沖縄が好きだから、今もこれからも前へ進む!

2020.12.24放送分「沖縄振興予算について/沖縄県超高齢社会」etc…

オープニング

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
皆さん、こんばんは。
本村ひろみです。
そしてメインパーソナリティーはこの方です。

ミキオ/下地ミキオです。
どうぞよろしくお願いいたします。

ひろみ/はい、ミキオさん。
メリークリスマスです。

ミキオ/あー、ほんとにクリスマスですね。

ひろみ/はーい、やってきましたね、今年も。
何か、最初の放送日が12月24日クリスマスイブだったということで、ミキオさん、クリスマスって何か思い出あります?

ミキオ/そうですね、やっぱり来るんですよ、頭の上に。

ひろみ/えっ、突然サンタクロースですか、それ。

ミキオ/もう、サンタクロースが来るんですよ。

ひろみ/それは面白いですね。

ミキオ/うーん、だけど私しか見えないわけさ。

ひろみ/えーっ。
何ですか、そのサンタクロースは。

ミキオ/いや、もうこれがサンタクロースのすっばらしいとこなんですよ。

ひろみ/ほー。

ミキオ/体を見せて、出しゃばらず。
品物を送りたい人にだけ見える。

ひろみ/あっ、何かプレゼントを持ってきてるわけですね。

ミキオ/持ってきてる。
そこをもう、それももう、私がもうこれーっというものだけ持ってくるわけよ。

ひろみ/あらー、それはすごいじゃないですか。
例えばどんな物ですか?

ミキオ/当選。

ひろみ/えっ、難しいですね、それは。

ミキオ/選挙の当選。

ひろみ/当選を持ってきてくださると。

ミキオ/私にはこれ以上のプレゼントはありませんからね。

ひろみ/それはそうですよね。

ミキオ/だからサンタクロースってのは、ほんとにありがたいですよ毎年。

ひろみ/なるほど。
今、どんな話になるのかと思って聞いてましたが。
なるほどね、さすが政治家としてはもう一番のプレゼントはそれですね。

ミキオ/やっぱ一番欲しい物が、プレゼントですよ。

ひろみ/ほー。

ミキオ/だからその一番欲しい物がプレゼントなんだけど、この欲しい物を叶えてくれるのがサンタクロース。

ひろみ/今年もじゃあサンタさんにお願いをして。

ミキオ/はい。
来年の当選よろしくお願いしますと言ったら、サンタがきょうの夜、持ってくるんじゃないですかね。

ひろみ/ということで、何だかサンタクロースにお返しは何をすればいいのかと今、一瞬思ってるんですけど、きっとお菓子とか…。

ミキオ/あのね、サンタクロースはね、今ね、ソリが滑りが悪いらしいから。

ひろみ/あっ、そうなんですか。

ミキオ/ちょっとその分だけちょっと綺麗にしてあげようかなと思って。

ひろみ/あっ、なるほどね。
トナカイも餌やってあげると喜ぶと思いますので。

ミキオ/そうです。

ひろみ/よろしくお願いします。

ミキオ/トナカイもビタミンCの入った水を飲ましてあげなきゃいけない。

ひろみ/きょうのオープニングはとってもファンタジーな話題で進んでおります。
さあ、それではこの後は、しっかりとはい、もう政治の話、今この世の中の話も伺っていきたいと思います。
おーいミキオのミキオポスト OnRadio、今週もスタートです。
1曲目はこの曲でまいりましょう。
安室奈美恵で「Christmas Wish」

♪ 安室奈美恵/Christmas Wish ♪

飲食店の時間短縮営業延長

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
さあ、もうほんとに日々いろんなことが刻々とある中で、まずはミキオさんに伺っていきたいのが、沖縄県の飲食店、時間短縮営業延長ということになりました。
これはどうお思いになりますか?

