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メールマガジン

2021年02月12日

“読書”から“政治を耕す”

(2021年2月5日にメールマガジンにて配信された内容を転載しています)

私のメルマガを毎週読んでいただいておりますことに、心から感謝申し上げます。

今月より、月初めのメルマガでは、前月に私が読んだ本を紹介し、私なりの解釈と思いを皆様にお伝えしていきたいと思います。

まず1冊目は、マーティン・ファクラー著『吠えない犬』。

元ニューヨークタイムスの東京支局長を務めたマーティン氏ならではの視点で、安倍政権の7年8か月間、安倍政権がどのようにメディアをコントロールしたのかが書かれております。

また、日本特有の「政府と記者」「政党と記者」「政治家と記者」の“間合い”についての部分も興味深く、「日本の政治がメディアをコントロールするため、官邸に批判的な記事を書くと、官邸の最前線で取材する記者たちが苦情を入れてくる構図が実に興味深い」との記述が、とても印象的でありました。

2冊目は、森岡毅著『誰もが人を動かせる』。

ユニバーサルスタジオジャパンの元CMOで、USJの経営をV字回復させた立役者でもある森岡氏の哲学が語られております。

人材育成を示す名言に、“やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ”というものがありますが、森岡氏はリーダーの役割について「“率先垂範”とは、人を動かすための一手法でしかないことを認識したうえで行わねばならない。また、人は、褒めるよりも、認めることが大事だ」としており、大いに勉強になるものでした。

3冊目は、大隅洋著『日本人のためのイスラエル入門』。

私が2年前にイスラエルを訪問した時のイスラエル大使館公使が大隅氏であり、彼から様々なレクチャーを受けたことを思い出します。

「高いリスクをあえてとっていく精神。ハイ・リスクテーカー。イスラエル人はリスクをとることを奨励される。失敗は許容され、逆に失敗していない人間は信用されない」これが、イスラエルの精神だと言います。

厳しい歴史のなかで近代国家をつくってきたイスラエルの精神は、これからの日本にとっても、沖縄にとっても、勉強する価値があります。

この3冊から、「日本の独特の考え方や行動パターンをどこかで変えていかなければ、成功の事例はつくれない」ということを改めて感じました。

コロナ禍において、“地方分権”と言いながらも判断を国に委ねる地方自治体の首長たちの姿を見ると、なにか限界のようなものが垣間見えます。

「国とは違う。私たちは私たちのやり方でいく」

地方の個性をたえず発信できる力強い地方政治を実現していかなければなりません。

                      衆議院議員
                      下地ミキオ