沖縄が好きだから、今もこれからも前へ進む!

2021.11.18放送分「軽石除去/リモート収録/殺処分ゼロ」etc…

オープニング

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、さあ番組のスタートです。
皆さんこんばんは、本村ひろみです。
そしてメインパーソナリティーはこの方です。

ミキオ/下地ミキオです。
こんばんは。

ひろみ/ミキオさん、こんばんはっていうことで、今日はリモートで画面越しなんですけど、今どちらですか?

ミキオ/今、東京です。

ひろみ/東京、はい。

ミキオ/東京からリモートでまた皆さんに、ラジオ番組の様々な情報を流していきたいと思います。
よろしくお願いします。

ひろみ/はい、よろしくお願いいたします。
もうお忙しくされてるんですけれども、ミキオさんの情報としては、新聞にも、あとテレビのニュースにもなってたんですが、軽石除去の実験に成功。
今日はこの話題を中心に伺っていきたいんですが。

ミキオ/そうですね。
まあ私の発想としては、軽石の石のようなものはね、このシャベルを使っていろいろと取れると思うんですね。
問題は、エンジンの中で入ってくるような、その浮遊物というかね、砂の浮いた物。
これをどう処理するかっていうのが非常に大変だと思ってたんですね。

ひろみ/あー、ええ。

ミキオ/そうしたら、私はもう選挙のときからずっとそのことを考えてて、砂をしゅんせつをするポンプ、しゅんせつがあるんですけど、これを使ったらどうかっていう発想があったんですね。
31日に選挙結果出た4日後に、この極東建設さんといって、ものすごく、この海上土木では、その工事をやるんじゃなくて技術を発揮するというか、ロボットを開発したり、様々なことをやる、まあ沖縄では今この分野ではナンバーワンですね。

ひろみ/あ、すごいですね。

ミキオ/その方に私の発想をお願いしたんですよ。

ひろみ/はい。

ミキオ/それで、向こうの研究施設のあるプールでやることになって、そして市会議員の宇根君とか、それで中心になってですね、夜中、名護に行ってこの軽石を取ってきてもらって、プールに入れて実験し始めたんですね。
初め、上から吸ったらもう全然吸わない。
それで横から吸ってもちょびっと吸う。
重機のへさき(?)を曲げて斜めから吸ったらまあまま吸うと。
こういうふうな形になってきたんで、これが真下から吸ったら吸えるんじゃないかと。

ひろみ/真下、ええ。

ミキオ/真下から吸うためには、またこの機械を新しく作らなきゃいけないわけですね、取り付けする機械を。
それをまた使う機会を作ってもらって、そしてその4日後にもう一回実験したんですね。

ひろみ/はい。

ミキオ/そうしたらもう、渦を巻くように吸いはじめたわけ。

ひろみ/動画のほうで私も拝見したんですけど、勢いよく吸い上げていきますよね。

ミキオ/そうなんです。
そういう状況がプールの中で成功したもんですから、これはちょっと現場でやらなきゃいけないと言って沖縄県と相談して、それで渡久地港でやったんですよ。

ひろみ/はい、ええ。

ミキオ/渡久地港でそれをやったらですね、非常に吸って、そしてそれを大きなプールみたいなものに水を流して、そして水は横から出るようにすると、この軽石が残るということになったわけです。

ひろみ/はー、はい。

ミキオ/もうダーっと水を流していって、そしたらもう水は横から濾過するような感じで海に流れていって、それで軽石の石とか砂が残るという、こういうのをその1時間でどれだけ残るかという実験をしたんですね。

ひろみ/うん。

ミキオ/その実験やったら、この1時間で1200回の一番ピークのこの吸い方で、大体トラック4台か5台分は軽石が吸えるんじゃないかと。

ひろみ/あ、そんなにですか。
すごいですねえ。

ミキオ/だからショベルカーで取るということもやって、その後の浮遊物だから、大きいものだったらショベルカーのほうがいいんですよ。
しかし、ショベルカーで、この浮遊物みたいに浮いてる物を1時間でトラック4トン、4台分とか5台分取れるかって言ったら取れないです。
漏れていくんですね。

ひろみ/なるほどね。
でも、ここに着眼して実験を成功させるまでいろいろとあったと思うので、今週はこの後、たっぷりとこの話をミキオさん伺っていきます。

ミキオ/はい、お願いします。

ひろみ/それでは、ここで1曲お届けいたしましょう。
この季節にぴったりです。
松田聖子さんで「風立ちぬ」

♪ 松田聖子/風立ちぬ ♪

軽石除去

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
さて、オープニングでもお話をされておりましたこの軽石除去の実験、ミキオさん具体的には早い時期からもう実験を重ねていたわけですよね。

