日時:平成28年7月7日(木) 20:00-20:58
場所:FM21
【オープニング】
ひろみ/さあ、2016年の七夕の夜を迎えています。皆さんいかがお過ごしですか。本村 ひろみです。
きょうのミキオポスト OnRadioはスペシャル版でお届けしたいと思います。
七夕ですけども台風1号もやってきておりまして、この番組はもしかすると先島で聞いてる方もいると思いますが、大きな被害がないことを祈っておりますが。この時期に台風1号というのもちょっとびっくりですよね。
上空は厚い雲に覆われておりますけども、その向こう側で、きょうはソユーズ、宇宙ステーションに大西 卓哉(おおにし たくや)さんが打ち上げられて、小学校からの七夕に書いた夢が宇宙飛行士だったという願いを叶えております。
何だかいろんな思いが錯綜する7月7日、今夜も素敵な方をお迎えしております。きょうは下地さんがお忙しいですので先週に引き続き、可愛い女性の方をお迎えしています。フリーパーソナリティのシマアカリさんです。よろしくお願いします。
シマ/よろしくお願いします。
ひろみ/先週出ていただきましたが、この雰囲気わかった?
シマ/はい、ばっちです。
ひろみ/熱く語る番組です。きょうはのんびりといきたいと思います。
シマ/はい、よろしくお願いします。
ひろみ/ちなみにアカリちゃんは短冊に願い事を書きました?
シマ/まだ書いていないです。
ひろみ/あら、間に合うかな。今夜中だったら大丈夫かしら。
シマ/ひろみさん書きましたか?
ひろみ/私は3枚ぐらい書いたんですよ。3枚ちょっと多いかなと思ったんですが。
シマ/すごいですね。
ひろみ/毎年大体いっぱい書くんですけどね、今一番思っているのが、大好きな松任谷 由実さんが年内にツアーをスタートしてほしいなという。
シマ/わあ素敵!いいですね。
ひろみ/かなり個人的な夢なんですけどね。
あとほかの方のね、きょうあるデパートで見かけたんですけども、案外リアルに金持ちになりたいとか、宝くじ当てたいとかあるじゃないですか。どうですか?自分の中ではそういう、何か宝くじ当てたいとか書いちゃうほう?
シマ/私は短冊に願い事を書いたことないんですよ。保育所とか、とっても小さいときしかなくって、大人になって書いたことなくて。
ひろみ/案外現実派?
シマ/多分、現実派です。
ひろみ/でも私の知り合いにもいましたよ。夢を書かない。自分で自力で夢をつかむという。
シマ/うんうん、もう実現するんだって。
ひろみ/めちゃくちゃかっこいいですね。
今週、このあともまたゲストを1人迎えてお届けしていきますので、アカリちゃん今夜もよろしくお願いします。
シマ/よろしくお願いします。
ひろみ/ミキオポスト OnRadio、この番組は北部地域はFMもとぶ、中部地域はFM21、南部地域はFMレキオ、そしてFMくめじまの4局ネットでお届けしています。またインターネットでは、世界中の皆さんに聞いていただいています。ボンジュール。フランスで聞いている方いますかね。いるかもしれません。
きょうもリアルタイムで文字情報を発信しています。ぜひサイト、ミキオポスト OnRadioから、トップページからごらんください。
さあ7月7日のきょうの1曲目はこの曲まいりましょう。if~もしも願いが叶うなら~。下川みくに。
♪ 下川みくに/if~もしも願いが叶うなら~ ♪
【ゲスト:シマアカリさん・アサトさん】
ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。御案内は本村 ひろみと、今夜は素敵なパーソナリティー、もう一方いますよ。
シマ/シマアカリです。
ひろみ/アカリちゃん、きょうは女性2人かと思いましたが、イケメンが。イクメンではなくイケメンが。若そうなので子どもさんはいないと思いますが、イケメンの方が1人来ております。御自分でPRしていただきましょう。
こんばんは、よろしくお願いします。
アサト/どうもこんばんは。めっちゃ一般人ですけども、アサトと言います。年齢は26歳で、職業がグラフィックデザイン等の仕事をしています。
ひろみ/かっこいい。
シマ/デザイナーですね。
ひろみ/デザインの仕事をしていて、ラジオでお見せできないのが残念ですけども、背が八十いくつぐらいあります?
アサト/82ですね。
ひろみ/身長182cm。スラリとした26歳のグラフィックデザイナー。モテるでしょ?
