沖縄が好きだから、今もこれからも前へ進む!

2021.8.12放送分「原爆の日/限界の医療体制/夏の甲子園」etc…

オープニング

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、さあ、番組のスタートです。
皆さん、こんばんは。
本村ひろみです。
そして、メインパーソナリティはこの方です。

ミキオ/下地ミキオです。
よろしくお願いいたします。

ひろみ/はい。
そして今日は、沖縄県議会議員、當間モリオさんにもお越しいただいています。

當間/はい、よろしくお願いします。
レギュラー。

ひろみ/あ、レギュラーと言うのを忘れておりました。
いや、でも、今日はちょっと、初めてのリモート取材という感じで。

ミキオ/よく自分、よく自分でそんなこと言うよね。

ひろみ/いや、もう、これからはどうぞご自分で言っていただいてということでね。
さて、今、私たちは画面を通してのリモートの収録となっております。
こういう時代になってきました。

ミキオ/いや、こういう時代じゃ、前からやっています。

ひろみ/確かに。
さて、ミキオさん。
もう東京オリンピック、閉幕。

當間/大丈夫か?
止まったけど。

ひろみ/そうですか?
止まっていますか?

ミキオ/大丈夫ですよ。

ひろみ/はい。
東京オリンピックが閉幕しました。
この話題、ちょっとね、オープニングで華やかにいきたいと思います。

ミキオ/いや、だけど本当にすごかったですよね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/この、何ていうかね、僕は、無事に終わったっていうのが一番よかった。

ひろみ/ああ、確かにそうですね。

ミキオ/2番目には、金、銀、銅が、史上最高の数だったっていうのもよかった。

ひろみ/頑張りましたね、はい。

ミキオ/そして、ボランティアはじめとして、多くの皆さんが頑張ってくれた。
自衛隊、消防、警察、自治体の職員、そして国の官僚、全てが努力したおかげが、組織委員会の人々もですね。
まあ、これには心から感謝だと思いますね。

ひろみ/そうですね。

ミキオ/またそれと同時に、これが終わった後すぐに、世論調査は各マスコミが取ったんですよ。
そうしたらもう、全てのマスコミのデータが、オリンピックを開催したことは賛成ですか、反対ですかといったら、もう全ての数字は、オリンピックを開催してよかったと。
こういうふうな数字になっていますね。

ひろみ/はい。

ミキオ/だって、一番高いところでは64%ぐらい出ていますね、開催してよかったと。

ひろみ/おお、そんなに。
ええ。

ミキオ/そういう意味では、まさにこの、冷静に、このオリンピックを評価したと。
またこのオリンピックの開会中にもコロナの感染者の数が増えたけれども、それを意図的にオリンピックと結びつけることなくですね、客観的に、オリンピックはよかったと。
開催してよかったというようなことをですね、やっぱり、評価したっていうのは、この数字は非常にうれしいですね。

ひろみ/うーん、そうですね。

ミキオ/また、それと同時に、あれですよ、あの、コロナ禍の中で、世界の中で、これだけのオリンピックをできる国家って、ありますかね。
日本しかできないんじゃないかなと僕は思うよ。

ひろみ/本当、そうですね。

ミキオ/うん。
やっぱ、この民族はすごい。
世界中の人々がそう思ったんではないですかね。

ひろみ/はい。

ミキオ/東北の震災のときも、日本という国はすごいというようなことを、世界の国々の人が思っていただいたという記事がいっぱい出ていましたけど、今回もそういう評価、多いですね。
そういう意味では、このコロナ禍の中、もう本当に、世界の人々にこの感動を与えるオリンピックが東京でできたというようなことの誇りと自信を持って、ちょっとこのオリンピックを、私たちは次のパラリンピックにつなげていくというようなことが大事かなということを、改めて感じますね。

ひろみ/はい。
モリオさんのほうもいかがですか。

當間/いや、もう、本当にこの、開催してよかったですし、無事に、まあ、無観客ではあったんですけど、終了したということは、やっぱりこの、まあ、選手の皆さんが一番ではあるんですけど、やっぱり安堵の一つもあるのかなというふうに思っていますね。
でも、よかったですよね。
あの、いろんな、柔道にしてもそう、空手にしても、いろんな競技が、本当にこの無観客という中でももう頑張って、成果も出すし、本当に我々に対しての感動も与えてもらったということは、やはりあの、開催してよかったなというふうには思いますね。
僕らも、テレビ越しではあるんですけど、まあ、感動もいただきましたんでね。
その部分がまたパラリンピックにつながる。
パラリンピックのほうがもっと感動を生むのかなというふうに思っていますし、そういうまたパラリンピックを、我々もまた支えるような形であればいいのかなというふうに思っていますね。