ミキオ/そうですね、まあ選挙31日に終わって、その4日後から実験入ってますからね。

ひろみ/あっ、もう既にいち早く動いてたわけですけれども。

ミキオ/もう挨拶回りも会社回りもやりながらなんで、まあ極東建設の福田専務さんとかですね、みんなが快く沖縄県民のためにということでやっていただいたんで、それで早急な対応ができて、そして吸い込むことに成功したわけですね。

ひろみ/この吸い込む映像をですね、SNSで私、生でリアルに見ていたんですけども、ちょっと感動が伝わってきました。

ミキオ/そうですよね。

ひろみ/はい。

ミキオ/私の考え方申し上げると、この沖縄の生コンに使う砂の9割以上が、この海砂(うみずな)なんですよ。

ひろみ/海砂、はい。

ミキオ/海砂を取る船ってのが、沖縄には何隻かあるわけですよ。

ひろみ/へえー。

ミキオ/海砂を取るというのは、このポンプで取るわけですね。

ひろみ/はい。

ミキオ/だから、私は1番目にまず採取をするときには、このポンプで吸う船で、海の上で浮遊物になってる物は、これでまず吸い上げたほうがいいと思うわけ。

ひろみ/あっ、なるほど、最初はその段階で。

ミキオ/これは強力なんですよ。
だから船を前につけて、このポンプを上げて海砂のところザーッと吸わしたら、この漁港に入る前に、港湾に入る前に、汚濁防止膜で止めてたら、もうこれ相当な量を吸うと思うんですね。

ひろみ/ああー。

ミキオ/まずこれをやる。
それでも、海の中、漁港に入ってきたら、大きなものがあったらまずショベルカーで取る。
取れるだけ取って、この残りの浮遊物みたいな細かい砂で、ショベルカーで取れないものを私たちが開発したもので取ると。
この三段論法でいいんじゃないかと思うわけ。

ひろみ/あー、こうすると、もう大っきいのから細かいのまで、きちんと取っていけるわけですね。

ミキオ/そうです、そうです、そうです。
そういうことを初めから、やろうと思えばできることなんですよ。

ひろみ/そうですね、はい。

ミキオ/それでやっぱり、ビーチの前には汚濁防止膜をあけて(?)ビーチに絶対上げないようにしておく。

ひろみ/うん。

ミキオ/私はワクチンの接種のときも言ったけど、やれることやってんのかなあって思うんですね。

ひろみ/いや、確かにミキオさんはもう段階を経て、きちんとした実証実験までされてますからね。

ミキオ/そう。
まあ、それに、その次の手段を考えなきゃいけない。
もう吸えることは分かった。
取れることは分かった。
あとは取る方法を、まず沖合で船を動員して取る。
入ってきた物を、港の前を1回汚濁防止膜で止めときながら入らないようにしといて、船でどんどん取る。
中に入ってきた物はまずショベルカーで取って、浮遊物になったのは、全部あれ、あの薄くなった物はあの機械で取る。
昨日見ても全てなくなってたでしょ。

ひろみ/いやー、びっくりしました。
ほんとに実験の結果が明らかでしたね。

ミキオ/そう、それをやるんです。
私はこれだけ大量のやつが出てるんで、この大量のやつを、もう害だと思って捨てるというのにはちょっと違和感があるわけ。

ひろみ/うん。

ミキオ/何かに使えないかと思うわけね、これを。

ひろみ/はい。

ミキオ/今、いろんなところ探してるんです、仮置き場を。

ひろみ/あー。

ミキオ/仮置き場で迷惑にならないようにちゃんと置いといて、それでその間にですね、この使い道を考えると、このやり方をしたいんですね。
まあ初めはですね、考えたんですよね。
那覇港に今、埋立てしてる場所があるんですよ。