アサト/いえいえ、とんでもないです。そんなハードルを上げられたらちょっともう今後厳しいです。
ひろみ/今後厳しい。ちなみにスポーツ何されてます?
アサト/サッカーやってました。
ひろみ/サッカー。82cmだったらバスケでも何でもいけたのに。
シマ/バスケ、バレーと活かせそうですけどね。
アサト/まあモテるために。
シマ/サッカーを選んだと。
アサト/はい。
ひろみ/さすがです。今どきな感じがします。だって坊主頭にするのってちょっとね。
アサト/そうですね。抵抗がありました。
ひろみ/そうですか。
もしかすると、アカリちゃんとは同世代ぐらいですか?
シマ/そうですね。同級生で。ね?
アサト/はい、2人とも1990年生まれです。
ひろみ/1990年生まれ。いわゆる、ごめんなさい、ゆとり世代。
シマ/はい、ゆとりです。
ひろみ/何か言われる度に、あーゆとり世代と言われる、ちょっとプレッシャーですよね。
アサト/そうですね、でも自分ではそうは思ってなくて。
ひろみ/どう、どんな世代なの?
アサト/ゆとり世代っていうことは自由人だとか言われますけども、自由人だと公に認められているのであれば自由にやっていこうと。
ひろみ/それを逆手にとって。
アサト/そうですね。
ひろみ/それいいね。
アサト/開き直りですね。
ひろみ/いや、でもそれぐらいだと何でも強気でやっていけるからいいよね。
アサト/そうですね。自分の行動にもうつせると思いますし、周りの意見等々にも左右されないような形に持っていけるんじゃないかと。変な自信ですけど。
ひろみ/いや、いいと思いますよ。
きょうね、ラジオ初めて聞いた方にシマアカリちゃんもちょっとPRしていただきましょう。自己PRを。
シマ/サザンクロスというモデル事務所に所属しております。以前はラジオのパーソナリティーなどを務めておりました。今もモデル業や司会業などをやっています。よろしくお願いいたします。
ひろみ/出身がどちらでしたか。
シマ/出身が国頭村です。
ひろみ/意外な感じなんですけど。
シマ/山原です。
ひろみ/山原のなまりもなく、すらっと成長した色白の美人さんで。
シマ/いえいえ。小学校、中学校まではすっごい真っ黒だったんですよ、テニス部で。
ひろみ/テニスしていたの?
シマ/はい、テニス部でした。真っ黒でした。
ひろみ/アカリちゃんはテニスで、アサトくんはサッカーで。
出身が那覇市内?
アサト/いえ、北中城村です。
ひろみ/北中城村。まあね、こういう接点のない、私は出身は那覇なんですけど、きょうは3人でこのあとミキオポスト OnRadio進めていくわけですけど。この番組はまだ初めてですか、聞いたことないよね?もしかすると。
アサト/そうですね、失礼なことだと思いますが。今回この話を伺ってという感じですかね。
ひろみ/実際、下地ミキオさんっていう方がどんな方かイメージあります?
アサト/そうですね、ものすごく主張の筋の通った方だと思いますし。
ひろみ/今聞いているかな、ミキオさん。
アサト/自分の完全に主観なんですけど、とても頼れるなっていう感じはあります。
ひろみ/どこかで立って、しゃべってる姿を見たことがあるとか?
アサト/はい、見たことあります。
ひろみ/どこにミキオさん立ってました?
アサト/自分は南部によく行くんですけど。
ひろみ/よく自転車とか乗っているしね。あちこちで大きい声でしゃべってますからね。
シマ/南部のどこかですかね。
アサト/そうですね。
ひろみ/アカリちゃんは先週会ったときのミキオさん、イメージしてたのとそのままでした?
シマ/はい、そのままでしたね。
ひろみ/熱い男っていう。
シマ/熱いメッセージで、人に伝える力(ちから)がとても強い方だなっていうふうに感じました。もっと聞きたいと思わしてくれるような方でした。
ひろみ/頼りになる兄貴って感じですよね。
シマ/あ、そうですね。
ひろみ/意外に議員さん、特に国会議員ですとか行ってらっしゃる方は全然話ができないんじゃないかと思いますよね、敷居が高くて。ミキオさんに関しては意外に、ちょっと聞いてくださいよって言えそうな、そういう感じがあるんですよ。
シマ/何かこう人柄のよさがにじみ出てますもんね。日頃から何か偉そうとかそういうのがなくって、自分が下におりていって普通の、一般っていうか、一般の私とかにも気さくに話しかけてくれたりしたので、とても気さくな人柄だなとすごい思いましたね。あと謙虚な感じがしました。
ひろみ/きょうはミキオさん聞いていたら喜んでるぞ。この番組どこかで聞いてると思うんですけどもね。
さっきアカリちゃんにも伺ったんですが、アサトくんはきょうは7月7日七夕なので、願い事を短冊に書くとしたら、何と書く?