ひろみ/いや、でも、ミキオさん。
沖縄には初の金メダルが2個やってくるという、これは快挙ですよね。

ミキオ/それすごいよね。

ひろみ/すごいですね。

ミキオ/うん。
あの、やっぱりこの、喜友名選手というのは、迫力すごかったね。

ひろみ/いや、あの目力。

當間/目力がすごいですね。

ひろみ/目力。

當間/そうそうそう。

ミキオ/やっぱ、空手の発祥地の人が、やっぱ県民が世界チャンピオンになったっていう、空手で世界チャンピオンになったっていうの、これも大きいんじゃない?

ひろみ/本当うれしいですよね、うん。

當間/インタビュー受けているときに、あの、この、インタビュー受けながらの、もうその、汗なんだけど、こう、オーラが出るような、煙が出る、あの、すごかったなと思ってますけど。

ひろみ/あ、そういうふうに感じるぐらいのオーラを。

當間/そうそう、そうそう。
うん。

ひろみ/確かにね。
表彰台にもね。

當間/やっぱり、やっぱり持ってるのは、持っている人は持っているなと思うようなインタビューでしたね。

ひろみ/あと野球のね、平良選手も。

當間/うん。
まあ、平良選手もね、なかなか出番がなくて、力を発揮する部分でもなかったんだけど、でもやっぱりね、日本は強かったなという野球ではありましたよね。

ひろみ/野球少年のミキオさんにも伺いたいんですけど、いかがです?

ミキオ/このね、出番があるかないかじゃなくて、やっぱ平良が控えているというところが大きいんですよね。

ひろみ/あ、安心感のような?

ミキオ/安心感。
だからほかの、前で投げている選手は、後ろに平良がいるからあれだけの成果出せたんですよ。

ひろみ/いいですね、それね。

ミキオ/だから、うん。
だから、どーんとこの、日本記録を持っている平良がいるという、この重みがこのチームのすごさなんですね。

ひろみ/いや、もうこのね、あの、オリンピックに関してこれだけ話が盛り上がるんですけども、もう甲子園も始まりましたので、気持ちがね、スポーツに向いていますね、本当にね。

ミキオ/いや、今、しばらくは政治じゃなくてスポーツですよ。

ひろみ/スポーツですね。
本当に。
はい、ということで、この後もたっぷりと話題盛りだくさんでお届けしてまいります。
まずはオープニングの1曲まいりましょう。
浜田麻里で「Heart and Soul」

♪ 浜田麻里/Heart and Soul ♪

原爆の日

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
今週は、メインパーソナリティの下地ミキオさん、そして沖縄県議会議員、當間モリオさんにもお越しいただいております。

當間/はい、よろしくお願いします。

ひろみ/お願いいたします。
さて、8月の6日、そして、広島で、9日、長崎での、原爆の日を迎えております。
この話題を、ミキオさん、お願いいたします。

ミキオ/まあこの、8月6日の広島、9日の長崎。
そして6月の23日の沖縄の慰霊の日。
8月15日の終戦記念日、まあ、この4つの日付は忘れてはならないと。
特別な日だと、天皇陛下がおっしゃったことがありますね。
やっぱこの日に、やっぱ改めて、平和の尊さを感じなければならない。
またこの、6日と9日には、私はもう、核廃絶禁止条約に、やっぱり署名すべきだと思うんですよね、日本はね。
やっぱこれだけの、被爆国であった日本が、この、署名しないというのが、世界から納得できないと思うんですよね。

ひろみ/はい。

ミキオ/また、アメリカとの関係があるということをおっしゃる人もいるかもしれませんが、私は、ここは日本の独自外交があって、核の傘の中でなければ、日本の安全保障が守られないという実情があるんだという人もいるけれども、そんなことがあろうがなかろうが、私はこの8月の6日と9日の日を大事にして、世界に、核のない世界をつくるというようなことをやるべきだと思うのに、何を躊躇しているのか、日本の外交分からないですね。
昔ですね、私が小渕総理の外務大臣のときに、ニューヨークに行ったときがあるんですよ、応援しに。

ひろみ/ええ。

ミキオ/小渕総理って何か、あの、外務大臣というのは、なかなか似合わないんじゃないかと言ってね、そのときに、ニューヨークでの国連総会での小渕外務大臣の演説、応援しに行こうと言って、そういう若手で、みんなで話し合って、行くことになったんですけど、ニューヨーク着いてみたら、私ともう一人しか、2人しか来ていないわけですよ。

