がるという効果が出てくる。そういうような2つの要素が、私は、油が下がる要素になってくるんじゃないかなと。今からはですね、CO2対策上は、どんどん油をたいてやる工場というのはできてきませんよ。そういう意味では、それが1つ1つ解決し始めているというところが、大きなポイントじゃないかなと思いますね。
ひろみ/消費者にとっては、ガソリンが安いのは、本当にこれから年末に向けてもすごく嬉しいことですので、安心な、そして平和な国であると安くなるという、お話わかりやすかったです。
ここで1曲お届けしましょう。はっぴいえんどで、「風をあつめて」。
♪ はっぴいえんど/風をあつめて ♪
【離島フェアを県外で!】
ひろみ/ミキオポスト On Radio、お届けしております。
大変お忙しい中でも、ミキオさん、先日の離島フェアのほうにも少し足を運んだという話題を伺いたいんですが。
ミキオ/離島フェア、楽しかったね。
ひろみ/そうですよね。
ミキオ/いろいろなやっぱ、風習が違うでしょ、みんな。風習が違うと食べ物が違うし、雨乞いの仕方も違ってくるし。いろんなのが違いが出てくるからおもしろいよね。食べ物もいろんな…。
この前、北大東のジャガイモ焼酎って、これもよかったね。僕は、伊是名伊平屋のお米が好きなんだが、これがまた、東京で新潟の最高米(?)よりも沖縄のさんさんと照った太陽でできた米のほうが、僕はおいしいというタイプ。
ひろみ/わかる。伝わるような気がしますね、何かがね。
ミキオ/牛もそうなんですよ。ここで一番、オークラホテルとか帝国ホテルで食べる牛は、A5のナンバーワンの牛。霜降りがいっぱい入った。だけど、沖縄でつくられてる牛は、A3なんです。霜降りいっぱい入ってないけど、赤身で柔らかいわけよ。昔は霜降りが入ってA5がいいと言っていたけど、今、沖縄でつくったA3の牛のほうがA5を超えていると僕は思うわけさ。体にもいいし。だから、米も一緒。米も沖縄のさんさんとした太陽で二毛作、三毛作でつくった米のほうが、僕はおいしいんじゃないかと。今、そんな解釈をしたりして、それが、いろんな地域で出てくるから、いいなと思っているわけよ。
だから、この離島フェアには個性がある。おもしろい個性を活かしながらやっていたらね、なかなかこれ、最高。これをずーっと沖縄でやっているから僕はダメだと言ってるわけ。東京と大阪でやろうと思っているわけ、今度。
ひろみ/これ、すごくいいと思いますね。このアイデア。さすがミキオこれどうでしょうのコーナーだと思いますけど。
ミキオ/そうそう。離島フェアを東京、大阪でやる。これをしっかり1回、つくってみたいなと思っているんですね。
ひろみ/この離島のものは、どんどん県外の人に見てほしいですよね、本当に。
ミキオ/それはそうだよ。ふるさと祭りとかって県ごとにやるんじゃなくて、沖縄でも島ごとに違うからその島ごとを持っていってごらん。最高におもしろいと思うよ。東京ドームでも俺、人は入ると思うよ。
ひろみ/そうですよね。今、大きい箱ありますからね。これはぜひ、考えていただいて。離島フェアin大阪。大阪の方は、多分、沖縄の人のものを喜ぶのではないかと思うんですけどね。
ミキオ/あー、喜ぶ、喜ぶ。もっと盛大にやったら喜ぶと思うね。
ひろみ/そこにぜひ、大きいね、エイサーやら何やら入って賑やかに、みんなで最後、カチャーシーとかクイチャー踊るみたいな。
ミキオ/そうそうそうそう。BEGINに歌を歌っていただいたりしてね。
ひろみ/おもしろいですね。考えるとやっぱり、いろんなアイデアが出てきます。さすが、ミキオさんのこれどうでしょうのコーナーでした。では、ここで1曲…。
ミキオ/あ!
ひろみ/はい、何かありますか?