アサト/仕事ですかね。仕事の面で人とつながれればいいなっていう、ものすごく現実的な夢のない夢。
ひろみ/何か今、悩みがあるの?
アサト/いやいや、そういうわけではなくて。欲深くこれ以上、今の現状で満足せずに1歩、2歩と着実に人とつながって、それが形になってという、あまりサッカー選手になりたいとか、そういう夢ではないですけども。
ひろみ/いいと思います。足元から仕事をきちんと一つずつこなしていきたいという。
アサト/はい。
ひろみ/何か案外、やっぱ現実的ですよね、お二人とも。大きいこと言わないね。日本で有数のグラフィックデザイナーになりたいとか。
アサト/そうですね。本田選手みたいに有言実行、自分を追い込むような形に持って行く***。
ひろみ/でも本田選手もそうなのよね、有言実行型だよね。
アサト/そうなんですよね、自分に負荷をかけて。
ひろみ/自分に負荷をかけるって大変なことだと思うけど。
アサト/やっぱりメディアに映ったりとか、そうやって自分が言ったことを人に見せることで負荷を与える。自分は日の目が当たらない仕事なので、デザイン等は。やっぱり立場的な問題あるんじゃないかなと。
ひろみ/裏方に徹しながらも。そうは言っても、デザインの仕事ってほんとに今求められる仕事じゃないですか。時代的にね。
アサト/ちょっと前は風当たりが悪かった時期もありましたが。オリンピックの問題とか。やいやい言われまして。それでも、やっぱりいろんな技法であったりとか、いろんな考えなどがあると思うので、それに批判賛同っていうのも選挙に通じる部分もあると思います。いろんな意見があると思うので、そこら辺は尊重して、新しいのも決まりましたし。
ひろみ/そうだね。あれはどう?個人的に。
アサト/そうですね。自分にはまだ生み出せないような。
ひろみ/和のテイスト。でもあれすっごい緻密な計算でできているらしいからね。
アサト/そうですね。自分に持っていないものを同じ分野の人で、こうやっていっぱい生み出してくのを自分も影響を受けて、これを世の中に恩返ししたい。今は人ですが、最終的には地域や県に。どんな形であれ、デザインという形で貢献できたらなと。それは夢ですかね、それも。
シマ/すばらしいですね。
ひろみ/すばらしい。手堅くきちんと、でもちゃんと貢献できるような。
デザイナーになりたいきっかけは?もともと絵を書くことが好きとか、そういうことですか。
アサト/そうですね。小さい頃からものづくりが好きで、幼稚園の頃から米の箱を使ってギターを作ったり。音はたいして鳴らないですが、雰囲気で自己満足ですが、それを人に提供することで感謝を、それを直接受け取ることができて、やっぱりあまりデザイナーっていうのはすごいとかそういうふうに、ちょっと見られがちですが、堅実的なんです。アーティストではないので。
ひろみ/職人なんですね。
アサト/アーティストとデザイナーは違うと思っていて、アーティストっていうのは自己主張ができると思うんです。でも、デザイナーは、クライアントからどういうふうにしてほしいとか、こちら側から、そういうカラーを選んだらあんまり伝えられませんよとか、そういう間を取って、いいものをつくっていくというのがデザイナー、航空(?)デザインとかっていう立場だと思っているので、アーティストではない分、人との関わりをものすごく重要になると思うので、すいません、着地点がないですが。
ひろみ/自分の思いを言葉で伝えて相手を説得しないといけない。それで現実的に物を形にしていくと、大変な仕事だね、デザイナーの仕事っていうのも。
アサト/自分を殺す場面もありますが、自分を前にして、主張していかないといけない部分もありますし、そこは二人三脚でありながら、敵ではないけど譲れないものは譲らないし、向こうはどうしてもっていうことはこちらも譲歩するし。デザイナーはひとえに語りきれない部分もあります。自分も26でそんな長いことやっていませんので。
ひろみ/今のお話で、アサトくんの人柄が感じられましたね。紳士で、真面目にがんばってきたんだなと。
アカリちゃんはどうしてしゃべる仕事をしたいと思ったの?