ひろみ/え?
2人だけですか。

ミキオ/2人だけ。
それで小渕総理が、よく来たねとか言って、食事しようとか言って、ランチしたんですね。
そこに、このある、あの、朝日テレビの、このニューヨークの支局長をしている人が一緒にいて、話したんですね。

ひろみ/はい。

ミキオ/そのとき、話をしたときに、この支局長さんが、小渕さん、あなた、外務大臣になって何やろうと思っているのとかって言うわけよ、ため口で。

ひろみ/ええ。

ミキオ/この人、殴ろうかなと思ったけど、一国の外務大臣に、支局長といえども、礼儀を、先輩に対する礼儀ないのかみたいな、思っていたんですよね。
マスコミってそういうところあるから。
そうしたら、小渕さんがあの、うん、何をやったらいいのかね、君、とかいう話をしていたら、いや、これは対人地雷条約にまず署名すべきですよと。
この、アメリカとかロシアとか中国がやらない対人地雷条約も、日本もつき合って署名していないけど、それはよくないと。
署名したほうがいいと。
それでアメリカに対して、日本外交の独自性を示したほうがいいというようなことを言ったんですね、その支局長が。
そうしたら小渕さんは、うん、うん、うんって言ってて、それで、分かったと言って、この場は終わったんですけど、小渕さんはサインしたんですよ。
これ、だけど橋本総理、アメリカの軍、全てを説得して、押し切って、対人地雷条約に、小渕さんサインしたんですね。
あのときの日本外交って物すごく評価されたんですよ。

ひろみ/はい。

ミキオ/アメリカを乗り越えて、ある意味、そこにこの、何というかね、日本外交の真髄みたいなものをやる。
やっぱあそこの、あのとき、あの、カンボジアで、地雷で多くの皆さんが亡くなっていたり、足をけがしたりとか、失ったりとかあったでしょう、いろいろと、ニュース番組で。

ひろみ/はい、ありましたね。
ええ。

當間/うん、ありましたよね。

ミキオ/うん。
イギリスのダイアナ妃も、このカンボジア行ったりしてね、やっぱね、あれだよね。
あれが今の日本の外交にできないと駄目だと思うんだよね。
特に今回、菅総理は、黒い雨の裁判を和解したでしょう。
今回の、広島にも認められて、被爆者として参加することをやったと。
これもすごいことなんですよ。
これは、司法というよりも政治が決断してやったわけですね。
そこで、そこで菅総理がこの6日や9日に対人地雷条約に私はサインしますとか言ったらもう、アメリカもひっくり返って、ロシアもひっくり返って、中国もひっくり返って。
ひっくり返るというのは、世界が共感する。

ひろみ/ああ。

ミキオ/それは、僕、やるべきじゃないかなと思うんですね。
まあ、この国を守るという中で、核が必要だという、軍事評論家の人たち、いっぱいいるかもしれませんが、核だけは持たないほうがいい。

ひろみ/そうですね、はい。

ミキオ/うん。
やっぱいろいろと、この時期になると、被爆者の体験とかいろんなのが出てくるけど、見れば見るほどこれは普通じゃないなと、やっぱ感じるだけにね、まあ、そういう意味でも、この日本が本当に、外交で、個性ある外交ができるスタートを切るということになってくると、この対人地雷条約にサインする。
やっぱそこだと思うね。
それで菅総理はノーベル平和賞をもらう。
価値ある、それぐらいの政治決断をやるべきじゃないかね。

ひろみ/ほんとに平和のことを考えていくと、そういう大切なことがありますね。

ミキオ/ああ。
そう。
やっぱ、僕、管さんしかできないんじゃないかと思うよ、これやろうと思ったら。
これをもし、表明してやって、万が一、辞めたにしても歴史に残る総理大臣として刻まれるだろうね。

ひろみ/うん。

ミキオ/しかし、世界は、日本中の国民も、管総理辞めないでくれっていうと思うよ。

ひろみ/はい。

ミキオ/それぐらいのことをやったら。
僕はそこに期待してますね。

ひろみ/うーん。
當間県議はいかがですか。

當間/いや、なかなか、もうこれだけ日本は、戦後っていうことがありながら、今、代議士が言うとおりに、あのなかなか日本らしさを発揮してないという外交になってしまっているなというふうに思いますよね。
うん。

ひろみ/ええ。

當間/まだ、戦後のこの政治の皆さんのほうが、言うべきことは言うというようなところが、気兼ねがあったのかなというふうに思ってますんで、今の我々が、どう、この国際社会を含めて、これまでの先輩方が築いてきたことをこれからどう活かすかということは大事だとは思うんですけど、なかなかその立ち位置に今いってないというのは、代議士のいうとおりなのかもしれないですね。