ひろみ/那覇、港のほうですね。

ミキオ/港のほうに。
***の近く、今埋立てしてるんですね。

ひろみ/はい。

ミキオ/話を聞くと、この普天間基地の残土を埋めてるっていうんですよ。
残土取ってきて。

ひろみ/あー、はい。

ミキオ/しかし普天間基地の残土をこの埋立てに使ってるという、そういうふうな情報があって今、確認中なんですけど。

ひろみ/ええ。

ミキオ/普天間基地の残土というのは、私からすると除去(?)しないでね。
残土処理をしないで、これを海に埋めるというのはよくないと思うわけ。

ひろみ/うーん。

ミキオ/実際行われてたらそりゃ、バツですよ。

ひろみ/はい。

ミキオ/だけど行われてると言ってるわけ。

ひろみ/ええ。

ミキオ/だから、私は初め、そこに入れたらいいんじゃないかと思ってたわけ。
この軽石の砂をね。

ひろみ/はい。

ミキオ/埋立てには砂使うんですから。
だけど、それではもったいないと思ったわけ。

ひろみ/うん。

ミキオ/これ何かに使える話になるんじゃないかと。
ただ埋立てに使って捨てていいのかという、せっかく、活用方法があるんじゃないかと。

ひろみ/ああ。

ミキオ/だから、そこは、でっかい仮置き場を探して、迷惑とならないように沖縄本島から全部集めてきてここに置いといて、その辺りで県の研究所がこの軽石についてしっかりと、この成分とかいろんなものを出して、それをいろんなものに、いろんな形で活用できないかどうかを私はやるべきだと思ってるわけね。

ひろみ/あっ、なるほどね。
これだけ来てるものですからね、何かに活用できればそれはいいですよね。

ミキオ/ただ今、東京ですから、僕、土曜日に帰るんで。
その土曜か日曜に、私が今考えてる仮置き場をうるま市にあると言われてるんで、提案を受けた場所を日曜日までに見てきて、その見てきたものを、これで大丈夫だったら沖縄県に提案しようと思ってるんですね。

ひろみ/あっ、これはちょっとまた一歩進みますね。

ミキオ/そう、これは捨ててはいけない。
捨ててはいけない。
活用しないといけない。

ひろみ/はい。

ミキオ/もう採取方法は決まった。
あとは仮置き場も決まった。

ひろみ/ええ。

ミキオ/あとは活用方法を決めて、時間をかけながら活用していく。

ひろみ/うーん。

ミキオ/そういうふうな、この流れをつくる必要があると思うんですね。
今、国と県が採取方法について民間の企業に募集してますと言うけども、これ何日たってんだと。

ひろみ/まあ、ゆっくりすぎますよね、もう本当に。

ミキオ/だめなんですよ、それで。
もう取り方は決まってるんですもん。
ほかに取り方があるかったら、そんなにないですね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/私が言ってる、あの砂のポンプしゅんせつ船で取るというのも新しい発想ですけど、あの機械はすごい。
吸収能力(?)なんですよ。

ひろみ/すごいですよ。
実験に実験を重ねて、もう既にできてるってのがすごいですよね。

ミキオ/そう、そういうことをしっかりとやりあげて結論を出していくというようなことが大事かなと思ってるんですね。

ひろみ/いやー、これはすばらしいと思います。
もうほんとに早くね、これが実証実験終わってるわけですから、活用に生かされるといいですね。

ミキオ/それをやるのが僕らの仕事ですね。
私はいつも言うんだけど、バッチをつけてるから政治家、バッチをつけてないから政治家じゃなくて、やれることはやる。

ひろみ/はい。

ミキオ/そういうふうなことをしっかりとやっていこうと。
県民が何を期待してるかっていうことに対して、答えを出していこうというふうに思ってますから、これからもそれについてしっかり提案をし、結論を出し、まあ県は早めに、この私たちの計画とやり方を具現化して、この漁民の皆さんの今の苦労をですね、早めに解除するように頑張らなきゃいけないですね。

ひろみ/いや、もう新聞でもテレビニュースでもいち早く取り上げてますので、これはもう進めるべきだと思います。

ミキオ/そうしましょう。

ひろみ/ぜひ、はい。
また新しい一手が打たれること楽しみです。

ミキオ/進めなければ本当にだめですね。

ひろみ/ここで1曲お届けいたしましょう。
前川守賢で「かなさんどー」

♪ 前川守賢/かなさんどー ♪

リモート収録

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
さて、今週はなんとリモートでの取材をさせていただいて、収録をしてるわけですけど、ミキオさん、今東京なんですよね。