シマ/そうですね、一番はお話することが大好きっていうことと、お話を通して、人と人をつなぐことも好きというものがあって、お話する仕事いいなって、憧れから始まりました。
ひろみ/なんとね、この間初めて知ったんですが、小さいとき詩集出したんだよね。
シマ/そうなんです。
ひろみ/その詩集が割と評価されたんだよね。
シマ/そうですね。
ひろみ/私ね、肩書き、将来、詩人というのが夢なんですよ。まだ詩を書いていないんだけどね。
シマ/でも、ひろみさんのコラムを読ませていただいていますが、言葉の表現がお話からもわかる通り、表現力のすばらしさがあって、見ているだけで心が弾む感じ。
ひろみ/ありがとうございます。
シマ/素敵な。
アサト/最初、冒頭で紙の上に説明が書かれているんですが、どこにそういうふうな文字が書かれているのかわからないぐらい、ものすごい勢いできれいな言葉を述べていたので、びっくりしました。どこからそうやって出てくるのかなって。それをどうやってまとめるのか。
ひろみ/きょうはミキオさんに続いて、私も。ありがとうございます。
そんな20代半ばのお二人をお迎えして、この後は目の前に迫ってきた選挙についても、いろいろと若い方がどんどん投票に行ってほしいので、一緒に3人でアイディアを出しながら番組を進めていきたいと思います。
それではここで1曲お届けしましょう。本多陽子でカントリーロード。
♪ 本多陽子/カントリーロード ♪
【ゲスト:シマアカリさん・アサトさん/18歳選挙権について】
ひろみ/カントリーロード、この曲はね、私の中ではオリビアニュートンジョンなんですが、本多陽子さんの曲でお届けしました。
さあ、ミキオポスト OnRadio、きょうは私本村ひろみと、そしてフリーパーソナリティの。
シマ/シマアカリと。
ひろみ/そして、グラフィックデザイナーの。
アサト/アサトです。
ひろみ/3人でお届けしております。
お二人は20代の半ばということですので、ゆとり世代。ゆとり世代の皆さんて多分、選挙にも経験して5、6年ぐらいだと思いますが、かつてこれまでは投票に行っていましたか?アカリさん。
シマ/私は、22ぐらいから行き始めました。
ひろみ/きっかけは何だったの?
シマ/きっかけは周りとの会話の中で、選挙がちょくちょく出てくるようになって、そのとき多分行かないといけないなという駆り立てられる何かがあったんでしょうね。具体的にはちょっと覚えていないですが、基地問題とかいろんな問題があって、入れなきゃいけないと、この1票も。
最初は自分の1票が何を変えられるのだろうみたいな、そういうところがあったけど、でもこの与えられた1票を誰に入れるかによって、意思は伝わるのかなというのがあって入れようと思って、入れ始めたのがきっかけですね。
ひろみ/何かのきっかけがないとなかなかそこには目が向かないよね。
シマ/そうですね。
ひろみ/暑いしとかね、遊びに行くから、とか案外そんな理由で行かなかったりする方が多いけど。
アサトくんはどういうきっかけでまず選挙に行きましたか。
アサト/そうですね、まあアカリさんと大差はないですが、人生の中で、二十歳のときに友達が米軍の事故がありまして、米軍の方が酒気帯びだったんですが、こちらには何の悪気もなく正面衝突で友達が亡くなるということが二十歳になって、とても衝撃的だったので、そこから基地の問題とかも考えるきっかけになりましたし、申し訳ないですけどもこういう機会がある方とない方では、関心の差がものすごくあると思うんです。
実際にその事件があっても、こうやって自分がアカリさんと同じように自分がどう貢献できるかとか、どう食い止められるかとか、そういう具体的な案も行動に移せないまま同じように23ぐらいのときから選挙に参加しようという形ですかね。
ひろみ/今ちょうど18歳から引き下げられたよね。投票がね。
18、19の方周りにいらっしゃいますか。
シマ/いないですね。
ひろみ/私たまたまいるんですよ、周りにね。聞いたら、やはりみんな、まず選挙がわからない。選挙がわからないという言葉自体の意味がわからないじゃないですか。多分何もまだわかっていないんですよ。政治もわからない。今回沖縄から何人候補者がいますかと聞いても、わからないんです。そこからなんですよね。じゃあわかったとしても誰に入れていいかわからない。わからないことだらけだと言っていました、20代。多分意識しないと何もわからないと思う、選挙って、特に政治。意識っていうのが一番はやい方法だけど、意識したら自分から情報を探すじゃない。この人ってどんな人かなとか、どういう***かなって。それを知らないときには、じゃあ行けって言われたから行ったけど、顔で選んだり、たまたまポスターで目があったからその人に入れたとか、本当にこういう無責任な形で投票する方もいるとは思うんですよ。
シマ/すごい怖いですね。
ひろみ/だから、一概に投票行ってねとだけはいえない。ちゃんと考えてから投票行ってねと言わないとだめかなと思いますが、そういう体験は実際にないですか。投票行ったときってちゃんとこの人に入れようって意識して行きました?