ミキオ/まあ、時間延長が静かなクリスマス、静かな年末、静かな新年というような流れの中で、もうほんとにレストランの皆さんにはご苦労かけるなというふうに思いますね。

ひろみ/そうですよね。

ミキオ/もう協力金もらっても大変ですよ。

ひろみ/うーん、ほんとですね。

ミキオ/60万もらった。
お惣菜は買ってある。

ひろみ/ええ。

ミキオ/それは払わなきゃいけない。
3人ぐらい雇ってる。
アルバイトの人雇ってる、払わなきゃいけない。
自分も家族があるから、自分も給料もらわなきゃいけない。

ひろみ/うーん。

ミキオ/まあ、そういうふうなことの積み重ねでしょ。

ひろみ/はい。

ミキオ/じゃあ、国が永久に60万出すかと。

ひろみ/ねえ。

ミキオ/それもない。

ひろみ/はい。

ミキオ/1回逃げたお客さんがなかなか来ないんじゃないかという不安にも陥る。

ひろみ/そうですよね。

ミキオ/そういう中でこの協力をして時短をやってるわけですよね。

ひろみ/はい。

ミキオ/だから私がいっつも言うように、いっつも言うように、検査、検査、検査。
水際検査。

ひろみ/ええ。

ミキオ/県内検査、自治体検査。
これを徹底的にやれば間違いなく重症者は減るし、軽症者は増えるし。
今、コロナの感染者の数以上に大事なものは、重症者減らすこと。

ひろみ/うーん。

ミキオ/検査、検査、検査やったら、感染がもうシャットアウトできるから。

ひろみ/はい。

ミキオ/そういうふうなことを、やらなければいけないなというような思いに、この時短に協力している人たちの顔が浮かんでくると思うんですね。

ひろみ/ええ、そうですね。

ミキオ/もう絶対にやることがないから、絶対にないからこれが。
時短だというようなものじゃないですよね。
やるべきことをやらないで時短をお願いするという心苦しさ。
福岡とか鹿児島とか、ほかの地域なんか全て空から海から道路から山から入ってくるのがあるけど、沖縄は5箇所だけ。
本当に5箇所だけしか入るところがない。
那覇空港、久米島空港、宮古、石垣、下地島。
それだったら完全に防御できるよね。

ひろみ/入ってくるところ、ここだけですからね。

ミキオ/そう。
沖縄に入ってくる観光客は全部、陰性だっていうのが分かるということは恐ろしいと思わない?

ひろみ/これができれば封じ込めできると思うんですけれどもね。

ミキオ/絶対ですよ。

ひろみ/ええ。

ミキオ/だけど、それをやらないで飲食業の人たちにしわ寄せ(?)やるというのはやっぱだめだよね。

ひろみ/ねえ、本当に。
書き入れどきですよね、この時期も特に。

ミキオ/そう。
だから、極論から言ったら1000円で検査したらさ、検査証明書が出てくるから、沖縄の県民の中でもさ、1000円の検査だったらみんな受けてもらって、お店に入るときに検査を1000円で受けて来たよって言ったら、どうなる?
ひろみさん。

ひろみ/安心して入れますしね。
お店の方もうれしいですしね。

ミキオ/極論から言ったら、マスクいらなくなるかもしれないよね。

ひろみ/そうですよね。
その場合は、本当に。

ミキオ/だって、72時間以内。
観光客も水際で検査が終わって、沖縄でその検査証明書持って入った人はいいですよとなったら、1000円だったらみんな受けるさ。

ひろみ/受けますよ、1000円だったら。

ミキオ/それだったらお店が検査した人はいいですよとなって、もうみんな安心。

ひろみ/うん。

ミキオ/僕はそれを作るべきだと思うんですよね。

ひろみ/そうですね。
本当にその対策してほしいですね。

ミキオ/そうしたらもうすぐに感染したと分かったら、すぐこの療養所に行くから感染拡大につながらないよ。

ひろみ/うーん。

ミキオ/熱がありますと言ったら3日間、4日間待ってくださいって言って、結果が出るまでの2日間、6日間家にいたらどうなるの?

ひろみ/もう、家庭内感染もあり得ますしね。
本当に怖いですから。

ミキオ/ひろみさん、自分の家で想像してください。

ひろみ/はい。

ミキオ/熱が出た旦那さん。
4日後に保健所に行って検査する旦那さん。
検査して2日後にしか結果が出ない旦那さん。
おんなじ家にいてどう思う?

ひろみ/いや、もうドキドキしますよね。
お互い。

ミキオ/そうでしょう。

ひろみ/大変ですよ、それ。

ミキオ/これ、だけどかわいそうでしょう。

ひろみ/いや、普通の生活できなくなりますからね。
家族がみんな外に行かなきゃいけないとか、そういうことになっちゃいますからね。

ミキオ/なっちゃいますよ。
そうしたら6日間一緒にいたら濃厚接触者になるんですよ、また。

ひろみ/あ、そしたらやっぱり出られなくなるわけですね?

ミキオ/また(?)14日間。

ひろみ/仕事に相当な支障が出ちゃいますね、これは。

ミキオ/そうでしょう。

ひろみ/うーん。

ミキオ/だから、熱が出た。
その日で検査した。
どうなる?