ミキオ/取材じゃないですよ。
リモートでの収録です。

ひろみ/リモート収録で。

ミキオ/お間違いのないようにお願いします。

ひろみ/聞いてる人がね、あれ、取材なのかなと思う。
違います。
ラジオの収録でございます。
さて、この東京にいるという目的、まず伺っていこうかなと。

ミキオ/27年間国会でお仕事させていただいておりますんで、今回もいろんな方々にお世話になったので、お礼を兼ねながら感謝のお礼をさせて歩いております。

ひろみ/はい。

ミキオ/これもまた沖縄と同じように大変なんです。
いろんな方々に挨拶して。

ひろみ/ですよね、はい。

ミキオ/またそうやって、いろんな情報をいただいたり、私の今の環境をお話をしたりと、こういうこと今回は課せられてるのが1点ありますね。

ひろみ/はい。

ミキオ/もう一つは、もう12月になると沖縄振興策が決まるんですね。

ひろみ/あ、12月。
もういよいよですね。

ミキオ/だから、これをどういうものに決まるのかなというのを今見て歩いてるんですよ。

ひろみ/この振興策ちょっと気になりますからね。

ミキオ/いや、これ10年に1度ですから。
だから、私がずっと言い続けている、このダイナミックなやつをつくりきれるかどうか。

ひろみ/うん。

ミキオ/やっぱそこにかかってくると思うんですね。

ひろみ/はい。

ミキオ/10年前は私たちが中心になってつくったんですよ。
10年前につくった大きな3つというのは、1つは一括交付金という制度をつくって、当時の仲井眞知事が、自由に何でも自分の決定権でつくれるような制度をやったんですね。

ひろみ/うん、はい。

ミキオ/民主党政権ですよ。
国民新党連立政権です。
仲井眞さんは自民党の支持を受けて知事になった人。
それでも私たちは、2600億円だった予算を3600億円まで伸ばし、そして仲井眞さんが自由に使える制度にするという、絶対沖縄には誰が与党で誰が野党で、どの知事がなったからっていうのは一切考慮する必要はなく、沖縄県民のためにと思って予算も上げて、制度も沖縄県のためにと思ってやってきたんですね。
だから、この制度をつくったっていうのは、県知事にとってはほんとうれしかったと思うよ。

ひろみ/うん、そうですね。

ミキオ/もう内閣府のひもづけの予算じゃなくて自分でできるから。
2つ目には、私が相当あのときに教育に力を入れたもんですから、この沖縄振興開発計画の中に初めて「琉球大学」という言葉を入れて、「専門学校」という言葉入れて、「私学」という言葉を入れて、この3つがちゃんと内閣から支援を受けられるような仕組みをつくったんですね。

ひろみ/ありがたいですよね、ほんとに。

ミキオ/だから今、琉球大学が病院造ってますけど、あれ文部省でやると財投の借入8割、基金が1割、自己資金1割ですよ。
だけど今回は、10年前に振興策って書いたもんだから、8割補助金です。

ひろみ/うーん。

ミキオ/それが大きいんですよね。
だから、琉大はほんとにスケールの大きい病院を造ることができる。
そうなると、ひろみさんが行ってるクリニックの先生、中間病院の豊見城中央病院とか大浜病院とか徳洲会とかっていう病院ね。
浦添総合とか。
最後に琉大が残ると、この最後の砦が琉大だということになると、この3つの連携が沖縄県民にとって非常に大事になるわけね。

ひろみ/はい。

ミキオ/だからちょっと難しい手術になると、県外にと言ってたけど、琉大に、相当私はいいお医者さんが集まるんじゃないかと思うわけ、施設がよくなるから。

ひろみ/ありがたい。
ありがたいですね、そうするとね。

ミキオ/そう、だから琉大をコアとしながら、この物事が動いてくるというようなことができる根拠法をあの10年前に私は入れたんですよ。

ひろみ/うーん。

ミキオ/これ、専門学校も同じ。
沖縄振興策で専門学校にお金を出すという基準はありませんが、これもこの専門学校という言葉を入れたんで、専門学校の子供たちに奨学金の制度を今つくってますね。

ひろみ/うーん。

ミキオ/それであと、私学という言葉入れたんで、尚学、興南高校、それと昭和薬科。
そういうふうな私学にも、そのお金が入れられるという、まあこういう制度ができましたね。
こういうふうに、2つ目には教育に視点を当てて、沖縄振興策の中に教育制度初めて入れたというのがポイントなんですね。

ひろみ/いや、これミキオさんの成果はほんとにありがたいですよね。

ミキオ/あと3点目は、この沖縄振興開発計画を今までは国がつくって沖縄県が承認してきたものを、方向性を国が出して、法案、全ての内容は沖縄県がつくるって決めたんですよ。
これすごくない?