ひろみ/平和についてね、また、来年が、もう復帰の50周年になりますので、また改めて考える機会もでてきますね。
平和についての。

當間/ですね。

ひろみ/はい。

當間/いや、それはあの、まあ沖縄だからこそそれもあるんでしょうし、広島長崎含めてね。

ひろみ/うん。

當間/やっぱり、あの、まあそういう地方からいろんな形で声を出していくっていうのは、大事だというふうに思ってますね。
特に我々沖縄だからこそ。

ひろみ/はい。

ミキオ/私はね、復帰50周年は、この内閣は、時の内閣は談話を出すべきだと思うんですね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/沖縄談話。

ひろみ/ええ。

ミキオ/これは、歴史に残る談話を、復帰50周年。

ひろみ/はい。

ミキオ/私は、時の総理大臣が出したほうがいい。

ひろみ/沖縄談話、はい。

ミキオ/はい。
これからこの50年を振りかえって、今後の50年後の沖縄をどう政府は、この位置づけるか、方向性を出すかという、この談話ですね。

ひろみ/はい。

ミキオ/これ、沖縄だからこそ、談話が、私はできると。

ひろみ/うん。

ミキオ/そういうふうな意味においては、大事だと思いますね。

ひろみ/この大切な機会にね、ぜひお願いしたいです。
こういう談合があると、励ましになりますからね。

ミキオ/そう。
この談話は重みがありますよ。
ただ、総理大臣が言うだけじゃなくて、閣議決定しなきゃいけない。
そして、また、議会においても、議会で、復帰50周年の談話を発表する。

ひろみ/はい。

ミキオ/行政と議会が、両方、それをやると。
そういうときに、私たち沖縄の政治家が中心になってその内容を詰めなきゃいけないんですよ。
大和の政治家にだけ任せちゃ駄目なんですよ。
沖縄振興策も一緒。

ひろみ/ええ。

ミキオ/私たちが作ったものを政府が、ね、骨格にしてやってく。

ひろみ/はい。

ミキオ/県知事がそれを出す。
政府に、この談話でお願いしますと。
そういうふうな、この自主的な談話の作り方と。
談話を作ってくださいと言って、総理に、お願いします、いうだけでは駄目。
私たちはこういう談話の内容が、県民としては望んでるんですというのを、県知事が決めて、きょうは當間モリオ県議もいますから、県議会で採決して、それで持って行く。

當間/うん。

ミキオ/そういうふうな、発信力を沖縄、作らんといかんですね。

ひろみ/来年の50周年に向けての動きを、期待していきたいと思っております。
ここで1曲お届けいたしましょう。
嘉手苅林昌で「ナークニー」

♪ 嘉手苅林昌/ナークニー ♪

限界の医療体制

ひろみ/ミキオポスト OnRadioをお届けしております。
今週は、メインパーソナリティ下地ミキオさん、そして、沖縄県議会議員、準レギュラーの當間モリオさんにも参加していただいております。

當間/レギュラー、レギュラー。

ひろみ/レギュラーの。
さあ、ここからは、あのモリオさんも発言をちょっとね、多くしていただきたいという、新型コロナウイルスの話です。

當間/ああ。

ひろみ/新規陽性者8月5日、648人の過去最高を記録しています。
8月10日時点では、直近1週間の人口10万人当たりの新規陽性者、256.09で、なんと、これ嫌ですよね。
全国1位という数字。
まあ2位の東京が、207.20ですので、大きく引き離しての沖縄の全国1位なんですね。

當間/うん。
あまり名誉なことじゃないんですけどね。

ひろみ/いや、これはもう1位取りたくないですよ、ほんとに。

ミキオ/だけど、これ、モリオさんからも詳しくあると思うんだけど。

ひろみ/ええ。

ミキオ/やっぱり、これはもう、どんどん、このままの調子だと、人災だと言われるね。

ひろみ/いや、人災にもう近くなってきましたね。
こうなってくると。

ミキオ/そう。
なんでかって、ね、1番目に、ゲートチェックをやれと言ってもやらなかった。
2番目に、療養施設を準備して、家庭内感染を止めろと言ってもやってない。

ひろみ/はい。

ミキオ/あとで出てくるけど、1日、1万5000人のワクチン接種を行って、エビデンスにいれてる40%を超えたら、重症者とこの感染拡大が止まるというエビデンスがあるから、40%の数字を超えようというようなことを言ってもできなかった。
4番目には、もうこれだけの経済的、生活的打撃があるから、県議会で国に任せるだけじゃなくて、補正予算をつくって1000億円ぐらいのサポートをしろと言ってもやらない。
もう私は、これ、人災って言われかねない状況までもう来てるんじゃないかなと。