ひろみ/安心ですね。
結果が出るまでに。

ミキオ/それは陰性だったらよかった。
陽性だったらホテルに入る。
軽症化で済む。
重症化しない。
それでしょう?

ひろみ/ほんとにこのスピーディーに対応できるという方法を早く構築してほしいですね。

ミキオ/それをだから、當間モリオさんなんかが条例で出したんですよ。

ひろみ/今、上空、すごい音がここ入っているんですけれどもね。

ミキオ/これが沖縄ですよね。

ひろみ/ねえ。
びっくりですよね。

ミキオ/これに慣れてはいけませんよ。

ひろみ/はい。

ミキオ/なんとかしないといけないと思わないとね。

ひろみ/もう、そうです。
生活に支障のある音ですからね。

ミキオ/そう。
そういうふうなことでもあの条例が通ったらよかったよね。

ひろみ/もう、これどうなるんでしょうね。
来年できるんでしょうか。

ミキオ/いやー、***だろう。
デニーさんではちょっと、この条例を与党が否決したところをみると、いかがなものかなと思いますよ。

ひろみ/うーん。

ミキオ/僕は積極的に乗ってくると思ったけど、乗らなかったね。

ひろみ/ねえ。
これはちょっと。

ミキオ/入口の5箇所の空港のセキュリティをだーんとやったら面白かったのにね。
沖縄モデルが出来上がるよ。

ひろみ/沖縄モデルを先に作り上げて、安心の沖縄に行きたいと思わせるぐらいのね。

ミキオ/そうなんです。
そういうのぜひ、考えなきゃいけないですね。

ひろみ/はい。
本当にね、今、飲食の皆さんも大変でいらっしゃいまして、繁華街で働く方たち向けの検査体制の拡充などもね、ぜひこれも期待したいなと思いますし。

ミキオ/今それを要請しています、沖縄県に。

ひろみ/あ、そうなんですか。

ミキオ/やっぱ、お客様と正面から向き合う方々の安心をつくるのは大事だと思うんで。

ひろみ/大事ですね、ええ。

ミキオ/飲食業、社交業(?)、ホテルの皆さんね、フロントの皆さんとか、そういう方々を優先して検査する。
そうすると安心ですね?

ひろみ/はい。

ミキオ/そういう流れを今、ちょっと作りたいと思って県と話をしていますんで。

ひろみ/これはぜひ、コロナに対抗できるようなミキオさんの考える政策をね、推し進められるように頑張ってほしいなと思います、本当。

ミキオ/だからおじいちゃん、介護施設の人優先だとか、医療施設の人優先だというのはもう分かりますけどね。
しかし、毎日お客様と会う、接客をする人たちも非常に大事なんですよ。

ひろみ/はい。

ミキオ/やっぱそこは早めにやってあげることが沖縄観光にとっても大事なことになると思いますね。

ひろみ/はい。
ぜひ皆さんのこの不安が早く払拭されればいいなという、そういう体制づくりもぜひ期待したいと思います。
ではここで1曲お届けしましょう。
U-DOU&PLATYで「マミーがサンタにキッスした」

♪ U-DOU&PLATY/マミーがサンタにキッスした ♪

沖縄振興予算について

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしています。
さて、沖縄振興予算が決まりました。
3010億円。
この件についてお話を伺っていきたいと思います。

ミキオ/もうお話するのが歯がゆいくらいだね。

ひろみ/はい。

ミキオ/3010億円。
3年連続3010億円。

ひろみ/うーん。

ミキオ/それでいて、国の予算は3年連続100兆円超え。
国の予算は大幅に伸びて、県の予算は何も伸びない。
それの内容からしても一括交付金が切られ、使いやすいものが使いにくくなる。

ひろみ/うーん。

ミキオ/沖縄県知事が自分で使えるようにするというのを圧迫するような予算。
それはよくないよね。

ひろみ/そうですね。

ミキオ/うん。
だけどうちの玉城デニー知事は補正予算と一緒にして、3200億円になったからありがたいですとか言ってコメント出しているんですよ。

ひろみ/はい。

ミキオ/予算というのは、当初予算が幾らかというのが大事なんです。

ひろみ/ええ。

ミキオ/それが一つの評価なんだけど。
そういうような意味では全くこの予算、評価できない。
私が民主党、国民新党の幹事長のときに、稲嶺さんのときからずーっと減らされた予算。

ひろみ/ええ。

ミキオ/あの当時でですよ?
90兆円台くらいの予算のときに300兆円まで戻したんだから。

ひろみ/うーん。
すごいですね。

ミキオ/3140億円ぐらいまで戻したんですよ、僕は。
それから考えたら、これだけ予算規模が大きくなっているのに沖縄は何で3010億円なの?
仲井眞さんが、前の知事が、10年間3000億台の予算をお願いしますと言って政府と合意したと言ってるんだけど。
だから3010億円を守っているだろうという理屈になっているわけよ。

