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2024年の憲法記念日に思う

「加憲と改憲のベストミックス」

5月3日は憲法記念日。

国民みんなが、わが国の最高法規である憲法について考える日であります。

下地ミキオの憲法についての考え方は、「加憲」と「改憲」のベストミックスであり、単なる改憲ではありません。

現憲法に新たな条文を付け加えるのが「加憲」で、現実社会にしっかりと対応できるようにするのが目的です。

1.「教育の完全無償化」

現憲法においては、第26条に「義務教育の無償化」がありますが、その範囲を超えて、「保育から大学・専門学校まで、すべての子どもの教育を無償化する」ことを明記したいのです。

そうすることで、「政権が変わろうが教育無償化は継続される」ことになるのです。

教育無償化によって、わが国の国力が増すことは間違いなく、親の所得に関係なくすべての子どもたちが平等に教育を受けられる権利は、憲法でしっかり保障されるべきです。

2.「環境権」

地球温暖化という人類最大の課題に対して、日本という国家が正面から向き合っていることを世界に示すためには、環境問題に取り組む姿勢を憲法で示すべきだと考えております。

次世代のために地球環境を考えることは、現世代の責務です。

3.「自衛隊の明記」

多くの国民の理解を得ている自衛隊を、しっかりと憲法で位置付けることが大事です。

現憲法制定時に存在していなかった自衛隊が存在していること、わが国の防衛や災害派遣、急患輸送など大きな役割を担っている自衛隊が、自由と民主主義を共有する国々の軍隊と共にあらゆる事案に対応していかなければならないことから、憲法9条第二項の戦力不保持については、実態に則した改憲が必要だと考えております。

その時、憲法9条第一項の戦争放棄、第二項の交戦権否認については、わが国の歴史からして、絶対に堅持されなければなりません。

「憲法改正の国民投票には投票率規定を」

憲法改正は、衆参それぞれ総議員の三分の二以上の賛成で国会が発議し、国民投票において過半数以上の賛成が必要という、より民主主義な手続きを踏まなければなりません。

国家にとって重要な憲法改正に対応するわけですから、衆参各議員の三分の二以上の賛成は当然だと考えますが、国民投票で万が一投票率が50%なかったとした中での過半数以上となれば、憲法改正の基準としては不十分です。

国民の半分以上が投票しないと無効となり(投票率50%規定)、同じ内容での国民投票は5年後以降にしかできないようにする憲法改正手続きの法整備が必要だと考えています。

憲法の遵守は国民の義務であり、今日の憲法記念日を、その思いを新たにする日としなければなりません。

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