ひろみ/本当にそういうふうに県民も感じてきてると思いますね。
これだけ増えてくると。

ミキオ/いやー、もう周りに感染した方々がいて話をよく聞いたりするけども、保健所の皆さんもうかわいそうだよね。
もうこれ以上は、もう働けない。
これ以上はもう対応できないと、そのぐらいまでのレベルまで来てるんじゃないですかね。

ひろみ/もうぎりぎりの限界の医療体制なんですね。

ミキオ/ちょっとね、療養施設の件についてモリオさんが詳しいんで、ちょっと話してもらいましょうよ。

ひろみ/はい。

ミキオ/県の方針と今の現状。

ひろみ/それでは県議、よろしくお願いいたします。

當間/代議士が言ったように、僕らもう水際対策であればやはり出発地の羽田ではなくて、那覇空港でしっかりと対応すべきだということで、条例を変えてそのことをやろうということだったが、なかなか県が動かなかったというのが事実ですよね。
これ何でなのとなったら、いや、それだけの機器を那覇空港で持つには予算的なものがないというような形になるわけですから。
あの時点、昨年の10月、11月でしっかりとその体制を組めばよかったんでしょうけど、なかなかそれができなかったということですので、それが今の感染状況に結びついているのかなということですので。
これからでもしっかりと、那覇空港での検査体制ということは県の責務としてしっかりと対応していくということが大事ですし、そしてまた、今、きょうも医療施設がもう逼迫しているということで入院の制限だとか、一般のね、そのことが出てるということで、結局、自宅療養になってしまってるわけですよね。
それだけ家庭内感染を招いているということですので、それからすると、このホテルを活用した療養施設ということをしっかりと組むべきだということでやって、県も補正予算使いながら、1400室確保はしてるわけですよ。
那覇で3か所。

ひろみ/え、そんなに確保してるんですか。

當間/そう、那覇で3か所。
じゃあ中部もやりますよということで、中部のほうもやる。
北部にも1か所。
宮古、八重山ということでやるんですけど、中部はやりますって言ってまだ、いまだにできていないんですからね。

ひろみ/あら。

當間/中部の感染者は数が増えてるわけですから。

ひろみ/増えてますよね、ええ。

當間/増えてる中で、そういう隔離施設が中部のほうにおいてまだ稼働していないというのが現実なんですよ。
だから、1400室のその部分でのものがあったにしても、じゃあ利用されているベッド数、部屋数ってどれだけかといったら、その半分ですよ。

ひろみ/半分。

當間/600しかないと。

ひろみ/まだまだですね。

當間/自宅療養はもう、今もう2000名近くの皆さんが自宅療養されているということですので。

ひろみ/もう家族で感染しますよね、こうなってくると。

當間/いや、もう家族でもね、本当にそういう部分では大変だと思いますよ。

ひろみ/ええ。

當間/隔離してもね、自宅療養というと生活は一緒にしてるわけですから、そういった面からすると。
やっぱり、それからすると、検査体制をしっかりとする、それで陽性という部分で判断された場合には、もうホテルを活用した、療養施設を活用してもらうということで。
でも、これがまた、看護師が不足していると。

ひろみ/そうなんですか。

當間/看護師を募集しないと、体制がつくれないと。
一つのホテルで、その体制をつくるので、やはり看護師の皆さんが十二、三名必要だというふうに言われているんですよ。
これは24時間ですので、やっぱり、かわりばんこにしないといけないわけですから、そういう体制が今、組めてないというのも実情なんですよね。
だから、前にもお話ししたんですけど、もうそれであれば、あらゆる手段を使って、今、潜在的な看護師もと言われるんですけど、なかなかその皆さんが従事してなくて、できるわけないわけですから。
それからしたら、協会にもお願いもしながら、それが無理であれば、医療コンサルをどう活用するか、民間をどう活用するかということが大事だと思ってますんで、とにかく療養施設を稼働させていくと。

ひろみ/本当そう思いますね。

當間/そのことが重要だと思っています。

ひろみ/ミキオさん、いかがでしょう。

ミキオ/だって、もう何と言うかね、当たり前のことなんですよね。

ひろみ/当たり前ですよね。

當間/当たり前のを、当たり前にできてないっていうのが今の状況なんだよね。

ミキオ/だから、人災だって、僕がちょっと、残念だけど発言してるのも、できない話じゃないんですね。
療養施設の予算って、国が全部出すんですよ。

當間/そうです。

ミキオ/また、このクルージングバースなんかでやってる5億円のお金も、全額、国が出すんですよ。
国が全額出すぐらいだったら、何で全部出させて、いっぱいつくらないの。