アサト/最初のときは、ものすごくふんわりしていました。
ひろみ/ふんわりだよね。何となくっていう感じだった?
アサト/そうですね。
ひろみ/周りの人に言われたとか。
シマ/あとそうですね。子供って両親の影響が大きいので、両親の意見を聞いてというのもありますよね。この人のここを進めるからっていう。
ひろみ/家族みんなで?
シマ/家族みんなかは定かではないですが、多少なりとも親からの意見というか助言みたいなものは子どもながらに取り入れはすると思います。
ひろみ/そうだろうね。だから自分で探すというより人に聞いて入れる、これが次の段階ね。最初何もわからずに行って入れたと。もう少しやると、周りの意見を聞いて行く。
でも本当ならば考えて、自分の未来を想像して入れるところまでいかないといけないとは思うんだけど、それはハードルが高い?アサトくんはどう思う?
アサト/やっぱり今の子どもたちってテレビを見ない。
ひろみ/26でも、今の子供たちも二十代は全然違うからね。前半は。
アサト/そうですね。やっぱりテレビだけが全てだと思っていないです。新聞であったり、ネットであったり、いろいろ情報はあふれていますから。
でもこの情報があふれていることも難しくしている要因だと思います。どれが正しいのか、どれが間違っているか。やっぱり摘み取らなければその人の中で形成されるものはないと思う。誰を信じればいいかとか、誰がどうだとかっていう、こういう考えになる前に、先頭になってもらいたいのは大人の方々だと。知識のある方々が先頭を切って、中立な立場で言ってくれれば、スッとは入らないかもしれないけど、メリットだけ言われると、こんないいことやってるんだと、そうなんだ、じゃあこの人に入れよう。
でもデメリットってあんまり話さない。悪い部分とかって。そういうところがやっぱり公平にわかっていると、関心というか、いいことばっかりだとあまり自分的、個人的な感じではいいとは思わないです。
ひろみ/沖縄尚学高等学校が候補者の方を呼んで、毎回その候補者の声を聞いて、自分たちで投票するということを毎回やっているんですよ。そういうのが私は多分、一番素直に入ってくる言葉だと思う。
シマ/確かに。直に聞くほうが伝わりますもんね。
ひろみ/なかなか候補者の方に会う機会がないですよね。さっきアカリちゃんが言っていたけど、テレビとか遠くでミキオさんを見るよりも、生の声を聞くと、訴えてることがわかることがあると思いますね。だからよく道で演説している人がいたら立ち止まって聞くことは大切だと思う。立候補者のこの人はこういうことを言ってるんだと。
どうですか、新聞とか読んでいたらわからない言葉って出てきませんか。政治に関してとか。
シマ/そうですね。政治に関しては特に難しい言葉が並べられていますから。
アサト/大半がやっぱりその難しい言葉で、何かつくられているかな。やっぱり若い人たちからすれば、もうちょっと咀嚼して、かみ砕いてもいいんじゃないかんと。
ひろみ/本当は自分で調べて一つ一つわかればいいけど、なかなか調べるまでの手間を惜しんで、もうわからない、とそれだけで終わるので、わかりやすい言葉に変えて、各候補者の皆さん、今サイトで一生懸命やっていますよね。Instagram、Twitterも、Facebookや動画も配信して、意識が高まれば、そういうところからもしかすると、こんな感じの人かとつかめるかもしれない。言葉が難しければ。本当ならば、言葉から学んでほしいのはありますけどね。
アサト/今の若者は政治に関心がないと、周りでよく聞きますが、実際、そうではないらしくて、政治に関心がないのではなくて、選挙に行く、投票しに行く過程がものすごく億劫になっている。
シマ/関心はあるけど、投票に行くことがめんどくさいっていうものが。
アサト/それが結局投票率につながって若者は政治に関心がないと捉えられているという、そういうコラムも見まして。それも具体的な数字であがっていたので、自分は信じている。