ひろみ/すごいですね。

ミキオ/沖縄県が主体的に物事をつくるということを決めたんですよ。
一括交金以上にこの部分は大きな成果で、どうしたら沖縄県が自分で法律をつくれるかっていうところを、次の振興策は自分でつくれますよって言ってボール投げたんですよ。

ひろみ/いやー、これはすごいですね。

ミキオ/すごいでしょう。

ひろみ/はい。

ミキオ/さあ、それから10年たちました。

ひろみ/10年たちましたね。

ミキオ/さあ、どんなものをつくるかというのが、これからポイントなんです。

ひろみ/そう言われるとすごいことになってますね。
ポイント高いですね。

ミキオ/だから今回、見て歩いてるんですよ。
いろんな人から情報取ってるんですよ。

ひろみ/どんなふうにでき上がるか。

ミキオ/そうですね。
私が申し上げてるのは4つあって。
1つは、この那覇から名護までの、本部までの鉄軌道。
この10年間、調査費の予算を35億円ぐらいつけてきた。

ひろみ/うーん。

ミキオ/この35億円も予算をつけてきて、さあ、次の振興策でこれできますよと、やり切れるかどうかね。

ひろみ/うん。

ミキオ/コンサル会社のために35億つけてきたわけじゃないから。
これ県民の実現する…。

ひろみ/成果がないと困りますよね。

ミキオ/そう。
だけど、それが今回何も載らなかったら、また調査費だったら、意味がないですよね。

ひろみ/それはもう、もったいないですよね。
過去の35億はどうなったんだと。

ミキオ/そう、これが1点あります。
2点目には、沖縄電力の石炭火力発電を10年以内にゼロにする。

ひろみ/うーん。

ミキオ/そのために、沖縄振興策や沖縄県の施策で沖縄電力をサポートする。
明確に10年以内でゼロとするということを書いて、深掘りした沖縄電力をサポートすることを今度の法律に書いて、日本一環境に優しい、二酸化炭素の排出量の一番きれいな島をつくれるかどうかを、これをやらんといかんですよ。

ひろみ/いや、これはぜひそうあってほしいですね。

ミキオ/もう、環境なんですよ。
だから、鉄軌道も2000万人までの観光需要を伸ばそうとしたら、間違いなくそこにこの道路、レンタカーや様々な車が走りますから、その人たちが渋滞すれば渋滞するほど、二酸化炭素の排出量が多くなる。

ひろみ/そうですね。

ミキオ/浦添市のメイクマンのところが一番、日本一、今。

ひろみ/渋滞してますからね。

ミキオ/そう。
だからそこを考えると、この1番の鉄道と2番の電力に関しては、どんなことがあってもやらんといかんですね。
3番目は、沖縄はもう戦後すぐに土地を取られた。
キンザー取られ、普天間取られ、那覇軍港取られ、嘉手納取られ、北部取られ、ハンセン取られ、シュワブ取られって、もういっぱい取られてるよね。
そのために何が起こったか。
この人たちに取られたおかげで、間違いなく沖縄の土地が小さくなったんで、沖縄は持ち家が30%ぐらい、借家が7割って全国からすると考えられないような比率になっているんですよ。

ひろみ/うーん、土地が狭くなっちゃった分、そうなんですね。

ミキオ/そう、それを取り返さんといかんよね。
これ取り返さないとさ、もったいないでしょ。

ひろみ/ねえ、沖縄の土地ですからね。

ミキオ/そう。
復帰して50年。
アメリカの施政権下で27年。
77年もまだ同じように取られていったら、これもいい加減にせいと話がある。
これを、だから今回取り戻す。
しかし、ひろみさんがいる新都心は、町ができるまでに30年、着工するまでに30年かかったのよ。

ひろみ/30年?
そんなにかかったんですか。

ミキオ/15兆円ぐらいの予算かけたんだけど、30年かかってスタートだから。
だけど、今のままだったら、そんなことになりかねないわけさ。

ひろみ/なるほどね。

ミキオ/そうすると、取られた人たちが恩恵を受けなくて亡くなっていくわけよ。
だから、私は今回の振興策の中に、すぐにでもこの着工できるような法律を入れるべきだというのが私の考えなんです。
それをやらないとだめなんです。
那覇軍港のところの***地域は、鏡水の地主さんから、防衛省が取って、防衛省が総合事務局に貸して、総合事務局が民間に貸してるんです。
地領も払う、中が使ってるのは民間って決まってるんですね。
だから私たちの頭は、地領は後100年も払いましょうと。
その代わり、中はそのまま軍事利用じゃなくて民間利用しましょうと。