ひろみ/なぜでしょう。
本当そう思いますね。

ミキオ/いや、俺はもう、そこがわからないんです。
そこがわからない。
だから、そこはね、県の行政というのがもう大変で、パニックしているという、それで済まされたら駄目。
これはもう、県知事がやっぱり、責任を持ってやらなきゃ駄目よ。

當間/県知事名で、文書で、俺が責任を取るからということで、職員がしっかりと動けるような体制をつくらないと駄目ですよ。

ひろみ/ぜひ強いリーダーシップをね、お願いしたいですね、動かすのに。

ミキオ/今のところを見ると、難しいね。

ひろみ/いや、このままではね、数字が減っていくような感じがしないのが、もうね、何とも悲しいんですけども。

ミキオ/そう。
やっぱり、できたよな、沖縄は。

當間/ですね。

ミキオ/本当に、ゲートチェックして、県内のPCRを徹底して、検査を徹底して、療養施設にすぐに送り込むという体制を去年からやっていれば、こんな沖縄県にはならなかったね。

ひろみ/本当、残念ですね。

ミキオ/うーん、残念。
離島県は沖縄県だけだから。

當間/そうなんですよね。
福岡とかね、ほかの他府県と違って、陸続きじゃないわけですから、もう本当に言うとおり、この那覇空港をしっかりと活用して検査体制をつくれば、このような状況にはならなかったんじゃないかなというふうに思うんですけどね。

ひろみ/もう一つ話題なんですが、ワクチンの件なんですが、那覇市は8月末までに全年代の43%が2回の接種完了ということで発表されていまして、ミキオさんも2回目の接種はもう終わりました?

ミキオ/終わりました、終わりました。

ひろみ/安心、ひと安心になりますよね。
でも、まだまだという市町村が多いんですよ。
この辺ですよね。

當間/いや、那覇でも、なかなか予約が取れないと、コールセンターでも全く連絡がつかないんですよねというのが現実ですよね。

ミキオ/だから、菅総理が40%、8月30日と言ってるわけですよ。

ひろみ/はい。

ミキオ/40%を超えたら、エビデンス的には、さっき言ったように、重症化と感染率が減ると言ってるわけね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/だから、40%を8月30日までにやらなきゃいけないわけよ。
8月30日までにやるためには、1回目の接種を終わった人が、8月10日に40%を超えないといけないわけですよ。

ひろみ/うーん。

ミキオ/だけど、8月の10日に、今の段階ではもう32%なんですよね。

當間/うーん。

ミキオ/ということは、沖縄県は政府の方針の40%を超えることができなかったと、こういうことになるわけですね。
8%遅れてるんですから。

當間/そうですよね。

ミキオ/那覇市なんかは、もっと悪いわけですよ。
つまり、この県全体は、石垣とか宮古とか名護とか、接種率のいい、地方がいいから32になってるけど、感染者の一番多い、そして人口の一番多い那覇市は20%台ですよ。
というのは、この32というのに8ポイント足りないねというだけじゃなくて、この北大東や南大東や多良間島は、あそこはもう100の数字が出ているから。
ということは、もう那覇市の数字が、私たちの客観的な数字なんです。

ひろみ/はい。

ミキオ/この数字が、もう二十七、八程度なんですよね。

ひろみ/低いですよね。

當間/全体的に8月で40というのは難しいですよね、今の状況では。

ひろみ/難しそうですね。

ミキオ/この那覇市の数字というのがですね、まさに沖縄の生命線みたいな、これがポイントなんですよね。

ひろみ/スピードアップしていってほしいんですけど、残念ながら。

當間/本来、那覇市も接種券は送ってるんですよね。
ですので、30代、40代の皆さんがそのことの接種をしたいんだけど、那覇市さんは、この接種会場を広げるわけでもなく、今何をしているかというと、中学生、高校生、中学校3年生、高校3年生、受験を控えている皆さんを優先してやろうということにしているわけですよ。

ひろみ/はい。

當間/ところが、それは全く予約が埋まらないという、ちょっとちぐはぐな状況になっていると。

ひろみ/打ちたい人はまだ打てないという状態の中で、何だか不思議ですね。

當間/親御さんも大変だと思いますよ。
だって、受験生ですから、もし万が一そういう副作用が出たらどうするのかというところがあるはずでしょうから。
やっぱり、疑心暗鬼でワクチンのものを進めるよりは、やはりもう、打ちたい人は早めに打ってもらう。