ひろみ/イギリスのね、この間の国民投票、EU離脱か、残留かというものも、若い人がもっと行けば本当はもっと数字が違ったんじゃないかと言われるぐらい、年配の方たちは頑張って投票するが、若い人は自分が行っても変わらないという気持ちもやはり働くんでしょうね。
でもあとになって、今からいきたいといっても、後の祭りだって。今回の見て、サイトで400万人以上がもう一度国民投票という活動があるみたいだね。
もう一度はないから、やはり今、ということですよね。
アサト/実際この投票した人の中にもEUを離脱したらどうなるかがわからない人が結構いたみたいで、それが結構問題になったみたい、イギリスで。その波に押されて、結局波に乗ったっていう形が今の結果っていう一面もあるみたいです。
ひろみ/人って何かに流されるじゃないですか。ムーブメントとかに。熱い何かに乗ってうわーって行って、冷静になって気付いたらちょっとまずかったなって。それと一緒ですよね。わからないで流されて投票してしまった、乗ってしまったっていう。
アサト/国を挙げてみんなで関心があるようなことはやっぱり流されることも多くなってくるんじゃないでしょうか。
ひろみ/だからね、よく思うんだけど若い人集めるにはイベントやったり、フェスとか、大きい声を出せば出すほど集まってくるけど、それって怖いよね。もしかするとちゃんと考えていなくて、雰囲気だけでという。流されないための、さっきから言っているけど、自分で考えることをしないと投票には行かないね。
シマ/そうですね。
アサト/でもこの18歳に繰り下げられたものは、僕はものすごくいいことだと思います。
ひろみ/どうして?
アサト/学校とか、公共施設に通っている学生、中学生、高校生。高校生は自分の意思で行くものですが、みんなと共有できる場をつくってあげるのがものすごく大きいと思います。土台をつくるっていうか、足場をつくってあげるというか、関心がなくても、やっぱり生徒全員で動いて、そういう1つの課題に取り組むことによって、やっぱりじゃあ自分の意見はこうだっていう考えが生まれてくると思うので、自分の世代は、二十歳になりました、2年間の専門学校、大学進学する人もいますが、社会に出て、二十歳になりました、もう大人です、選挙に参加しましょう、それが義務です、というふうにそれを押しつけられている気がして、二十歳になりました、はい大人ですって言うやり方、確かに税金とかそういう部分に関しては自覚が出てくると思いますが。なので、18歳、17歳の子もいますが、そういう場に触れて、生徒たちとかで話題を共有し合うのがいいんじゃないかと思います。
ひろみ/学校でね、みんなでワイワイと、話す機会ができるだけでもやはり違うかもしれないですね。
アサト/そうですね。僕らの世代、そういうのがほぼ皆無に近いので。
ひろみ/アサトくんって実際に学生時代はそういう選挙とか、政治に興味はあったほうなんですか?社会のこととか。
アサト/自分のことで精一杯でしたね。
ひろみ/自分のことで精一杯だよね、10代は。
シマ/学生そうですね。
ひろみ/すごくわかりやすい。そこに社会のことも考えようと言われているのが18歳、19歳だからね。でも大切な部分だね。
ではここで1曲お届けしたいと思います。ゆーゆで、6さいのバラード。
♪ ゆーゆ/6さいのバラード ♪
ひろみ/ゆーゆで6歳のバラードお届けしました。かわいいね、この曲。
シマ/かわいいですね。
ひろみ/はじめて聴いた曲だったんですけれども、子どもさんの曲でした。
ミキオポスト OnRadio、今週は3人で番組を進めております。本村ひろみと。
シマ/シマアカリと。
アサト/どうもアサトです。
ひろみ/アサトくんは初めて、こういう放送の声を出すということで、少し緊張が最初あったね。大丈夫ですか、今は。
アサト/今も緊張していますね。
ひろみ/今も緊張している、そうですか。これ家に帰って後で聞くことはできないのかな。録音が聞けるとかはないのかしら。でもオンデマンドで聞けるんだよね。じゃあぜひぜひ参考までに。
アサト/そうですね、聞けるかな。
ひろみ/自分の声を聞くのは皆さん苦手といいますよね。
アサト/抵抗がありますね。
ひろみ/抵抗がある。
アカリちゃんはどう?