ひろみ/うーん、民間利用のほうで。

ミキオ/そうそう、そういうような事例があるからそれやりましょうと。
中城のイオンモールもそうですね、あれも基地の跡地ですね。

ひろみ/あ、ライカムのほうも、はい。

ミキオ/あれも、地主がサーッとまとまったからすぐできましたね。
そういう感じのことを、法律でつくりましょうと、そうしたらどうなります?
普天間からキンザーまででトンネル掘って、立体開発にして、普天間はもう国際空港として残しながら、周りにホテルを造って、おもしろい高台の町をつくって、それで軍事利用じゃなくて民間利用する。
そういうふうなことをやりながら、キンザーの再開発して、あそこの西海岸、渡嘉敷、渡名喜を見ながら、斜めになってるでしょ、あそこ。

ひろみ/ちょっとね、緩やかな丘陵地ですからね。

ミキオ/そう、もうすばらしいものになると思うんですよ。

ひろみ/あー、確かに。

ミキオ/ど真ん中に100メートル道路を走らせて。
もう様々な施設を造れる。
那覇軍港は那覇軍港でシーアンドエア、あの地域を全て空港と港湾とで、新しい産業の町をつくる。
そういうことをやったら大体60兆円ぐらいかかりますね。
これで産業は面白くなるんですよ。

ひろみ/なるほど。
大きな町が構想されますね。

ミキオ/まあ、それをやるにも沖縄振興策でじゃあどんな法律をつくるかが大事だと言ってるわけ。

ひろみ/いやー、確かに、言われて今分かりました。

ミキオ/法律がないとできませんから。

ひろみ/そうですね。

ミキオ/最後は、子どもの貧困は、教育の無償化。
保育園から大学、専門学校まで無償化する、これが貧困対策なんです。

ひろみ/教育の無償化、これはずっとミキオさんが言ってますからね。

ミキオ/NHKでも出てましたね、この前。
コロナのためにお母さんのパートがなくなって、それで大学行ってる子供が辞めて、自分で妹のために稼いで、妹だけはちゃんと学校出そうという、こういう番組がありました。

ひろみ/いや、つらい話ですね、ほんとに。

ミキオ/そういうことが絶対ないように、勉強したいという人が勉強できない環境をつくってること自体がもう、これはもう政治家の背任行為。
これはね、私なんかに言わせればもう18歳以下に10万円配るとかというより、そんなことはせずに、教育の無償化を全部やったほうがいいですよね。

ひろみ/ありがたいです。
そのほうが親御さんにとっても肩の荷が下りますよね。

ミキオ/そう。
だって親御さんも楽になるし、教育の無償化こそが貧困対策なんですよ。

ひろみ/これをぜひ進めてほしいですけどね、ほんとに。

ミキオ/そうそう、やっぱこの5つ、やっぱこの5つをこの沖縄振興策の中に入れきれなかったら、玉城デニー知事も西銘大臣もだめですね。
特区が延長したとか、オリオンビールが延長したとか、泡盛が延長したとか、こんなのはもうやればいいんです。
だけどこれは、オリオンビールでも年間300億円ぐらいしか売上げがない。
泡盛も、200億もない。
だからこれはもう延長してあげたらいいんですよ。
しかし、延長してあげても、これを成果といってバンザイと言ってはいけないわけ。
変わらないから。
沖縄は6兆円までGDP伸ばしたいんですよ。

ひろみ/6兆円。

ミキオ/うん。
だから、300億とか200億の産業がどうあるかっていうのは、そんな大きなことではないわけ。
それはもう、ちゃんと伝統文化だし、沖縄創業以来のビール会社だから守ってあげればいいんです。
しかし、それを政治の成果だと言うんだったら、これはもう大間違いですね。
問題はもう取りにくいもの、やりにくいものやれるかどうか。
これをやらなきゃいけない。
まあこれより、準プロジェクトといえばもう、この5大プロジェクトの下に準プロジェクトといって、1つはもう国頭から与那国まで5Gをセットすることね。

ひろみ/5G。

ミキオ/そうしたら情報格差がなくなると、すごくよくなるから。
それとか、準プロジェクトとして、あそこの嵐山のテーマパークなんかが成功することね。
準プロジェクトとして、久米島の深層水が成功することね。
準プロジェクトとして、宮古の三菱地所がやろうとしてる宇宙開発が成功することね。
準プロジェクトとして、石垣のスーパーシティ構造、石垣市が応募してるから、それが成功することね。
こういうことが成功したら、もう、準プロジェクトだよこれ、これだけでも。

ひろみ/これ壮大で、夢のあるテーマですね。

ミキオ/だけど、5大プロジェクトには勝てないわけ。
これが、この準プロジェクト。
その下に今度は何があるかと言ったら、県内から県外に出す物流補助の問題とかね、そういうことなんかが、どんどんどんどんまた小さいのが入ってくるわけですよ。
そうやると、沖縄が元気になる。
それを全部決めるのが今回。