ミキオ/じゃあ、来週にします。
ひろみ/いえいえ、まだ時間大丈夫なので。もったいぶらなくていいですよ。
ミキオ/これどうでしょうね、今、私スマホを持っているんですけど、今度アプリ作りたいんです。このアプリが普通の電話にもつないでできるようにして、相手がしゃべっていること、本村さんが僕に電話した。電話の音で、この人が嘘をついているか嘘ついてないか判断するアプリ。
ひろみ/おもしろいです。これ、しゃべりながら見えるんですね。ちょっと嘘かなとか。
ミキオ/これ、嘘だなーって。これを完成させることで、オレオレ詐欺も撲滅できる。
ひろみ/それはありますね。
ミキオ/それで、マイナンバーの嘘も撲滅できる。問題は、私が家内に電話したときの嘘も撲滅されるというところが。
ひろみ/今、そっちかなと。夫婦間は大丈夫ですかと言おうと思ったんですが、それはどうにか解決方法考えて。
ミキオ/嘘をつくと人間って振動がかわるでしょ。音声がいろいろ。
ひろみ/らしいですね、嘘発見器では。
ミキオ/そう。子どもの名前も子どもの声も初めから入れておく。「おばあちゃん」と言ったら、言った瞬間からこの人が自分の孫じゃないとはっきりわかるわけ。
ひろみ/それはいいですね。音声認証で違うという。
ミキオ/そう。だから、オレオレ詐欺で年間何百億とだまされているんだよ。
ひろみ/多いそうで。沖縄も大変ですよね、本当に。
ミキオ/だからこれ、何でつくらないのかと思って。いいアプリだと思わない?
ひろみ/いいアプリだと思います、これは。音声認証で人が違う、嘘だってわかるというのは。
ミキオ/人間というのは自分の身内以外には、恐怖感持ってお金出さないんです。だから、自分の子どもと孫、特に孫が殺されそうになったら、すぐお金を出しちゃうけど、このアプリに孫の声を全部入れておく。そしたら、おばあちゃんのところに電話がかかってきても、「この声はあなたの孫ではありません、この声は犯罪者です」と。相手側にも「あなたの嘘は、おばあちゃんにはバレています、どうぞ」といった感じで。
ひろみ/このアイディアおもしろいですね。これは、ほしいですね、本当に。
ミキオ/そう思わない?
ひろみ/思いますね。本当に犯罪撲滅のためにも。
ミキオ/そう。警察何してるんだと思っているんだよ。
ひろみ/このアプリ、ラジオ聞いて誰かがつくろうと考えるかもしれないですね。
ミキオ/そうそう。まだあるよ、来週にします。あんまりしゃべると。
ひろみ/ここで1曲お届けしましょう。森高千里で、「風にふかれて」。
♪ 森高千里/風に吹かれて ♪
【エンディング】
ひろみ/ミキオポスト On Radioお届けいたしました。
本当に今週は久しぶりに元気なミキオ節が聞けて嬉しいですが、最後に番組を聴いてくださっている方々にミキオさんの声をお届けしてください。
ミキオ/皆さん、関西に行きましてな、なかなか関西で沖縄の方、頑張ってまんがなというような関西弁があまりうまくない下地ミキオですけど、この前も関西に15日いましたけど、4回タクシー乗ったら運転手さんが沖縄の人だった。みんな頑張っていますね。嬉しかったですね。
「沖縄に帰りたくないの?」って言ったらみんな「帰りたーい」って言うけどね、だけどね、「じゃあ、沖縄に戻ってきて住む?」って言ったら、「いやー、もう大阪でええわな」みたいな。住めば都みたいな話をしましたね。高校18歳のときに出てきたとか。いろんな人と会えたことがよかったですね。ヤマシローって書いたりしてね。いいなーと思って。
ひろみ/沖縄の名前で会うと嬉しいですよね。
ミキオ/そうそうそう。だから、郷里の人がいろんな地域で頑張っているのを見ると、元気になるね。だから、そういう方々にもっと支援ができるような、郷里の匂いをぷんぷん感じていただけるように、生活のために沖縄を出て行って、大阪で住んだり、東京で住んだり、いろんなところで住んだ人たちが、向こうの中で沖縄を誇れるような、俺は沖縄出身者なんだと。沖縄の匂いがぷんぷんかけるような、これが離島フェアだね。そういうふうなものを沖縄の中の祭りを外に持っていくというようなことを、ぜひやりたいと思ってます。
ひろみ/今週も元気の出る言葉をいっぱいありがとうございました。寒いですけどミキオさん、風邪も引かずにまた頑張って来週お会いしたいと思います。
ミキオ/頑張ります。
ひろみ/ミキオポスト On Radio、ご案内は本村 ひろみでした。そしてメインパーソナリティは。
ミキオ/下地 ミキオでした。
ひろみ/ありがとうございました。
ミキオ/ありがとうございました。
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