シマ/私はラジオやってるときに反省の意味も込めて、Ustreamで配信していたので、終わった後にUstreamでチェックしてここは直さないといけないなって、反省のためには聞いていました。
ひろみ/やっぱり1つ1つ勉強だもんね。
シマ/はい、そうですね。
ひろみ/さて、今回はミキオポスト OnRadio、皆さんに選挙についてとか、投票について伺っているんですけど、具体的に今回のやがてやってくる、7月10日の参院選についてですが、お二人はいろいろと情報集めてます?まずはアカリちゃんのほうから。
シマ/そうですね、私はテレビでやってるものとか、今はSNSでFacebookとか、いろんなところであがっていますよね。それを見て今考えているところですね。
ひろみ/やっぱり胸を打ついろんなお話が出ていますか、この人いいなって。
シマ/そうですね、今一通り見て、先ほども言っていたように、メリットしか書かれていないっていうのはもっともなことで、その上で誰に入れようかと、今。やっぱりこの自分の1票はたかが1票だけどされど1票なので、しっかり考えて入れようと思って、今、自分の考えをしっかり改めて考えているときですね。
ひろみ/そうだよね、自分の考えがないと見ててもわからないしね。
シマ/偏見があって間違った情報とかも流れているのも確かじゃないですか。なので今見極めている状態ですね。
ひろみ/沖縄選挙区3人いますからね。しっかり見極めて。
アサト君のほうは?
アサト/全くアカリさんと同じように、ギリギリま情報があふれているので、なおかつ各候補者の方々もギリギリまで言葉を発していると思いますので、現段階でどうこうって。
ひろみ/まだ固まってない感じですか?
アサト/まだ固まってはないけど、実際にギリギリになって発する言葉ってもっと生きてくると思うんですね。
ひろみ/じゃあ三日攻防、これからだよね、明日から。
アサト/そうですね、時間の都合等もあるかと思いますが、最後まで言葉を聞いて情報等を自分の中で整理して、納得いく形で投票できたらと思っております。
ひろみ/実際に、話している現場まで足を運んで聞いてみたいとか思わない?
アサト/そうですね。
ひろみ/仕事がお忙しいから?
アサト/それもあるんですけど、車が停められない。
ひろみ/車が停められない?
アサト/そう、やっぱり路上でやっていたとしても車停めてハザードしてまで聞いているかというと、みんなそうでもなくて、徒歩圏内にいる人がぱらぱらっと見えるような感じ。やっぱり沖縄は車社会なので。
ひろみ/わかりやすいね。本当に通りすがりの人が聞きたいと思っても、なかなか聞けるチャンスがないという感じだよね。
ところでお二人に答えられる範囲でいいですが、今三人の候補者が沖縄選挙区いらっしゃいますが、選ぶ上で何を基準にしていますかっていうのを伺っていきたいと思いますが。
ちょっと難しいですけどあかりちゃんどう?
シマ/誠実さがより伝わる人がいいなというのがあるので、この言葉の中にでも伝える力って言いますか、先ほどミキオさんのお話したんですけれども、その人の人柄、日頃からの人柄も見たいなと私は思ってしまうんです。なので、言葉の中からいかにこの人が、日々の生活を誠実に、どういうふうにこの選挙に対して向き合っているか。選挙だけに関わらず人とのかかわりをどういうふうにやっている方なのかなって、そこまで見たいと思っていますね。
ひろみ/これはネットとかで?
シマ/一番は路上で演説しているなら、話している雰囲気を見るのもそうですし、理想としてはテレビやメディアに出ていない、素のその人の行動を見たいというのがありますが、なかなか遭遇はしないので、あれですか。
ひろみ/実際に会ったらお話ししてくれるかもしれないので、演説しているとこに行って、質問していいですか?っていう感じはいかがかな?
シマ/いいと思います。
ひろみ/アサトくんはどうですか?