ひろみ/いやー、12月はじゃあかなり大きいですね、注目されますね。

ミキオ/まあ、だけど明日、明後日の自民党なんかの総務会で大体決まるんじゃないか。
もう、ちゃちなものになるんだったら、これはもう終わりですよ。
もう金融特区の延長です。
産業特区がちょっと大きくなりましたとか、もうこんなのでもし決まるんだったらもう、玉城デニーさんも絶対これ辞めたほうがいい。
西銘大臣も、何のために沖縄から担当大臣が出たのかって、そんなことになるね。

ひろみ/うーん、これから先の沖縄を担う大切な10年の企画ですからね。

ミキオ/そうです、あと1か月で決まる。
今、泡盛とかオリオンビール石油税とか、特区の問題とかOISTとか、全く何も変わってないものだけが延長されて、新しいものが来なかったらどうなる?
ひろみさん。

ひろみ/いや、それはもう夢がないですよ。
これから先10年、大っきいことしてほしいですから、ぜひこれ、ミキオさんの10のテーマをサイトでも皆さんチェックしていただくとね、「あ、これ夢がある」って分かってくれると思います。

ミキオ/そう、僕はね、全部法案をつくって出したんですよ。
法案をつくって1個ずつ出した政治家は、沖縄選出国会議員で下地ミキオだけ。
あとは、もう口で言ってるだけ。
それはおかしいよね。

ひろみ/ねえ、ほんとですよ。

ミキオ/そういうようなことを、今回どういうふうなことになるのかなというのを見に回ってるわけよ。

ひろみ/東京に今いる目的は、やはりそういうことだったんですね。

ミキオ/しかし、期待しますよ。
期待を裏切ったらきついですよ、お二人の知事と大臣は。
本当にがっかりすると思うよ。

ひろみ/ちょっと見守って、ちょっと注目したいと思います。
ここで1曲、お届けいたしましょう。
オフコースで「愛を止めないで」

♪ オフコース/愛を止めないで ♪

殺処分ゼロ

ひろみ/ミキオポスト OnRadio、お届けしております。
今週はリモートで東京にいるミキオさんとつないでおります。
さてミキオさん、ドッグスクールって言うんですかね、今いろいろと構想もあるんですか。

ミキオ/ドッグスクールというより、私は殺処分ゼロの施設を落選中の間に必ずつくります。

ひろみ/ぜひお願いしたいです。
これ力、私も入っちゃいますね、本当に。

ミキオ/この前だけどね、シオンドッグスクール先生のところにご挨拶に行ったんですね、会社の。
私の犬がお世話になってましたから、風真(ふうま)がね。
ちょっと木を植えてもらったんで、手合わせて、そしたら1匹のシェパードがいたんですね。
そしたら、このシェパード、何にするシェパードかと言って、宮古から帰ってきたって言うんですよ。
そしたら何かっていうと、この古来の沖縄の、このヤンバルクイナとかいろいろ、古来の沖縄の動物たちがいるでしょ。
それは外来の、このイタチとか、いろんなものに食べさせられて、ヤンバルクイナも数が減ってるわけですよ。

ひろみ/あら、イタチ。

ミキオ/これを駆除するための犬だっていうんですね。

ひろみ/あっ、そういう役割の犬もいるんですね。
へえー。

ミキオ/いるんですよ。
この一頭の犬は、このイタチなんかのフンを嗅ぎ分ける犬。
もう一頭の犬は、イタチを追い詰める犬。
これが活躍してるから、ヤンバルクイナの数が伸びてるって言うんですよ。

ひろみ/いやー、びっくりしました。
そういうシェパードがいるんですね。

ミキオ/怒られた、怒られた、先生に。
ミキオさん、それも知らないで国会議員やってたんですかって。
環境省が、この数が伸びましたとか何とかって言うけど、この犬たちのおかげですよと。

ひろみ/いや、これ私も知らなかった、そういうことがあったんですね。

ミキオ/今度、僕、国頭に見に行くんですよ。

ひろみ/あ、実際に、シェパードも。

ミキオ/そう。
シェパードも見に行って、どういう形でやってるのかっていうのをちょっと見てみようと思って。
面白いですよね。

ひろみ/興味ありますね、これは。
はい。

ミキオ/だから、そういうふうな活躍ができるわけですよ。
だから殺処分ゼロにして、ちゃんと1回、動物たちの心を和まして訓練を受けさせて、社会に貢献できるようにする役割をしないといけない。