ひろみ/ああ。

ミキオ/だけど仲井眞さんのときは3400億だよ。
それが減らされているわけよ。
それは政治だと思うわけさ。

ひろみ/うーん。

ミキオ/だから、政治は政治だから。
それは仕方ないと私は思う。
だけど、少ない予算は少ないと言わなきゃだめだよ。
納得したらだめだよ。
お礼言っちゃいけないよ。
この3010億円はお礼できるような予算ではない。
昨日も県の副知事なんかが勢ぞろいしてありがとうございますって内閣府回ってるけど、何がありがたいなのか俺には意味が分からんのよね。
何もありがたくないよ。
沖縄県を評価していないよ。
何でそれをちゃんとありがたくないということを、俺はもっと欲しいんだということを言わないのかっていうところなんだよね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/絶対、お礼回りするのはおかしいよね。
納得しないものをお礼回りする?

ひろみ/ねえ。
お礼しちゃうと、何かありがたいっていう感じになっちゃいますよね。
確かに。

ミキオ/うん。
それに沖縄県民の代表だからさ、ここは納得できなかったら納得できないと言わんといかないね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/そこのところがね。
私には少し考えられない。
辺野古ではこれだけけんかしているのに、何で予算でも辺野古と同じぐらいのエネルギーでけんかしないのかね?
何で首里城の問題でも、この前那覇市長が15億円県に寄附金を持って行っているけど、この寄附金はそのまま国に行くんだよ、ひろみさん。

ひろみ/それ、おかしいですよね。

ミキオ/おかしいだろ。

ひろみ/うーん。

ミキオ/首里城の中の柱のお金を買うとか何とか、国にやらせればいいじゃないか。
国がやるって言ったんだから自分で。

ひろみ/国のお金で?

ミキオ/うーん。
国のお金で全部やりますと安倍総理時代に菅官房長官時代に、閣僚全部集めてやると言ったんだから。
出させればいいじゃないか。

ひろみ/うーん。

ミキオ/その50億円は沖縄県知事が伝統文化に活用すれば。
今帰仁城跡の復元とか中城城跡の復元とか。

ひろみ/ええ。

ミキオ/それとか内間御殿(うちまうどぅん)の復元とか、それとか博物館をつくるとかさ。
それとか、この50億円もあるんだから若手の芸能界の人たちもね。

ひろみ/育成ですとかね、ええ。

ミキオ/それとか、先輩の人間国宝の人たちの技術を伝統できるようなものになるとか。
このみんな各流派が古典芸能の演舞を開くとき、組踊劇場でやるときは、みんなにチケット買ってくれ、買ってくれと言って、市も大変なんだって言うよね。

ひろみ/うーん。
そうですね。

ミキオ/そういうのはどーんと補助してあげるとか、伝統文化のために。
チケットを売る心配をするんじゃなくて。
チケットの数は半分でいいと。
半分はもう、この首里城のお金でやると。
だって、首里城があるだけで何も面白くないんだから。
その代わり首里城ができたらそこでまたいろんな伝統文化を見せてくれよと。
そのときは協力してくれよと。
こういうのをやるべきじゃない?

ひろみ/ねえ。
まあ、本当に、使える方法あったんでしょうけどね。

ミキオ/私は365日、国立劇場で演舞を開いて、観光客に見てもらうほうがいいと思うよ。
各流派にお願いして。

ひろみ/自由な感じで?

ミキオ/そう。

ひろみ/いいですね。

ミキオ/若い、芸大出た子供たちもあれだけの能力がありながら、仕事をやりながらしかできないでしょう?

ひろみ/そうですよね。
ええ。

ミキオ/そういうのじゃなくて、本当に芸の道に打ち込めるような、そういうような人たちを育てるとかね。
今、弟子が増えないんですよ。

ひろみ/大変ですよね。
文化を残していかなきゃいけないのに。

ミキオ/そう。
今、50億円あるんだよ、ひろみさん。
もう60億になるよ、もう少しで。

これは、納得いかないね。
何でこの国に上納するのか。

ひろみ/いやー、何かもったいないですよね。
そういうやり方はね。

ミキオ/もったいない。
止めるべきだよ、これ、早めに。
そこを改めて申し上げたい。
首里城ができるということを、首里城ができるということだけにしてはいけなくて、首里城ができるということは、沖縄の文化が世界に発信できるという環境をつくるための人財(?)を育てたり、ものをつくったりって、そういうところにしていかないとさ。