ひろみ/そうですね。

當間/というような形の方針転換しないと。

ひろみ/希望者をどんどん。

當間/なかなか、代議士が言うように、8月で40%なんてもう、今の時点で100%やったにしても、那覇市は三十二、三%でしか達成しないはずなんですよ。

ひろみ/はい。

當間/それが現実だと思いますよ。

ミキオ/だってさ、この前、私たちの仲間の議員たちが、城間市長と会ったんですね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/私は責任追及しようなんていう気持ちは毛頭ないが、堂々と城間市長に、8月30日までには43%は大丈夫ですよと言うわけですよ。
これ新聞にも載っていました。

ひろみ/はい。

ミキオ/もう10日過ぎて、もうこれが達成できないことがはっきりしたわけですね。
これ政治的な発言ですんで、大丈夫ですかね、それ。
簡単じゃないよ、そりゃあ。

當間/ワクチンの数だけで計算してるんですよね。

ひろみ/打つことじゃなくて、数で。

ミキオ/ワクチンは目の前に置いていても駄目ですよね、打たなきゃね。

ひろみ/そうですよね、打たなきゃいけないわけですから、これは、どういう、この後なるんだろうと、ちょっとね。

ミキオ/まあ、僕らが期待するのはさ、その数字がわかったから、ごめんなさい、ちょっと戦略やり直しますといって、デニーさんも、城間市長も、よっしゃといって、やらんといかんのですよ。
このクルージングバースのところでも、朝から晩までやって、2000人規模までやれと。

ひろみ/はい。

ミキオ/武道館も、コンベンションセンターも、平日は6時まで開いてないから、昼間も開けるぞと。
何でそこにいかないのかなんですよね、何でそこに。
ワクチンの在庫は沖縄には133万回分あるんですよ。
ないかのように言ってる人は、打てないのを隠してるんです。
これは駄目ですね。

ひろみ/ぜひ早い時点でもう終了できるくらいの勢いでお願いしたいですよね。

當間/広域もっと活用、6時からしか、平日は6時からしかないわけですから、広域ももっと活用して。

ひろみ/ええ。

當間/加速化すると言ってるわけですから、早めに全体の比率が、言われるとおりに、国が言うとおりに8月で40%やるためには、接種率を上げるというために、もう最大限の努力をする必要がありますね、デニーさんも。

ひろみ/ぜひ県にお願いしたいと思います。
ここで1曲お届けしてよろしいでしょうか。
チューリップで「サボテンの花」

♪ チューリップ/サボテンの花 ♪

夏の甲子園

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
今週も話題がすごく盛り上がってるんですが、盛り上がるといえば、夏の甲子園。
もうずっと期待してたと思うんですけど、ミキオさん、やっぱり開会式ご覧になってました?