アサト/この件もアカリさんも同じで、人柄というか、人と対面しているときの人間というのは、補整というか、やってると思っちゃうんです。悪い面を見せないようにする。
ちなみに、自分が前に議員を決めるときも、自分が投票したのは実際家からすぐ見える、議員さんの家がありまして、その方は自分見えますよね。
ひろみ/ご近所の方が立候補されてたと。
アサト/もちろんほかにも立候補されている方がいたので、その方の話とかも調べたりもしましたが、やっぱり目に見えて人間性が感じられる。
先ほど言っていたみたいに選挙してるところに自分たちが足を運ぶっていうのもものすごく大事だと思いますが、やっぱり人間性が見えるものがより身近にあったら、やっぱりその人の真の部分が見えてくるかなと。その人は日曜日芝刈りとか。
ひろみ/こういうおじさんだとわかるほうがいいよね。
アサト/そうですね。やっぱり懐に入っていきやすいというか。
ひろみ/例えばよく言われている基地問題とか、子供たちの貧困とか、そういう具体的な何か、これを推し進めてほしいというのはないですか。
私だったら動物殺処分ゼロとずっと言い続けて、ぜひ動物殺処分ゼロを頑張ってほしいと思うんですけど、お二人は何か、一番これがいいたい、基準というか、今いくつかありますけれども。
シマ/待機児童の問題はやっぱりとても。私、もともと保育士だったんですよ。なので、そこは見ますね。
ひろみ/待機児童問題大きいもんね。アカリちゃん保育士さんだったんだ。
アサトくんはどうですか。
アサト/冒頭で話しましたが、軍関係で県外移設っていう方向に持っていっていただければ、長い時間かけて、長いスパンをかけて、いろんな議員さんが取り組まれてる共通のマニフェストだと自分は思っているんですけども。みんなそれを推し進めるのは当然のような形になってきていると思います、沖縄自体が。基地問題について。最近でも決起集会がありましたが。
その中でも、その人がどう実現することができるのかとか、そこまでのプロセスであったりとか、そういうのを具体的に話していただければ、よりやっぱりみんな県外移設とか、そういう表面的な言葉ではなく、県外移設をどのように進めたい、どうやって、なぜこうしたいとか、そういうものすごく具体的で耳に残るような、もしくはそれを聞いて家に帰って、持ちかえるような形でアピールしている人のほうがやっぱりみんな心が動くんじゃないかなと思いますね。そこの辺を自分はピックアップして考えています。
ひろみ/お二人が10日には投票行くわけですけれども。
さて、今回の投票は皆さん知ってるようでうっかり忘れているかもしれないので、改めて選挙について。
1枚目が沖縄選挙区。知ってましたよね。2枚目が今回はあります。2枚目には比例区。個人名はもちろんですが、政党なども書かれて、ぜひ皆さんね、2枚カードがあるというのを忘れずに投票してくださいね。意外にごちゃごちゃになっている方がいるんですよ。知ってました?
アサト/実際、自分も去年まで比例区がどうとかわからずに、なんでこの人落ちたのにとか、復活とかっていう具体的なことがわからなかったっていう部分もありますが、実際調べたら意外と簡単に見つかるので、皆さんも調べてみて。
ひろみ/そうですね。間違えないように。
あしたは、きょうみたいな感じで、若い皆さんにニコニコ放送で、ミキオさんのチャンネルがありますので、そこでお話をさらに広げていただこうと、どんどん質問などもいただいて、今何をわからないっていうのを、アカリさんと、アサトくんと、そしてオオシロアヤカちゃんに登場していただき3人でお話いただきたいと思います。
質問党はあしたのニコ生でも受け付けるんですけども、よければファックスで事務所にも送っていただきたいので、ファックス番号後ほどお伝えしたいと思います。
ではここで1曲お届けしましょう。CAN YOUで、涙が水に変わるまで。
♪ CAN YOU/涙が水に変わるまで ♪
【エンディング】
ひろみ/あっという間の1時間でした。
この続きはぜひ明日のニコニコ生放送で聞いていただきたいと思いますので、アカリちゃんあしたの番組の告知をお願いします。
シマ/明日19時から、ニコニコ生放送でミキオチャンネルでタイトルがワンフォーアス、初めての選挙と題しまして19時から行います。こちらにですね、ファックスでのたくさんのメッセージをお待ちしています。ファックスナンバー、098-866-7602。もう一度いきます。098-866-7602まで。皆様のたくさんの御意見と質問お待ちしております。
ひろみ/明日もね、私も楽しみなのでぜひ応援したいと思います。
アサトくん、あっというまの1時間でしたが、きょうの感想があればひと言。
アサト/そうですね、途中自分で何を言っているかわからなくなりました。
シマ/わかります。
ひろみ/そんなもんです。
アサト/何とかお二人に助けていただいて、一般人からのメッセージとして、感謝しております。
ひろみ/これで味をしめてラジオをやりたいとか。
アサト/興味あります。
ひろみ/興味あります、わかりました。
そしてアカリちゃんどうでした?
シマ/あっという間の1時間だったんですけれども、今回も本当に勉強になりました。すごい貴重な時間をありがとうございました。
ひろみ/7月10日、ぜひ皆さん投票行かれてくださいね。
そして明日はニコニコ生放送でお会いしたいと思います。
ミキオポスト OnRadio、ご案内は本村ひろみでした。そしてゲストは。
シマ/シマアカリと。
アサト/アサトです。
ひろみ/どうもありがとうございました。
シマ/ありがとうございました。
ひろみ/また来週です、さようなら。
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