ひろみ/総合的な感じで、ですよね。

ミキオ/そう。
首里城さえできればいいっていう話じゃないでしょ。

ひろみ/これもまた…。

ミキオ/世界遺産というのは、首里城の場合にはあれですよ。
石垣ですよ、石垣。

ひろみ/ええ。

ミキオ/首里城そのものが世界遺産ではないんですよ。
そういうふうな意味においては、これから首里城を活用して、いろんな人たちにも見てもらうというそういうのも、もうあってもいいんじゃないかと思うんですよね。

ひろみ/はい。

ミキオ/今までなかなか難しかったでしょ。
首里城を活用するのは。

ひろみ/ええ。

ミキオ/そこは、きちっとやらなきゃいけないけど、今の3010億円の予算をありがとうというこの発想。
この50億円の皆さんの善意のある寄附を、国に上納するというその発想。
それはだめ。
辺野古で闘っているぐらいに、こんちくしょうってやらないとさ、お礼回りなんかしちゃいかんよ。

ひろみ/やっぱり自分たちでね。

ミキオ/納得いかないのは、お礼回りしちゃいかん。

ひろみ/そうですよね。
自分たちで力強く、沖縄っていうことを打ち出していけるぐらいじゃないといけないですね。

ミキオ/そうなんです。

ひろみ/では、ここで1曲お届けしたいと思います。
MONGOL800で「冬の思い出」

♪ MONGOL800/冬の思い出 ♪

沖縄県超高齢社会

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
さて、先日、新聞にも載っておりまして話題になりました、沖縄県超高齢社会ということで、なんと県内の65歳以上の22%、そして生産人口が3%減ったという、これちょっとびっくりでしたね。

ミキオ/うーん、これはなかなか、人口構造がこれだけ変わるというのは大きな意味がありますからね。

ひろみ/何か急激に変わったのかなと思ってしまうぐらい、超高齢社会がやってきました。

ミキオ/これどうするかということを、考えないといけないんだよね。

ひろみ/どうするんでしょうかね。

ミキオ/どうするかということは、一つはあれですよ。
高齢化社会にどう対応するかということを考えないといけない。

ひろみ/うーん。

ミキオ/私はですね、私は一人娘なんですよ。

ひろみ/はい。

ミキオ/だから、この娘がですね、一人っ子の男性と結婚する確率というのも70%ぐらいあるわけ。

ひろみ/そうですね、お互いが一人っ子同士。

ミキオ/そう。
そうなるとどうなるかというと、やっぱりファミリー介護を私は想像できないわけよ。

ひろみ/家族で介護をするっていうことですね。

ミキオ/うん。
私の場合にはもう間違いなく、施設介護に行くと思うんですよね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/その施設介護に行く人は寂しい人で、ファミリー介護が幸せな人というような発想も、僕はもうおかしいと思うわけさ。

ひろみ/あー、昔はね、そういうふうに家族でっていうのがありましたけど、今はね。

ミキオ/今、そんなことに期待していたら、子供の負担になりますよ。

ひろみ/そうですよね。

ミキオ/だから、そこはもう考えないということになってくると、やっぱり充実した施設介護というのがどうあるべきかというのを、コストの面からも、サービスの面からも、衛生の面からも全て考えていかなきゃいけないね。

ひろみ/ねー。
はい。
あー、また上空ちょっとにぎやかに、飛んでる飛行機が。
低空ですけれどもね、今。

ミキオ/これがもう、私が今言ったことをそのとおりですと言ってる。

ひろみ/もうミキオさんの声が聞こえないぐらいの勢いなんですけれども。

ミキオ/うん。

ひろみ/はい。

ミキオ/ということになるわけね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/だから、こういうふうに高齢化社会になるということの準備としては、こういうふうな施設介護の準備をしとかなきゃいけない。

ひろみ/これから未来は。

ミキオ/うん。
それがまたハードだけじゃなくて、ソフトも必要だ。

ひろみ/ソフトですか?
はい。

ミキオ/この介護士の皆さんの。

ひろみ/人的パワー。
はい。

ミキオ/いやもう介護ってね、ロボットでできないんだよね。

ひろみ/いやー。
これはもうね、ロボットにできるジャンルではないですからね。

ミキオ/農業はロボットに代えるのがいっぱい出てくるけど、介護はそう簡単じゃないんだよ。

ひろみ/そうですよね。

ミキオ/だから、そこをやっぱり考えたときに、介護士がちゃんといるかどうか。

ひろみ/はい。

ミキオ/介護士の質がどうなのかというところも、やっぱもう。

ひろみ/怖い…、怖いといったら失礼ですけど、やはりね、優しい気持ちで接してほしいですからね。

ミキオ/そう。
だから、きょうのNHKのニュースなんかでも出てるけど、この施設での虐待というのも出てるさーね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/やっぱそれは、虐待が行われるような、私は環境がそこにあるんじゃないかと思うわけさ。