ミキオ/これ開会式、見ましたね。

ひろみ/はい。

ミキオ/もう、今年の子どもは、この前も言ったけど、今年の代表じゃないんですよ。

ひろみ/ええ。

ミキオ/去年の代表も踏まえての代表だからね、2年分の。

ひろみ/2年分のね、思いがありますね。

ミキオ/それで、八重山高校は去年勝ったけど行けなかったさーね。

ひろみ/はい。

當間/ですね。

ミキオ/そういうふうなことも全部含めての代表だから、2年分の重みを感じて頑張ってもらいたいですね。

當間/選手宣誓もそういう内容でしたからね。

ミキオ/ああ、そうだね。

ひろみ/沖縄尚学高校は13日、午後1時から徳島の阿南光と対戦ということで。

ミキオ/強いの、ここ。

ひろみ/そうなんですか。

當間/徳島ですからね。

ひろみ/徳島、強いんだ。

當間/徳島は、伝統的にね、池田高校はじめ。

ミキオ/そうだなあ。

當間/やっぱり四国勢ですから。

ミキオ/そうか。

當間/まあでも、沖縄は強いですよ。

ひろみ/パワーありますからね。

當間/選抜も優勝してますし。

ミキオ/何か、モリオさんの今の言い方、全然強くなさそうな言い方だけどね。

當間/いやもう、最近ね、ちょっと優勝から遠ざかってるもんですからね、沖縄県勢は。

ミキオ/この當間モリオさんというのは、豊見城高校のバスケット部ですよ。

當間/はい。

ミキオ/豊見城高校のバスケット部は全国大会行ったんですよ、この前。

ひろみ/すごいですね。

當間/すみません、残念ながら辺土名高校でした。

ミキオ/あ、そうね。

當間/辺土名に負けたんですよ、あの辺土名に、ちびっこ軍団の。

ひろみ/そうなんですか。

當間/はい。
辺土名が全国3位を。
辺土名が行ってよかったなと、前もお話しした。

ミキオ/全国3位。

ひろみ/すごいですね。

當間/全国3位なったんですよ。

ひろみ/身長じゃないんですね、本当にね。
でも、こういうちょっと明るい話題でね、県民もテレビの前でみんな応援ができればうれしいじゃないですか。

當間/ですね。
やっぱり、まだ高校生のスポーツ、野球もそうなんですけど、夏の恒例ということでね、大事ですよね、また今後。

ひろみ/さて、時間が本当にどんどん、あとエンディングの話題になっていくんですけども。
まずは、ラジオをお聞きの皆さんに、元気の出る話題として、モリオさんのほうから何かあれば。
2分ぐらいしか、1分ぐらいしかないんですけど。

當間/いやもう、元気が出るといえば、やっぱり私もスポーツを通してやっていますんで、今度の沖尚も見ながら、パラリンピックも見ながら。
私も本当に、自分で体力をつけながら、ジョギングをしてるんですけどね。

ひろみ/大切ですよね。

當間/やっぱり朝、気持ちいいですよね。

ひろみ/朝といえばもう、ミキオさん。

當間/そうそうそう。
皆さんもぜひそういった面では、自分で、自ら体力をつけるという意味では、ウォーキングでも、ジョギングでもやるというのは大事かなというふうに思っています。
元気なりますんでね、暑さもそれで乗り切っていきましょう。

ひろみ/さあ、そしてミキオさんのほうからも、ラジオをお聞きの皆さんに。

ミキオ/いやもう、きょうは元気の出る話よりも。

ひろみ/エールを送ってください。

ミキオ/ワクチンの話で終わりますが、この1回目の、40%に達しなければいけないというのがね。

ひろみ/ええ。

ミキオ/8月の9日で那覇市が30.94、もう8月30日までには30.94しかできない。
浦添市が31、名護市が32、糸満25、沖縄市25、豊見城27、うるま市27。

ひろみ/いやあ、何か低いですね。

當間/予想がそうなんだ。

ミキオ/全部悪いですよね。

ひろみ/いやもう、びっくりですね。

ミキオ/元気の出る話じゃないけど、しっかりしろと言いたいね。

ひろみ/活を入れてください。

ミキオ/しっかりしろと、もっとしっかりしろって、何でこんなに悪いんだと。
ワクチンがないとかって記者会見してる暇があったら、この数字を徹底的に直さなきゃ、信頼を失いますよ、これ。

ひろみ/いや、本当にそう思います、本当に。

當間/打ち手の問題であるんであれば、その体制というのはいくらでもやっぱり、つくれるものはあるはずでしょうから、全国知事会に、この医療体制のお医者さん、看護師をということをお願いするんであれば、ワクチンの打ち手の部分もしっかりと、やっぱりやるべきですよね、その辺は。

ひろみ/ぜひそれはね、本当にお願いしたいと思います。

ミキオ/はい。
きょうは最後、もう活を入れる話になりましたけど。

ひろみ/でも、せっかくですからね、もう最後においしい話題で締めたいと、この番組ならではですけども。
もう夏、これ食べてスタミナ、乗り越えていこうというのを、モリオさんとミキオさんから一言ずついただいて。

ミキオ/ステーキ。

ひろみ/ステーキ。

ミキオ/ステーキ。

ひろみ/やっぱりお肉ですね、スタミナが。

當間/冷やしそうめん。

ひろみ/優しいですね、お腹に。

ミキオ/僕の場合はもう、ニンニクをたっぷり塗ったステーキ。

ひろみ/お腹空いてきた。
そうですよね、ステーキいただくと、ちょっとパワーついた感じになりますからね。

ミキオ/そう。
頑張りましょう。

ひろみ/ラジオをお聞きの皆さんもですね。

當間/うな重だな、俺、うな重。

ひろみ/うな重、いいですね、うな重。

當間/なかなか食べれんから。

ひろみ/高価なものをいただいてください、ぜひ。

當間/そうそう、そうそう。

ひろみ/暑い夏ですけれども、ラジオをお聞きの皆さんもぜひご自愛いただいて、体力つけて頑張ってください。
あっという間のお時間でした。
ミキオポスト OnRadio、ご案内は、本村ひろみでした。
そしてゲスト、準レギュラー、沖縄県議会議員の當間モリオさんでした。
ありがとうございます。

當間/ありがとうございました。
またよろしくお願いします。

ミキオ/ありがとうございました。

ひろみ/そしてメインパーソナリティーはこの方です。

ミキオ/下地ミキオでした。
ありがとうございました。

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