ひろみ/なるほど、ええ。

ミキオ/そのためには、土地が必要ですね。
そこで、この犬たちをちゃんと殺処分の場所から全部引き取ってきて、ちゃんと元気にするという仕組みをつくらなきゃ、これをやろうと思って、今度。

ひろみ/これはね、ほんとにもう夢が広がる話ですね。

ミキオ/これはね、ちょっとつくって、私が理事長になってつくって、多くの人たちの気持ちを入れて、何と言いますか、NGOの皆さんに運営してもらうという、こういう仕組みをちょっとつくろうかなと思って。

ひろみ/もう応援する方、絶対多いと思います、ほんとに。

ミキオ/ゼロにする、全部引き取る。
前から言ってるさ、愛護センターまず潰すべきだって。

ひろみ/そうですね。

ミキオ/それからスタートすればいいだけ、だけどやらないんだから。
そういうことができる環境をつくれる場所を、ちょっと今探してます。

ひろみ/いや、沖縄のやっぱり新しい未来に向けて、やんばるのね。

ミキオ/そう、せっかく今こういう落選という厳しい結果だけども、時間をいただいたんで、この間に結果が出せるようなことにしたい。

ひろみ/いや、でもほんとに動いてますからね、ミキオさん。
いろんなことをされてるなっていう感じがします。

ミキオ/まあ、今回は職場体験、もう一回やりますね。
視察やりますね。
3番目は、空手やりますね。
4番目が、野球やりますね。
5番目は、写経やりますね。
6番目は、料理教室やりますね。

ひろみ/料理教室もやるんですか、いよいよ。
はい。

ミキオ/7番目は、ゴルフやりますね。

ひろみ/ゴルフも?

ミキオ/シングルプレーヤーになろうかなと思って。

ひろみ/ミキオさんのゴルフ、これはまた楽しみですね。

ミキオ/週に2回は練習場行って、月に2回は本番行って、この落選の時期の4年間で、シングルプレーヤーになってみようかなと思って。

ひろみ/いやー、さすがですね。
とどまるところを知らないというか、ミキオさんすごいと思います、それ。

ミキオ/これをちょっと目標にしてやって、この7つぐらいをちょっとやりながら、4年を待とうかなと思ってます。

ひろみ/まあ、それにしても、朝もきちんと皆さんにもお礼をされながら、掃除をしたり、ラジオ体操をしたりと、ちょっとSNSで投稿されているのを見るとね、すがすがしい気持ちになりますね。

ミキオ/朝6時に事務所を出るときにも、SNSのフェイスブックライブで、それとあと何だった?

ひろみ/インスタグラムのライブも。

ミキオ/ライブで、ミキオのゆんたく、6時から6時15分までやりますね。
その後、終わったら、今度の選挙でお世話になった人の家とか企業の前を、何も言わないで清掃する。
これが終わったら、泊交差点を清掃して、そして街頭でやって、またSNSで流して、それで会社の訪問会を開くと。
これがまだまだ終わらないんですよ。
これを終わらせて、やっと夜はまた会合やってって、この繰り返しをちょっとやっていこうかなと。

ひろみ/ずっと走り続けてる感じがいたしますが、もう元気で頑張ってる姿をみんなが楽しみに応援してますので。

ミキオ/はい。
とにかく自分たちの特産物をきちっと守ってやる、私は黒糖が余ってるという言葉を聞くだけでもほんとにイライラするし、頭にくる。
何をやっとるんだと、農家で恥ずかしくないかと。
これぐらいのことは、売り抜かないと。
これを大臣にお願いしに行くとか、いろんな人に自民党の幹事長にお願いするとか、こんなちゃらちゃらしたことしちゃいかんと、自分でやれと。
自分で。
最高の作品でしょ、黒糖は。
そんな最高な作品を、政治のお願いしなければ売れないぐらいだったら、ほんとに恥ずかしいと思ったほうがいいと思うよ。
それを堂々とやること自体がおかしいんですよね。
私はそういう意味でも、もっと自分に誇りを持たないと。
ペコペコお願いする、そんなことだけやってたらだめですよ。
こういうふうな、この体質を変える。
これがやらなければいけないことだと思いますから、しっかり頑張っていきましょうということですね。

ひろみ/今週も、元気の出る話題いっぱいいただきました。
そして、軽石の除去の実験も成功ということですので、また引き続き応援をしていきたいと思います。
ミキオポスト OnRadio、ご案内は本村ひろみでした。
そして、メインパーソナリティーは。

ミキオ/下地ミキオでした。
ありがとうございました。

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