ひろみ/うーん。

ミキオ/ここに何て言うの。
大きな大きな、その虐待を行われるような状況が。

ひろみ/ええ。

ミキオ/仕事の負担が重いとかさ。

ひろみ/あー、過酷な労働が多いとか、そういうことですかね。

ミキオ/そう。

ひろみ/ええ。

ミキオ/そういうことが今、あるんではないかと思うわけよ。
だから、そこのところも考えていかなきゃいけない。

ひろみ/うーん。

ミキオ/それに、介護をする人の賃金をはじめとする職場環境。
夜中も泊まらなきゃいけないでしょ。

ひろみ/そうですよね、24時間体制という感じですもんね。

ミキオ/そう。
それに今回コロナがあるから、新しい感染病との闘いも出るから、そういうふうなものも全て考えると、やっぱもうこの高齢化社会という言葉は本当に社会の構造全てを変えてしまう大きな言葉ですね。

ひろみ/そうですね。

ミキオ/そこがまた働く職場においても、高齢化というのが定年はもう75ですよね。

ひろみ/みんな若いですからね、まだまだ。

ミキオ/うん。
75で定年にしたら若い人が、いつまでたっても役職に就けないんじゃないかってまた不満もあるかもしれない。

ひろみ/はい。

ミキオ/だから1回、65で定年してもらって、役職には就かないけど仕事をやると。

ひろみ/うん。

ミキオ/私はだけど、同じ職場に行くというよりは、Aという保険会社にいた人がBというところに行ったほうが能力発揮できると思うわけ。

ひろみ/あー、別のところに。

ミキオ/Aという保険会社にいて、部下が偉くなってその下でといったら能力発揮しにくいと思うんだよな。

ひろみ/もうね、人間関係できてますからね。
ええ。

ミキオ/これのベストマッチングをどういうふうにするか。

ひろみ/あー、面白いですね。
新しい考え方ですね。

ミキオ/そう。
いや、ノウハウはありますからね。

ひろみ/はい。

ミキオ/そういうことなんかも考えなきゃいけないね。
いや、俺は農業に行きたいと言っている人がいるけど、それがJAに登録して自分がやる時間だけ行ける。
農業大変だから。

ひろみ/はい。

ミキオ/だけど、でも1回登録したら毎日来なきゃいけない。
9時から8時までいなきゃいけないといったら、9時から6時までいなきゃいけないというとまた負担になるから。

ひろみ/そうですね、ええ。

ミキオ/それでいいという人はそれでいいけど、自分の行きたいときにだけ前もって3時間お手伝いさせてくださいとか、4時間お手伝いさせてくださいという、そういうふうなものもあってもいいかもしれませんね。

ひろみ/そうですね、もう自由な時間で手伝えるという。

ミキオ/何かね、そういう何か構造がいっぱい変わってくんだよね。

ひろみ/社会が変わりそうですね、こうなってくると。

ミキオ/それでテレワークもそうだしね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/そういうことなんかがいろいろ今から起こるので、それを先取りする政治の政策というのが必要になってきますな。

ひろみ/新しい時代に向けて、ちょっと頭を柔らかくしなきゃいけないですね。

ミキオ/そうなんです。
それ、いいこと言いますね。

ひろみ/超高齢社会に向けて、何か今日の話を聞くと目からうろこが落ちました。
さて、先日の冬至の日の話なんですけど、ちょっと沖縄もぐっと冷え込んだとき、ミキオさん、宮古島のほうにちょっと出かけていたということで、ショウガツガマ、これは宮古の冬至なんですか?に参加されたんですね。

ミキオ/冬至。
初めて狩俣部落に行って、7つの班があって、7つの班が冬至のときに別々にみんな、豚、魚、鳥をさばいて、お年寄りの方々にいい正月迎えてねと言って、これを分けるという習慣らしい。

ひろみ/ほー。
あ、そういうのがあるんですか。
もうずーっと。

ミキオ/あるんだって。

ひろみ/へー。

ミキオ/前から。
そのときの料理を作る人は全て男。

ひろみ/ほー、女性は?

ミキオ/女性はやらない。

ひろみ/やらない。

ミキオ/女性は食べるだけ。

ひろみ/あ、いいですね。
お客さんみたいに座って食べて。

ミキオ/そう。
面白いね。

ひろみ/面白いですね。

ミキオ/面白いね。

ひろみ/何を召し上がったんですか?
ミキオさんは。

ミキオ/豚。

ひろみ/あー、豚料理。

ミキオ/もう三枚肉の豚を、このチーイリチャーっていう豚の血で炊いて。

ひろみ/ええ。

ミキオ/みそ入れて、それとおにぎりを持ってくるわけよ。

ひろみ/ほー。

ミキオ/何杯でも、何個でもだな。
何個でもおにぎり食べられる。

ひろみ/あ、おいしそうですね。

ミキオ/食べちゃいけない。

ひろみ/え?

ミキオ/そばにしました。

ひろみ/え?
そばにしたんだ。
宮古そばにしたんですか?

ミキオ/この三枚肉とまた、そばが合うわけよ。

ひろみ/おー、おいしそう。

ミキオ/みそが付いてるでしょ?

ひろみ/はい。

ミキオ/この三枚肉にもいっぱい。

ひろみ/ええ。

ミキオ/これがまた、おそばの中でやると、お肉もおいしいけど、おそばにまたみそが入って。

ひろみ/あ、つゆにこうみそが移って。
あ、これはおいしそうですね。

ミキオ/そしたら、もう一個の3班だったかな。
あそこではタコ。

ひろみ/はー。

ミキオ/あれをぶつ切りにして油で揚げるんですよ、塩こしょうで。

ひろみ/タコをぶつ切りにしてですか?
へー。

ミキオ/油で揚げるんですよ。

ひろみ/ほー。

ミキオ/油で揚げたやつを切って食べるんだけど、これもうまかったな。

ひろみ/これはでもおいしそうですね。
何かかけたりはしないんですか?
塩こしょうだけ。

ミキオ/何もやらない。

ひろみ/もう味はそのまんまで。

ミキオ/そう。
あと、朝捕ってきたばかりのグルクン。

ひろみ/はい。

ミキオ/カラっと揚げて、頭からカリカリカリカリカリーって食べる。

ひろみ/あー、これはもう最高ですね。
カラっと揚げたグルクン。

ミキオ/そう。
そうゆうようなもんですね。

ひろみ/いい行事ですね、この行事。
毎年、冬至にはやってるんですかね?

ミキオ/毎年、冬至にやってるけど、僕も初めて参加したけど。

ひろみ/へー。

ミキオ/これ、会社に行っちゃいけないんだって。

ひろみ/あ、そうなんですか?

ミキオ/絶対に会社休んでも、この冬至には出ないとだめらしいよ。

ひろみ/あーじゃあもう、これはもう部落のみんな、狩俣部落の方々はこの日はもう仕事しない。

ミキオ/これを理解しない会社の社長はもうだめだと。

ひろみ/そのくらい大切な行事なんでしょうね。

ミキオ/そう、これが文化なんですね。

ひろみ/そうですね。

ミキオ/これが、国頭から与那国までいっぱい何かあるはずよ、こういう行事が。

ひろみ/あー、沖縄にはありそうですよね。
あっちこっち地域の大切にしているものが。

ミキオ/これね、部落でもこんだけいっぱいあるんだからさ。

ひろみ/ええ。

ミキオ/これ、国頭なんかでも安田でもね。
楚洲でも何でも部落ごとにあるはずよ。

ひろみ/うん。

ミキオ/あと楚洲の中でもまた、1班、2班、3班であるはずなんだけど。

ひろみ/はいはい。

ミキオ/これを何か、全部洗い出す人いないかな?

ひろみ/まあきっとやろうとした、やった方いるかもしれませんけど、今度私も調べてみたいと思います。
そういうのがあったら見たいですよね、本とかね。

ミキオ/細かくよ。

ひろみ/細かくはちょっとどうなんでしょうね、やってるかな。

ミキオ/何月何日、こういう行事で趣旨はこう。

ひろみ/あー。

ミキオ/参加者こうっていうのが、だーっと。

ひろみ/ええ。

ミキオ/与那国行っても祖納と久部良とでは、また全然違うから。

ひろみ/あー、これはもう地元に行かないと分からないですね。
年中行事とか、そんなんじゃないですね。

ミキオ/そうそうそうそう。
これは調べて一冊にしたらもう、これが見に行きませんか?と言ったら、もうすごいと思うよ。

ひろみ/あー、楽しそうですよね。

ミキオ/パワースポットみたいなもんだな。

ひろみ/パワースポットみたいな感じですね、確かに。
これ食べたらもう元気、健康ですっていう。

ミキオ/僕はそういう観光がほしいなと思うんだよね。

ひろみ/この放送、ちょうどね、宮古島のほうでも聞いていただいていますのでね。
皆さん、あー知ってるよ、もっとあるよって、今言ってる人もいると思いますよ。
ラジオの向こう側で。

ミキオ/それと、石積みがあるわけよ、狩俣のほうに。
見せてもらったんですけどね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/これもまた歴史のある石積みで、何百年前のものらしいけど、これも早く調べて、文化登録をしてやらんといかんな。
そういうのもいっぱいあると思うよ、沖縄は。

ひろみ/あ、まだそのまんま、手つかずのままで置いてある文化財が。

ミキオ/そうそうそうそうそうそう。

ひろみ/まあぜひ、こういうのもですね。
これからラジオで、ミキオさんうちにも来てっていうのがあれば、声をかけていただくと、ミキオ探検隊が行くかと思いますので。
ぜひ、声をかけていただければと思います。

ミキオ/分かりました、やりましょう。

ひろみ/さて、あっという間のお時間でした。
残りの時間はミキオさんから元気の出る話題を伺っていきたいと思います。
今日はどういった元気の出る話題でしょうか?

ミキオ/そうですね、元気ね。

ひろみ/はい。

ミキオ/しかしあっという間だね。

ひろみ/1年は早いですね、ほんとに。

ミキオ/1年が。
悩みもあった。
喜びもあった。
苦しみもあった。
助けられた。
サポートの方々にも感謝。
事務所のみんなにも感謝。
何かいろんなことが1年ってあるんですよね。

ひろみ/うん。

ミキオ/何か助けられるだけじゃなくて、助けたこともあるし、いろんなことがあるわけよ。

ひろみ/はい。

ミキオ/いろんなことがあるっていうのがこの1年なんだよな。

ひろみ/はー、そうですね。

ミキオ/それで、最終結論は一つ。

ひろみ/はい。

ミキオ/健康であったかどうか。
これが一番、1年を締めくくる最後の思いですね。

ひろみ/はい。

ミキオ/それでまた、ちょっと病気になられた方がいる。
来年に向けてまた元気になるぞと思う年末であってほしいですね。

ひろみ/そうですね。

ミキオ/そういうふうに感謝、健康であったことへの感謝。
ちょっと健康を壊して頑張っている方々は、来年に向けて元気になるぞっていう強い思い。

ひろみ/うん。

ミキオ/そういうこの両方が、この12月の後半は、はざまがいっぱいあるわけさ。

ひろみ/はい。

ミキオ/だからこの12月の20日以降っていうのは、クリスマスからうきうきするんですよ。

ひろみ/あー、新しい年に向けて。

ミキオ/そう。
必ずいいことあると信じないとだめですね。

ひろみ/そうですね。

ミキオ/これ信じるだけじゃなくて、もう絶対だと思わなきゃだめですね。

ひろみ/うん。

ミキオ/そういうふうな、夢は叶う程度じゃなくて、夢は絶対叶うと思う気持ちね。

ひろみ/はい。

ミキオ/だけどこの、そう思えない人たちもいっぱいいるっていう気持ちもいつも持たなきゃいけないね。

ひろみ/うん。

ミキオ/それをどうサポートするかとか。
まあ、なかなか大変なことだけど。

ひろみ/ええ。

ミキオ/この健康という言葉が一番大事なんで、健康な人は健康を続ける。
ちょっと病で闘っている人たちは、早く健康になることを願う。
その2つだけでいいんじゃないですかね、ひろみさん。

ひろみ/健康。
これですね、ほんとに。

ミキオ/そう。

ひろみ/いや、今年は特にそう思いましたね。

ミキオ/うん。
欲は持たずにいきましょう。

ひろみ/はい。
この番組を聞いてくださってる方。
もうこれで今年、年内はおしまいっていう方もいらっしゃるかもしれませんし、また年内で後1回ありますので、番組を楽しんでいただければと思います。
次の放送は當間モリオ県議をお招きして、令和2年を振り返るとともに、新年令和3年を占うという形で、ミキオさん、いきたいと思いますので、ラジオお聞きの皆さんもどうぞお楽しみに。
いやでも、ほんとあっという間のお時間でした。
ミキオポスト OnRadio、ご案内は、本村ひろみでした。
そして、メインパーソナリティは。

ミキオ/下地ミキオでした。
ありがとうございました。

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